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エビスグサ と ケツメイシ 2016.09.06 -- 1

2016.09.06(21:55)

160831 小石川植物園 莢だけのエビスグサ

 撮影場所:小石川植物園
 撮影日:2016.08.31 下の写真も同じ

 小石川植物園で細長いサヤをたくさん付けた、見るからにマメ科らしい植物を見つけた。
 付近を見回して、花が咲いているのを見つけた。下の写真だと、莢の付き方がよくわかる。


160831 小石川植物園 エビスグサの花と莢2

 この莢に中には一列に種が入っていて、この種子を生薬で「決明子」(ケツメイシ)といい、便秘薬としてよく知られているらしい。薬局で販売されている「ハブ茶」はこの「決明子」だそうだ。
 語源は視力を回復するから「決明子」ということらしいが、実際には「決明子」には便通を整える作用があり、便通が整うと目の周りの充血がとれて自然に視界がはっきりする、ということだそうだ。(「薬草カラー図鑑1」より)10月頃種子を採取し、日干しにして使うらしい。

 北アメリカ原産の一年草で江戸時代に中国から渡来。小石川植物園内の「薬園保存園」で見つけた。花よりも、特徴ある葉の様子で見つけやすい。花は下を向いて咲き、5弁花だそうだが内側が見えない。
 「薬園保存園」は真夏で荒れていたが、それでもこうしておもしろい植物が見つかる。


160905 こども植物園 エビスグサの花と葉

 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影日:2016.09.05 以下同じ

 9月5日に、今度は横浜市こども植物園で、花を付けたエビスグサをたくさん見つけた。小石川植物園よりも花が多く莢が少ない。季節の進み方が都下のほうが進んでいる、ということだろう。


160905 こども植物園 エビスグサの花 横

 なお、ヒップホップの4人組「ケツメイシ」のグループ名の由来は、そのものずばり「決明子」のことだという。
 薬草の効用になぞらえて「全てを出し尽くす」という意味が込められている、というのは後付けの理由で、薬学の事典の適当なページを開いて真っ先に目に付いた項目だったから、というのがほんとうらしい。
 Wikipedia によれば、「メンバーの中の2人は東京薬科大学出身で、薬剤師免許も取得しており、外資系の製薬会社の勤務歴もある」そうである。


160905 こども植物園 エビスグサの花と葉と実

2016年09月06日

  1. エビスグサ と ケツメイシ 2016.09.06 -- 1(09/06)