
撮影場所:横浜環境支援センター
撮影日:2016.10.12
10月12日、横浜環境支援センターで上のように実がなった木を見つけて、いったいこれは何だ? と疑問に思っていました。

撮影場所:本牧山頂公園
撮影日:2016.11.03 下の写真も同じ
11月3日、それと様子のよく似た樹を本牧山頂公園で見つけました。

落ちていた実を拾ってきて、かみさんに見せました。

撮影場所:自宅
撮影日:2016.11.18
「カリンではないか」というのでネットで調べましたが、ネットで見る写真はこれほど長楕円形ではないものが多い。それを話すと、「ポーポーの木かも知れない」といいます。
それでまた調べてみましたが、実はよく似ています。

撮影場所:横浜環境支援センター
撮影日:2016.10.12
11月4日、もう一度環境支援センターの木を確認に行きました。
ポーポーの木とは、どうも葉の様子が違います。横浜環境支援センターや本牧山頂公園の樹木は、ネットで見るポーポーの木ような、垂れ下がった大きい葉ではなかった。では、カリンということでよいのでしょうか。
ポーポーの木の実はおいしいが、カリンは堅くて渋くてとても生食できない、という記事を読みました。
「スキップに喰わせてみようか」と少し熟すのを待つことにしました。

撮影場所:横浜市こども植物園
撮影日:2016.11.04
横浜こども植物園で、なんとカリンが実っているのを見つけました。その隣にはホーポーの木がありますが、こちらは何も実っていません。この時点でほぼカリンに間違いない、と確信していましたが、最後に小石川植物園。
11月12日の受付前に大きな箱があり、私が拾ってきたのと同じくらい長楕円形の大きな実がたくさん入っていました。中にはいびつなものも、かなり丸いのもある。
「これはカリンですか? 」「そうです、ご自由にお持ちください」
そうは言われても、カメラだけでも重いのにこんな重い実が加わってはかなわないのでもらいませんでした。
結局、その日私はカリンの木を園内で見つけることはできませんでした。

撮影場所:自宅
撮影日:2016.11.18
最後に18日に半分にカットした写真を載せます。
結論は、カリンの実の形は一定しない、ということ。環境により、長楕円形になったり丸くなったりいびつになったり、いろいろのようです。
スキップにカットした実を見せると、うさんくさそうに舐めてみて、結局は咥えてハウス(自分の小屋)へ持ち込んだので、取り返しました。なんでも食べる犬なので、味覚は信用できません。