
撮影場所:根岸森林公園隣接の「馬の博物館」
撮影日:2017.04.30
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
馬の博物館の ノムラモミジと こいのぼり です。
San Poの会 で野川沿いを散策し、帰宅が遅くなったので、写真はこの1枚のみです。
風の具合が、ちょうどよかった。

撮影場所:自宅庭
撮影日:2017.04.17
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ
4月17日、庭で咲き始めて2、3日、最初はこんな具合でした。日の当たりやすい枝から先に青くなり、雄しべが輝き始めます。
クロウメモドキ科のセアノサス(Ceanothus)、通称「カリフォルニア・ライラック」です。北米〜中米原産の常緑低木です。
園芸種として何種類か販売されいますが、わが家のは「パシフィックブルー」という葉が細い品種のようです。

湿気に弱いとか、日が当たりすぎてはダメとか、むずかしいことが言われているにもかかわらず、昨年に続いてわが家では元気いっぱい! この後次第に満開になっていく様子を写真でご覧ください。

撮影場所:自宅庭
撮影日:2017.04.24
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ


撮影場所:自宅庭
撮影日:2017.04.25
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD F012 下の写真も同じ
レンズを換えています。ダイナミックな画像になっています。


撮影場所:自宅庭
撮影日:2017.04.25
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD F012 下の写真も同じ
問題は、車道にかなり出てきてしまったので、花後には厳しく剪定せざるを得ないということ。
強く剪定しても大丈夫か、一年かけてもう一度かたちが整うのか、来年もこのような姿を楽しめるのか。
不安ですが、これだけ大きくなってしまうと、もう放置しておくわけにはいきません。


撮影場所:自宅庭
撮影日:2017.04.29
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下2枚の写真も同じ
4月29日、ミツバチ(多分セイヨウミツバチ)がたくさん集まってきていました。脚に花粉がいっぱい付着しています。


最後に花をマクロ撮影してPhotoshopで拡大。
ひとつひとつの花は雄しべが5個、ちゃんと花らしい形をしています。真上から見れば、真ん中の奥に緑色の花柱らしきものがみえるのですが、ひとつひとつの花はとても小さく、花をひとつつまんでバラしてみようとしても、とても小さいものを扱えるピンセットでもないとぐちゃぐちゃになってしまいます。
雌しべの詳しい観察は断念しました。

撮影場所:小石川植物園
撮影日:2017.03.19
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ
アワブキ科アオカズラ属。
花がとてもきれいだったので座り込んで真剣に撮影しました。

調べてみたら、秋には青い実も美しいらしい。

撮影場所:小石川植物園
撮影日:2016.10.21
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ
あわててハードディスク内を捜しました。
実の数は少ないですが、一応は見つかりました。
実の写真を撮影したのは昨年の10月21日です。
いずれ花を撮る日も来るだろうと、わけもわからず、撮っておいたのが役に立ちました。

実を撮影した同じ日の、蔓と葉の様子です。
花を撮影した3月19日には、まだ今年の葉は出てきていませんでした。
葉痕が残って硬化し、トゲになるそうです。それらしきものは花の写真に見えるけれど、尖ってはいません。
雌しべが確認しにくいですが、最初は雌しべが長く伸びて、それから雄しべが花粉を付ける頃に伸びてきて、最後は雌しべが雄しべに囲まれ、見えにくくなるらしいです。
「青い実が美しくたくさん実っている写真」「雌しべがしっかり確認できる花の写真」「トゲがきちんと写っている写真」…、とずいぶん宿題ができてしまいました。

いや、待ってください。トリミングしましたが、これだったら雌しべが確認できると思います。

撮影場所:小石川植物園
撮影日:2017.04.23
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ
小石川植物園へ行くと、園内のただひとつの売店兼食堂で、いつもスマホと鉛筆を持って考え込んでいる方がいらっしゃる。毎日のように通われて、園内の新しく咲いた花の写真を撮り、Facebook に載せるのだが、必ず一句添えると決めていらして、その句に悩んでいるというわけだ。
私は必ず声を掛けて、新しく咲いたお奨めの花の情報を教えていただいている。
初めて咲いたソメイヨシノ、カタクリ、胡蝶侘助などの情報をこれまでいただいたが、この日(4月23日)はイヌザクラだ。
入り口に近い大木なのだが、周囲をやはり大木が囲んでいて、木の下のほうまで入っていかないとなかなか気が付かない。見逃していた私は大助かりである。

さて、これでもバラ科サクラ属(ウワミズザクラ属)だ。ぱっと見た目はとてもサクラの仲間だとは思えない。
近い仲間ではウワミズザクラのほうがよく知られ、好まれているようだ。

