
撮影場所:小石川植物園
撮影日:2018.01.21
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
久しぶりの小石川植物園、1月21日の写真です。
上の写真はトベラの実。赤いものは仮種皮、かなりべとついています。
同様の写真をブログ「自然大好き《道端観察記》」のYAKUMAさんが1月上旬にマルタで撮影され、ブログに掲載されていて、私はびっくりしました。

同日の写真ですが、少しトリミングして、種子が見えないか、と捜してみました。
わかりにくいです。左端の実は仮種皮が開いて赤い種子が見えているのか、それとも写真下方の実の仮種皮の奥に黒っぽいのが見えているのが種子なのか…。
申し訳ありませんが、結論はまた来年 ! ですね。
来年は触って確認したい、と思います。
《参考:5月11日の花》

撮影場所:小石川植物園
撮影日:2017.05.11
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
上の写真はトベラの雄花。雌しべが見えるとか、子房が少し膨らんでいるとか、異論が出てきそうですが、要は下の写真が明らかに雌花だから、ということです。雄しべの様子と 子房の膨らんだ雌しべと、それぞれ比較してみると結論は上の写真が雄花、下の写真は雌花とせざるを得ない、と思います。

《参考:6月9日の出来たての果実》

上の花からできたばかりの果実。まだ小さく、みずみずしいです。。
《参考:8月9日、成長中の果実》

《参考:11月7日、灰緑色になり始めた果実》

果実は肥大化して、緑の色が淡くなっています。
12月はさぼって小石川植物園へ行きませんでしたが、緑の色が抜けて外側の堅い皮が割れ始めるのでしょう。
最後はトップの写真のようになっていく、ということです。
トベラの名は「扉」の転訛だそうです。「鬼避けに門まわりに植えた」とか、「節分のときに魔除けとして戸口に掛けた」とか、いろいろ書かれていて、どれが正しいのかわかりませんが、まあ、そんなことから付けられた名前のようです。
私の印象としては、この木は三浦半島など海岸に多い。私の自宅付近では本牧山頂公園で見ることができます。