
撮影場所:小石川植物園
撮影日:2017.09.05
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ
タヌキマメはマメ科タヌキマメ属の一年草。
花と一緒に写っている毛がたくさん生えた豆みたいなものは、実らしい。
いつ見ても、咲かせた花を見せているのはひとつの茎でひとつかふたつ。それが当たり前らしい。
そして、この毛が生えた実からタヌキを連想するらしい。連想するのは「尾」だ、と「野草の名前[夏]」には書かれている。
小石川植物園のタヌキマメは、分類標本園の区画を逃げだして、標本園全体に広がってしまい、あちらこちらで見られるので、これがタヌキマメだとわかったのは、昨年「多摩NTの住人」さんのブログを見たときだった。

毛が生えている部分はじつは萼で、花の後に萼が大きくなり、豆果を包むのだそうである。(山渓ハンディ図鑑1より)
だから、写真の花のすぐ背後にあって毛が生えているのは、花の萼であって実ではない。実は大きくなってぶら下がっている。
昨年よりはわかりやすい写真を撮ろうと、1枚目は少し遠目から撮影している。
(注)ブログの更新速度をはやめています。
この記事の前に「ソヨゴ」「シャリンバイの実」「ホウセンカ」などの記事があります。