
撮影場所:横浜市こども植物園
撮影日:2016.09.25 以下同じ
花があまりきれいだったので、撮影に夢中になり、もう少しで葉を撮るのを忘れるところだった。
イヌショウマり全体像をわかるように撮りたいが、葉の繁みから茎が長く伸びてきて、花穂の下から順番に雄しべばかりが目立つ花が咲いているという、妙な野草だ。

「花弁と萼片は早く落ちて、雄しべだけが目立つ」と山渓ハンディ図鑑1「野に咲く花」に書かれていた。
見分けにくいが、雌しべもきっとあるのだろう。肉眼でなく、後から写真で確かめようと、近寄ってたくさんの写真を撮った。
キンポウゲ科サラシナショウマ属だそうだ。薄暗い崖に咲いていて、滑りやすい階段から撮影するため足場が悪かった。

マクロ写真は「雄しべをくっきり写そう」という意識が強く働き過ぎて、雌しべが判然としないようだ。
真ん中の白く太いのが雌しべだろうか。

偶然だが、蚊まで写り込んでいる。ずいぶんと刺された日だった。

歩数計ではなくて、手首に巻くタイプの活動量計というのがある。
これを常時身につけていると、歩かなくては気が済まなくなる、という効果もある。
9月30日 9,686歩
9月29日 16,529歩
9月28日 10,484歩
9月27日 14,949歩
9月26日 14,421歩
9月25日 13,075歩
もう暗いが、外を数分歩いてくれば、今日も1万歩を越えそうだ。

撮影場所:自宅庭
撮影日:2016.09.29 以下同じ
フヨウは真夏の花のような印象があるが、私の観察ではほんとうに暑い時季にはひと休みしている。9月も後半になる頃、息を吹き返したように花数が増える。
わが家では過去1週間くらいがピークで、少し花数が減り始めたので、撮っておくことにした。
上の写真では背後にバラが咲いているが、クイーン・エリザベスで、フヨウを諦めて適当な時期にばっさりと剪定してしまうと、秋から冬まで、かなり長い間咲いてくれる。いつフヨウを伐るか、というのが悩ましい問題なのである。
この白いフヨウは、これでも5月下旬に私がかなり剪定している。クイーン・エリザベスのほかにナエマというバラがあり、ナエマに陽射しを当てなければならないからだ。

ピンクのフヨウも事情はほぼ同じで、背後の擁壁にピエール・ド・ロンサールというバラがあり、そのバラに陽射しが欲しいので強剪定をかけてあった。それでも7月から8月にかけて猛烈な勢いで大きくなる。
9月の中旬がピークで、毎日咲いた花がその日だけでしぼんでしまうのに、見た目はこの写真の倍近い花が咲いていたのだ。

ついでなので、フヨウのほかにいま庭で最盛期を迎えている花を紹介する。
これは庭のゲンノショウコの繁みで、こんな感じの繁みが庭に何ヶ所かできている。
昨年はどうだったろうか。これほど数多くは咲いていなかったように思うが、記憶はやや曖昧だ。
画面にシソが写っている。これはまた別途紹介したい。

撮影場所:小石川植物園
撮影日:2016.09.27 以下同じ
シュウカイドウ(秋海棠)は由来は中国から持ち込まれ、江戸時代からの園芸種だそうだが、野生化しているのも見たことがある。
ただ、どちらも、どうしてこんなところに…、というような建物の裏とか、崖下とか、妙に薄暗いところだった。
調べてみると、湿った日陰か半日陰を好むというので納得した。

小石川植物園では8月末に訪れたときも咲いていたが、花数が増えている。
黒いネットで人工的に日陰をつくって栽培されていた。
ネットの下で撮影するのがやや不自由で困った。

雄花と雌花があり、丸いのがついているのが雄花、三角形の翼のような突起が付きだしているように見えるのが雌花だ。この三角錐部分が子房らしい。
実もでき種ができるが、ムカゴができて地面に落ちて増えるという。根は塊茎だそうだ。
増える条件は揃っているのにあまり見かけない。乾燥に弱いというのがその理由だろうか…。

撮影場所:小石川植物園
撮影日:2016.09.27
9月27日の小石川植物園ですが、名札があったわけでもなんでもなく、道端で咲いていた白い小さな花に目がとまった、ということに過ぎません。
「山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花」で確認できました。
ナス科ハコベホオズキ属のハコベホオズキ。南アメリカ原産の一年草だそうです。花期は5月〜10月。
壺型の花は長さ5mm くらいでした。

