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オウバイ(黄梅) 2018.02.26 -- 1

2018.02.26(20:00)

180220 小石川植物園 オウバイ1

 撮影場所:小石川植物園
 撮影日:2018.02.20
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ

 黄梅(オウバイ)を名乗る花はいろいろある。
 オウバイをネットで検索すれば、ヒットするのはモクセイ科ソケイ属(ジャスミン属)の黄梅(オウバイ)であり、それに次いで ウンナンオウバイ(雲南黄梅)が出てくる。
 上の2種はすでに当ブログで紹介済みだ。

 しかし、この記事で扱うのは梅の仲間の黄梅である。


180220 小石川植物園 オウバイ2

 よく知られているのは鎌倉・瑞泉寺本堂前の黄梅だ。
 瑞泉寺本堂前の黄梅は、江戸時代からの古木で、野富太郎博士によって名付けられた、という。
 小石川植物園の黄梅の学名は Prunus mume cv. Ohbai, Rosaceae.で正真正銘の梅である。見たところでは、瑞泉寺のものと同じ梅のようだ。
 私は San Poの会で瑞泉寺を訪問したとき実物を見ているが、iPhone しか持っていなかったので撮影を諦めた経緯がある。写真はすべて小石川植物園で撮影したものだ。

 花弁がやや退化してほっそりとしている。だから数多い雄しべの葯の黄色が目立ち、それで「黄梅」と名付けられたのだろう。


180220 小石川植物園 オウバイ3

 なお、「花弁の退化」についていえば「テッケン(酈懸)」という梅がある。
 

《オウバイの隣の木「テッケン(酈懸)」》

180220 小石川植物園 オウバイの隣のテッケンjpg

 テッケンは花弁がほとんどすべて退化して無くなっている。花に個体差があり、ときおり花弁が少しだけ残っていたり、しっかり残っている花もたまに出てくる。
 当ブログでは過去に根岸森林公園の「テッケン(酈懸)」を数回紹介しているが、小石川植物園では「オウバイ(黄梅)」の隣りに植えられていて、見比べていると「オウバイ」という梅の成り立ちがわかりやすい。

 テッケン(酈懸)は梅の図鑑にもよく載っていて、各地の梅林にも植えられているようだが、オウバイ(黄梅)は鎌倉・瑞泉寺と小石川植物園以外にもあるのだろうか。私は聞いたことがない。

 次回は、テッケン(酈懸)の紹介記事を予定している。

2018年02月26日

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