サネカズラの花 2017.08.20 -- 1

2017.08.20(18:05)

170801 サネカズラのつぼみ

 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影日:2017.08.01
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 8月1日の横浜市こども植物園。
 花のつぼみにしてはずいぶんと堅く引き締まっているので悩んだ。今年もまたサネカズラの花を見損ねたのだろうか。
 百人一首に歌がある。名にし負はば 逢坂山のさねかづら 人に知られでくるよしもがな
 百人一首は好きなので、サネカズラにはこだわりがあり、花から実までひととおり見て「これがサネカズラだ」と納得したい、という想いがあった。


【8月18日 目黒・自然教育園のサネカズラの花】

170818 自然教育園 サネカズラの雄花1

 撮影場所:目黒・自然教育園
 撮影日:2017.08.18
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下2枚は同じ

 8月18日、目黒の自然教育園でサネカズラを見つけたが、つる性植物だからややこしく入り組んでいて撮りにくい。
 花を撮ろうとしたが、内側がよく見えない。下にカメラを突っ込んでみても暗くて焦点が合わない。
 四苦八苦しながらいくつか撮影した写真を下に並べるが、一番よく撮れている写真は禁断の方法、すなわち「つるごと花を持ち上げて片手で撮影する」を実行したものだ。


170818 自然教育園 サネカズラの雄花2


170818 自然教育園 サネカズラの雌花1

 それにしても何だか変である。
 ・赤い実のようなものが花弁の内側にあるのはいったい何なのか。
 ・萼が見えない。
 ・よく見えないものの、花弁の内側に何だか白っぽいものがあるらしい、花がある。

 それで8月19日、ふたたび横浜市こども植物園にいき、サネカズラの花を撮影した。


170819 こども植物園 サネカズラの雌花

 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影日:2017.08.19
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 「里山のつる性植物」(谷川栄子さん著)で調べた結果、花の内側にある赤い実のようなものは、「紅色の雄しべが球状に固まってついた集合体」であり、花の内側に見える淡い緑色のようなものに白い何かがくっついているのは「雌しべの集合体」で、子房の先に雌しべの花柱が付いていて、それがたくさん集まった状態なのだ、と判明した。(萼片と花弁ははっきり区別が付かない、との記述もあった)
 つまり、サネカズラには雄花と雌花があったのだ。

 サネカズラは園芸にも用いるらしい。雄株と雌株を植え付け、塀などに誘引してバランスよく絡ませて仕立てる、と「木の名前がわかる事典」(成美堂出版)に書かれている。(葉に)班が入ったものや果実が白いものまであるらしい。


〈参考〉サネカズラの実

161104 こども植物園 サネカズラの実

 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影日:2016.11.04
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 最後に、昨年撮影した色付いたサネカズラの実を掲載しておく。
 ちなみに「さね」とは「実」のことだ。ATOK で「さね」とタイプして変換キーを押すと、ちゃんと「実」に変換してくれる。
 (注)百人一首では意味深長な掛詞になっている。

2017年08月20日

  1. サネカズラの花 2017.08.20 -- 1(08/20)