ボタンの芽吹き 2017.05.03 -- 1

2017.05.03(20:55)

170319 小石川植物園 ボタンの芽吹き

 撮影場所:小石川植物園
 撮影日:2017.03.29
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 5月1日に「町内会館のボタン」の記事を書いたとキ、多摩NTの住人さんから、「芽生えの様子は好きです」とのコメントをいただきました。
 じつは3月19日に小石川植物園ではじめてボタンの芽吹きの様子を見まして、これはおもしろいじゃないか、と気が付き、フォローは横浜市こども植物園でやることにしました。


170328 こども植物園 ボタンの芽吹き

 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影日:2017.03.28
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ


170328 こども植物園 ボタンの芽吹き2

 たとえば異星の植物の生態を目撃しているような、この妙な感覚は、ニワトコ、タブノキ、ムベなどの芽吹きでも感じておりまして、こういうのは大好きです。


170328 こども植物園 ボタンの芽吹き3


〈シャクヤクの場合〉

170328 こども植物園 シャクヤクの苗

 ついでにこちらはシャクヤクですが、ボタンとシャクヤクをこうして並べてみると、「なるほどボタンは木本でシャクヤクは草本だ」と、あらためて納得できました(シャクヤクは地面から直接に生えてきます)。

 ところで、なまじ植物の観察に入れ込んでいますと、「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」とのことわざを知ったとき、つまらぬ誤解をすることがあります。
 ボタンは木本だから背丈は高くなり、シャクヤクは草本だから背丈は低いままのはず。それがなぜ、「立てばシャクヤク座ればボタンなのだ? 」と違和感を感じてしまうのです。
 ことわざの意味は単に「美しい女性の容姿や立ち居振る舞いを花にたとえ」たというだけのことで、植物の実態とは何の関係もないのでした。

 また、これは以前にも書きましたが、ボタンは木本なので成長させて花を咲かせることが可能になるまで、長期間が必要です。そこで、早く花を咲かせるために、木本のボタンを草本のシャクヤクの根に接ぎ木する、ということが行われています。「木」を「草」に接ぎ木しているのです。

2017年05月03日

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