
撮影場所:小石川植物園
撮影日:2016.09.27 以下同じ
シュウカイドウ(秋海棠)は由来は中国から持ち込まれ、江戸時代からの園芸種だそうだが、野生化しているのも見たことがある。
ただ、どちらも、どうしてこんなところに…、というような建物の裏とか、崖下とか、妙に薄暗いところだった。
調べてみると、湿った日陰か半日陰を好むというので納得した。

小石川植物園では8月末に訪れたときも咲いていたが、花数が増えている。
黒いネットで人工的に日陰をつくって栽培されていた。
ネットの下で撮影するのがやや不自由で困った。

雄花と雌花があり、丸いのがついているのが雄花、三角形の翼のような突起が付きだしているように見えるのが雌花だ。この三角錐部分が子房らしい。
実もでき種ができるが、ムカゴができて地面に落ちて増えるという。根は塊茎だそうだ。
増える条件は揃っているのにあまり見かけない。乾燥に弱いというのがその理由だろうか…。