自分の撮影した写真を点検していて妙な違和感があるのは、花弁が落ちたり、反り返ったりしている花もかなりあるのに、雄しべはぴんぴんしてツンと伸びているからだろう。

調べてみると、バクチノキ、セイヨウバクチノキ、リンボクなどが、かなり紛らわしい様子の花を咲かせるらしい。このうち、セイヨウバクチノキは同じ小石川植物園の深い林の中で見つけた。
セイヨウバクチノキの花はまた後日紹介したい。
追記(18:30):サクラはサクラ属ひとつのみとする考え方と、
昨日のニワザクラなどニワウメ属やウワミズザクラ属など、
数多くの亜属をすべて1属とする考え方が併存するようです。
後者の考え方に従えば、イヌザクラはウワミズザクラ属になります。
(多摩NTの住人さんからご指摘があったので…)

撮影場所:横浜イングリッシュガーデン
撮影日:2017.04.10
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ
「庭桜」(ニワザクラ)の苗をかみさんがもらってきた。
ニワザクラが咲いているところは横浜イングリッシュガーデンで見ているが、株立ちで、樹高はせいぜい1.5m 以下だから、庭などに植えて楽しむには適している。
ただ、これはいったい何なのか? ほんとうにサクラなのか? という疑問があった。

横浜イングリッシュガーデンでは細かいところまで観察できなかったが、かみさんが持ち帰ったニワザクラをよく見ると、短いが花柄がちゃんとある。
それではやはり、こんなに小さい木でも、桜の一種なのだろうか。

中国が原産で「にわうめ(Prunus japonica)」の近縁種、室町時代にはすでに栽培されていた、との記載をあるサイトで読んだ。
いや、しかし花柄があるなら梅ではないだろう、と執拗に調べた。

バラ科サクラ属で、ニワウメも分類上はサクラの仲間だという。
写真のニワウメは八重咲きで、私は八重咲きのものしか見たことがないが、一重の花もあるらしい。色は紅白あるのだが、かみさんは庭に白の花が多いからと、ピンク色のほうをもらってきた。
来年は横浜イングリッシュガーデンのようにきれいに咲かせて楽しめるだろうか。

【ヤブサンザシの実】(2016.10.21)

撮影場所:小石川植物園
撮影日:2017.10.21
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
昨年の10月、小石川植物園でヤブサンザシの実の美しさを知った。数多くの木を見て憶えたが、春にはどんな花が咲くのだろう、と待ち構えていた。
【ヤブサンザシの花】(2017.03.19)

撮影場所:小石川植物園
撮影日:2017.03.19
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ
花はまあ、とくにきれいというわけではなかったが、かなりユニークだ。
本来のサンザシの花のように美しくないのは、サンザシがバラ科なのにヤブサンザシはスグリ科なのだから、まあ仕方がないだろう。
花弁のように見えるのは萼だそうで、花弁は小さくてふつうは見えない、という。

困るのは、いまになって詳しく調べたら、雌雄異株で雄花と雌花があるらしい。
写真は小さい(短い)雌しべが見えるけれど、これはしかし雄花だということらしい。雌花の写真は見つからない。
実がなっていたのを写真撮影したわけだから、同じ場所で撮影すれば、それは当然両性花だろう、と思っていた。

昨日はアブラチャンの記事で、「細部がわかる雄花の写真はまた来年」と書いたが、きょうはこのヤブサンザシの花で、「雌花の写真はまた来年」と書かざるを得なくなってしまった。
自分が馴染んでいない新しい植物は、まず自分の目で見て憶えようとしている。調べて学習するのは記事を書くときだ。知らない植物が多いのだから、こうしないととても憶えられない。幸い、季節はまた巡ってくる。また来年ヤブサンザシの花を観察する楽しみが増えた、と前向きに考えよう。
【林の中の雄花】

撮影場所:小石川植物園・林内
撮影日:2017.03.19
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下、カメラとレンズと撮影日は同じ
3月19日、当ブログではいまだに写真のないクスノキ科の「アブラチャン」を小石川植物園で見つけた。
ぱっと見て「これはきれいだ」と思ったのは林内で木漏れ日を浴びるアブラチャンだったが、事後にPC画面で確認してみると、イメージ画像としてはきれいだが、花の細部が見分けられない失敗写真ばかりだ。

【区画割りされた区画内の小木の雌花】

一方、きちんと区画割りされた中のアブラチャンの小木は、ふだんから日が当たりすぎるのか元気がなく、花が咲いた様子もいかにもぱっとしない。
天候もそのときは薄日が射しているだけの状態で、見るからにつまらない写真が出来上がった。

ところが、PC画面で確認すると細部はきれいに写っている。なんともラッキーだ。
写真を整理しているいまになって判明したのは、
林内で細部の撮影に失敗したのは雄株の雄花で、区画内の小木で細部の撮影に成功したのは雌株の雌花だった、ということだ。

いずれにせよ、クスノキ科の花には、とくにアブラチャンの雌花には、「仮雄しべ」だとかオレンジ色の「腺体」だとかが附属し、構造が複雑な上に、色の構成は濃淡の黄色や淡緑色ばかりだから、細部を見分けられるように撮影するには、光や風などが最適であるなど「ツキ」が必要だ。
雄花の細部がよくわかる写真はまた来年ということにせざるを得ないが、もはや仕方がない。