
撮影場所:小石川植物園
撮影日:2018.02.07
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ
小石川植物園の巡回方法をいつもとは逆コースに変えて2回目、池の畔に上のような木をたくさん見つけた。
本牧山頂公園でオオバヤシャブシを見慣れているので、「オオバヤシャブシの仲間かな」と思ったが、当たっていた。
同じカバノキ科ハンノキ属のハンノキの札が掛かっていた。
しかし木が大きい。上の写真は中程度の高さの木を見上げたものだが、大きな木だとブログの写真サイズでは細部がわからなくなるくらいの高木になっている。

低い木もあるにはあるが池の際など、足場が悪く撮影しにくい。
後で調べてみると、やはり低湿地などに自生する木だ、ということだ。

花の咲いていない雄花序だと思って撮影していた。
撮影した写真をトリミングしてみると、すでに花が咲いてほとんど終わりに近いように見える。

たまたま 多摩NTの住人さんのブログにハンノキが掲載され、雌花序についての言及があった。
上の写真では、雄花序の右上のほうに小さく雌花序が写っている。注意して見れば、3枚目の写真にも写っている。なお黒っぽい松笠のようなものは昨年にできた実だ。
次回小石川植物園へ来たときは、雌花序にフォーカスを合わせた撮影を忘れないようにしたい。
ハンノキ属と属の名前になっているから、ずっとハンノキを見たい、と思っていた。
いろいろな時季に、同じ植物園でも巡回の順序を変えるとか、コースを変えるとか、目新しいことをいろいろとやってみると、思わぬ収穫があって嬉しい。