あるサイトによると、「日本へは明治時代の中期に小石川植物園へ輸入された。現在では逸出したものが野生化」しているそうです。小石川植物園ばかりでなく、「関東から九州にかけて分布」と書かれていました。
小石川植物園は、きれいなところはきれいですが、「藪」も散在してまして、何が出てくるかわかりません。
名札のところにまったく別の植物が繁茂していることも多々あり、きちんと調べないと勘違いしかねないですが、おもしろくもあります。

撮影場所:横浜市こども植物園
撮影日:2916.09.25 2枚目も同じ
今年2回目のキクイモである。
1回目は8月31日の小石川植物園で見つけたキクイモだった。
場所を変えて複数回見ると、「この植物はこんな感じ」というイメージが出来上がり、自信を持つことができるようになる。

小石川植物園のキクイモはかなり荒れた環境の中にあった。このこども植物園のキクイモのほうがよく育っていて背が高い。
写真も構図が自由になり、しかも2回目なので、葉、つぼみ、枝分かれの様子など、この植物の特徴をよく再現しようという余裕を持って撮影できている。
夏の暑さがもどってきた中、スキップを連れて根岸森林公園を二周し、家へ帰ってきてから蚊の対策に長ズボン、長袖のシャツを着込んで草むしり。午後は少し休んでからスポーツ・ジムへ運動に出掛けてきた。
これだけやってしまうと、ブログのための下調べとか、取り掛かる気力も失せて、「キクイモなら前にも載せたから調べないでもいい」という、安易な理由でこの記事となった。
最近は、健康のためと思いつつ、よく運動している。心臓への負荷を恐れてやめていたランニングもじわじわと復活させている。まじめに運動に時間をかけると、晩にブログの更新を行うのが面倒になってくるから困る…。

撮影場所:自宅玄関前
撮影日:2016.09.24 以下同じ
玄関前の紅いほうのヒガンバナは、今年は咲かないのか、と思っていました。
ところが今朝玄関を出てみると、今年もいつの間にか花茎を伸ばし、花がふたつ開いていました。

玄関前は狭くて、後ろへは下がれないし、ヒガンバナの前にはヒメリンゴの実がなっていて、視界を邪魔しています。
反対側から撮ると、ゴミ入れとか手押し車とか、いろいろなものが写り込みます。
なんとかして撮ろう、と努力するには、足場も悪いので、なかなか思うようには撮れませんでした。

《参考》4月12日のヒメリンゴの花

撮影場所:自宅玄関前
撮影日:2016.04.12 この写真のみ

撮影場所:自宅玄関前
撮影日:2016.09.24 以下同じ
昨晩の雨で、雄しべ(葯)の状態がいまひとつなのも残念です。
カメラを握るのは12日ぶりです。この花は撮影がむずかしいとわかっているので、慎重に撮りました。

5、6年前までは、紅いヒガンバナは根岸森林公園まで行かないと見ることはできませんでした。
この花はある年の秋に咲き始め、それ以降毎年楽しませてくれます。
土の入れ替えなどとくにやった記憶はないのですが、どこからか塊茎が紛れ込んできた、ということなのでしょう。

撮影場所:自宅庭
撮影日:2016.09.12 以下同じ
朝スキップを連れて根岸森林公園をウォーキング(一部ランニング)していると、ソメイヨシノの林の中にヒガンバナがぱらぱらと咲いています。しかし、そこは立ち入り禁止区域。
梅林にも咲いていて、よい写真が撮れそう…、と思いますが、スキップの散歩を終えて自宅まで帰ってくると、出直す気にはなれません。
すでに自宅の白いヒガンバナを撮ったから、まあ、いいや、と思う。

意欲と情熱がない?
ひとつは、日々ある程度ウォーキングしたり、少しは走ったりなどしていて、花を撮るほうに情熱をもっていく体力が残っていない。何かめずらしい植物が見つかったというならともかく、「ヒガンバナの写真なんか、いままで何枚も撮ったじゃないか。見て楽しめれば、いまはそれで十分」と思ってしまったりするのです。

さて、自宅の白いヒガンバナ、正確に言えば薄いクリーム色のヒガンバナ。庭の数ヵ所に咲いています。
何年か前までは、こんなふうにツワブキの葉の間から花茎を伸ばすヒガンバナはなかったように思います。
塊茎で増えるというけれど、それではトップの写真の庭の位置から5、6m は離れたこの位置にまで地下茎が伸びたというのでしょうか。ヒガンバナというのは、どのようにして増えるのか、どうもよくわかりません。
しかし、研究心よりは花を楽しみたい気持ちのほうが強いので、掘り返してみようとは思わないのです。

しゃがんで体勢を低くすると、奥行きが深くなり、もともと撮影しにくい花なのに、さらに難しくなります。
でも花の真横からの写真はやはり、ちょっと格好いいから1枚はほしい感じがします。


花のアップの写真も、1枚はほしいですね。