
撮影場所:小石川植物園
撮影日:2016.08.31 以下同じ
さて、今晩の「ナガエコミカンソウ」は小石川植物園で見つけたのだが、別に札があったわけでもなんでもなくて、ほかの花の写真を撮っていて、ふと違うところに目をやったら、そこに生えていた。
頭の中に「コミカンソウ」の名前が浮かんだが、実の付き方がどうも記憶と違う。とにかく撮っておいて後で調べよう、と闇雲にシャッターを切った。
ネットでコミカンソウを検索していて「ナガエコミカンソウ」の存在を知り、「ああ、これだったか」というのが正直な経緯である。
「インド洋マスカリン諸島の原産」と聞いても、マスカリン諸島なんて知らない。他の国々を経て「1990年代から関東以西の都市部に広がった」とWikipedia にあった。

長時間炎天下にいて、根気も失せてくる時間帯、自分が撮った写真を捜してもマクロ撮影はやっていない。
どれかしっかりフォーカスの当たっているところを思い切り拡大してみたら、このつぶつぶはやはり実なのだ、とわかる程度には撮れていた。
現場では、視力は落ちているし、萼なのか花弁なのかもわからないまま、適当なところにオートフォーカスで合わせただけ。全体的な様子だけはわかるように撮ろう、とその程度しか考えていなかった。
カメラの解像度の高さに感謝しよう。
拡大したのはトップの写真の真ん中から左側へ伸びている枝である。

拡大すると実の裏側が撮れている写真も見つかった。
【これは何の花 ? 】

ナガエコミカンソウの間から頭を出した黄色い花。これは何だろうか ?
ご存じの方、ご指導いただけるとありがたい。