
撮影場所:小石川植物園
撮影日:2018.03.17
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ



一般によく知られた花であり、とくに解説はいらないだろう。
先端が巻いたヒゲのような細い葉を伸ばした立ち姿と、ちらりとのぞく花の内側の様子など、たいへん魅力的だ。

撮影場所:根岸森林公園
撮影日:2018.03.30
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD F012 以下同じ
毎日のようにスキップを連れて歩き、運動をさせている根岸森林公園なので、いまさらサクラの写真を撮るのも面倒……、という気がしていたが、日に日に花の層がたっぷりと厚くなってくると、まあ、一応記録しておこうか、という気になってくる。
そうはいっても、スキップに運動させるのが本来の目的なので、レンズは小型の TAMRON35mmレンズのみをカメラの付けて出掛けた。
〇〇コ拾いはしなければならないし、遊び道具も持っていかねばならない。中型犬を運動させるのは結構たいへんなのである。
だから今日の桜撮影は「TAMRON35mmレンズ縛り」の制約の中ですべての撮影をやらなければならなかった。

たくさん撮影してしまったが、本日の記事はとりあえず、花見のメインとなっている中央広場付近からソメイヨシノの林を眺めた景色のみとした。








撮影場所:自宅庭
撮影日:2018.03.28
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ
以前は庭の北東側の崖にオオシマザクラの巨木があった。
亡父が地主と等価交換をやった際、道路を通すため、そのオオシマザクラを伐採しただが、切り株から復活。
正確にはいまはわが家の庭ではないが、私道向かい側の小さな三角のスペースは自分の庭のようなもの。そこから伸びたオオシマザクラが私道の上に枝を伸ばし、いまきれいな花を咲かせている。

午後の陽射しを受けて南西向きに咲いているので、ほんとうは午前中に撮影すべきではないのだが、朝9時過ぎに撮影した。念のため、午後にも撮影したが、よく撮れている写真は朝9時過ぎに撮影したものばかり。
こういうことはよくある。
新鮮な気持ちで花と向かい合っているときには感動があり、よい写真が撮れるのだろう。



横浜の住宅地で見かける確率の高いのは、まず1番にソメイヨシノ、2番目がオオシマザクラ、3番目がヤマザクラだ。
このうち花のサイズはオオシマザクラがもっとも大きく、花の白さもオオシマザクラがもっとも白い。
若葉が出てくると同時に咲き、花の白と若葉の緑のコントランストが美しい。私はたぶんこの配色が好きなのだろう。サクラの中でもっとも愛しているのはオオシマザクラだ。
ほかの花々でも、白と緑のコントラストを見せる花が、当ブログには多数登場しているはずだ。

上の写真の中央の三輪の花、真っ白なオオシマザクラも、開花から日数が経つと花芯の部分は赤く染まってくる。
オオシマザクラに限らず、ほとんどすべてのサクラの花に共通の現象のようだ。
「この花は真っ白ではないからオオシマザクラではない」などと判断してはいけない。
また、一般に、サクラは自然に交雑して雑種を作りやすい性質があることも頭に入れておきたい。


撮影場所:自宅庭
撮影日:2018.03.28
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ
根岸森林公園にも、横浜市こども植物園にも、小石川植物園にも咲いているけれど、わが家の庭のタチツボスミレがもっとも生育がよくて、もっとも見映えがよいようだ。
とくに植えたわけではなく、勝手に侵入して庭のあちらこちらへ勢力を拡大中。
葉が出てくるとタチツボスミレだとすぐわかるので、草むしりしないよう心掛けている。


これらの写真を眺めると、ササが伸びてきているし、ドクダミの葉も見える。
また草むしりに忙しい日々がやってくる。
もう少しササを刈ってから写真を撮ればよかったのだが、急に暖かくなっていろいろな花が咲きはじめるので、いまのところ草むしりなどやっていられない。

撮影場所:小石川植物園
撮影日:2018.03.25
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ




撮影場所:小石川植物園
撮影日:2018.03.17
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
フサザクラは房のような花を桜に見立てたことから付けられた名前だろう。
バラ科の桜では無いことは一目瞭然。カツラ(カツラ科カツラ属)の近縁でフサザクラ科フサザクラ属だそうだ。
『花おりおり』(朝日新聞社)によると、日本産のこの樹木と、中国からヒマラヤに分布する別の1種があり、フサザクラ属には2種しかない。そしてフサザクラ科はフサザクラ属しかないのだそうだ。


花被はなく、多数の雌蕊と雄蕊からなる。赤いのは雄しべの葯の色だ。
雌しべは雄しべの上(雄しべの付け根付近)に見える。
3月17日の撮影だが花は終わりかけていた。その前回の11日は天候が悪くなったので、この付近を巡らないまま帰宅したのが悔やまれる。

なお、花以外に枯れたゴミみたいなものが写っている写真があるが、それは前年のフサザクラの実がぶら下がっているのだ。種の入っている部分がふっくらと盛り上がっているので実だとわかる。

撮影場所:信濃町・慶應病院
撮影日:2018.03.23
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ
3月23日、信濃町・慶應病院前庭のソメイヨシノです。
院内にスターバックスがあり、その横がウッドデッキの休憩スペースになっています。
頭上はソメイヨシノ。八分咲きくらいでしょうか。
ほかにも大きな木があって、午前中はなかなか日が当たりませんが、午後少し陽が射してきて、いまだ!! とばかりにレンズを向けました。
下のアップの写真は頭上から垂れてきている枝の花を撮影したものです。



