
撮影場所:自宅庭
撮影日:2016.09.07 以下同じ
昨年、一昨年は隆盛を極めた「アンデスの乙女」(園芸種としての流通名)ですが、今年は春から夏にかけて伸びた他の植物に圧され、陽射しが当たりにくかったのか、あまり大きくなりません。
上の写真は陽当たりを欲して横へ伸びた枝です。

大きくなるときは大きくなりすぎて手に負えない、と呆れるものの、元気がなさ過ぎると少し心配になったりします。
広い視野で見るなら、まあ、その年、その年で適度に交替したほうが、あれこれ楽しみたいほうとしてはおもしろいかも知れません。

左右にある湾曲した雄しべがおもしろい。どうみても、緑色の細いのが雌しべのようなので、中心部にある短い4本(または7本)は雄しべが退化したのかも知れません。

マメ科 カッシア属。別名は カッシア・センナ・ハナセンナ。原産地アメリカ南部(ウルグアイなど)。ほかに「コバノセンナ」という似た種類が出回っているようです。(葉の形が本種より丸いとのこと)
日南海岸では季節になると「コバノセンナ」が咲き乱れ、最盛期はたいへん美しいそうです。
「アンデスの乙女」は「冬は室内で」と書いてあるサイトもあります。しかし、そう書かれているほとんどの植物が、横浜・根岸付近では地植えにしておけば問題なく、戸外で越冬します。「アンデスの乙女」のほうが「コバノセンナ」よりは耐寒性が強いそうです。

塊根が大きく、サツマイモのような感じになるらしい。まだ芋掘りをしたことはありませんが…。
9月に入ってから忙しく、あまりカメラを握っていません。
1枚目以外はどうもうまくまとめられず、落ち着かない写真となっております。