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アマチャ 2017.06.28 -- 1

2017.06.28(15:35)

 6月22日の記事で、アジサイの園芸種をおおまかに5つに分類し、「ヤマアジサイ系の園芸種」について、9種類を紹介した。
 26日には同じ「ヤマアジサイ系の園芸種」から「シチダンカ(七段花)」を紹介した。
 本日は「アマチャ(甘茶)」について書いてみたい。

170609 小石川植物園 アマチャ

 撮影場所:小石川植物園
 撮影日:2017.06.09
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 アマチャは各地に野生するヤマアジサイの変種として生まれたものと考えられている。日本特産で中国にはないそうだ。
 「薬草カラー図鑑2」には次のように記載されている。
 「信濃の柏原付近では農家の屋敷の周囲に生垣として栽培している。この地方では、花はつぼみのうちにとって葉を生育させ、8月のお盆の頃になると、葉を摘んで半切という木桶に水で濡らしながらかたく詰める。一晩おくと発酵して湯気が出るようになるが、これを取り出して青汁が出なくなるまで手でもみ、日光で乾燥させて甘茶にする。なめると甘いのでこの名があるが、生の甘茶の葉を噛むと苦くて甘みはない、発酵させて初めて甘みが出てくる」
 「灌仏会の際にお釈迦様の像に振りかけるものとして用いられた」(Wikipedia)ことがよく知られているようだ。飲むと駆虫の効果があるとか、家の周囲にまくと悪病が入ってこないなどと言われた、そうだ。

 私は残念ながら甘茶を舐めてみたことはない。サッカリンの2倍の甘みがあり、薬効としては糖尿病患者に甘味料として用いるそうだ。 
 なお、ウリ科のアマチャヅルは葉を噛むと甘みがあるのでその名があるが、アマチャとは植物学的に無関係だそうだ。
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2017年06月28日

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