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初代のモダンローズ 〜 ラ・フランスが咲いています

2016.12.07(15:40)

161207 自宅庭 ラ・フランス

 撮影場所:自宅・ウッドデッキ
 撮影日:2016.12.06
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 さて、「四季咲きのバラ」と言っても、ヨーロッパで育種されたバラですから、日本でも四季ごとに咲かせるというのはなかなか難しい。
 暖か過ぎるわが家では、品種によっては初冬の今ごろになって勢いを増してきているバラもあります。
 写真は「ラ・フランス」。
 じつはこのバラこそ、「四季咲き大輪」を達成した「モダンローズ」の第1号として有名な品種です。

 1867年にフランスの育種家ジャン=バティスト・ギヨー・フィス が発表したバラで、このバラ誕生以前の品種が「オールド・ローズ」、以降のバラが「モダン・ローズ」と呼ばれるようになりました。
 バラ園にある札の記号「HT」は「ハイブリッド・ティーローズ」の略。何種類かのバラを原種として交配して創られた「四季咲き大輪」のハイブリッド・ティーローズ。「ラ・フランス」はその第1号でした。

 家庭でバラを育てることに一生懸命になり始めたガーデナーとしては、この有名なバラを一度は育ててみたい、と思うわけですが、実際にはなかなか大きな花を咲かせられない。やっと咲いたと思ったら写真のようにうなだれる。
 どうしてこれが初代のハイブリッド・ティーローズなの? と愚痴のひとつも言いたくなります。
 でも仕方がないのです。
 現代のハイブリッド・ティーローズはその後に経験を積んだ数多くの育種家が、丈夫で大きく美しい花を咲かせるように工夫・改良を重ねてきたもの。
 初代のラ・フランスはかぐわしい芳香を放ち、四季咲きで、比較的大輪ではありましたが、しかし、雨や病気にはやや弱く、茎は細過ぎて、花はどうしてもうなだれがちなのでした。
 植物園などで咲かせているのを見ても、現代の元気なバラたちと比較すれば、やはりちょっと弱々しく小さめ。
 写真の花はよく頑張って咲いてくれた、と思います。

2016年12月07日

  1. 初代のモダンローズ 〜 ラ・フランスが咲いています(12/07)