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エゴノキの虫こぶ 2016.06.20 -- 1

2016.06.20(17:25)

160617 横浜市児童遊園地 エゴノキの虫こぶ

 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影日:2016.06.17 以下同じ

160617 横浜市児童遊園地 エゴノキの虫こぶ 裏

 6月17日、横浜市こども植物園でこれを見たときには「いったい何の花か?」と思いましたが、同じ幹から出た枝に下の写真の実が下がっているのを見て「なんだ、エゴノキではないか」と納得しました。
 とすると、これは虫こぶだとしか考えられないのですが、まるで花のようにきれいに整った虫こぶなんですね。
 私が初めて目にしたというだけで、この虫こぶは結構よく知られているようです。

 アブラムシによって形成される虫こぶで「エゴノネコアシフシ」と名付けられているそうです。


160617 横浜市児童遊園地 エゴノキの実 縦

160617 横浜市児童遊園地 エゴノキの実

 エゴノキの実は、昨晩の記事のムクロジの実と同じでサポニンという物質を含み、昔の子どもたちはすりつぶして泡立て、「石鹸の木」として遊んだということがあるようです。
 サポニンには弱い毒性があり、舐めるとエグイ。それが「エゴノキ」の語源だ、と言われているそうです。


《参考》エゴノキの花

130509 港の見える丘公園 エゴノキの花

 撮影場所:横浜市・港の見える丘公園付近
 撮影日:2013.05.09

 参考のため、2013年5月9日 に港の見える丘公園付近で撮影したエゴノキの花の写真を載せておきます。


《参考図書紹介》植物学「超」入門(田中 修・著)

160620 植物学「超」入門

 前に書きましたが、放送大学の「植物の科学」という講座をまじめに15回視聴し、3月頃終了しました。
 「植物学」というと、さまざまな植物の分類とか、根や茎の構造、働きとか、光合成の仕組みとかいうのが一般的な入門書に書かれていることですが、大学での植物学の特徴は、たとえば、植物は何がスイッチになってどういう仕組みで花を咲かせるか、というようなことを、とくに植物に含まれる「化学物質」を特定して、実験によってさまざまな仕組みを解き明かす、ということが主流になっているようです。
 一般向けの図鑑や植物学の書物にはなかなかそこまで書かれていないのですが、かといって放送大学の教科書を注文するとおおよそ3000円前後を支払うことになります。
 何かよい本はないかと捜していましたが、表記の本を読み終え、なかなかしっかり書かれたよい本だと思いましたので、紹介いたします。

 SB Criative のサイエンス・アイ新書 の『植物学「超」入門』(田中修・著)です。カラー図版が豊富で内容がしっかりしているにもかかわらず、価格は¥1,100-です。
 田中修さんの本は『花のふしぎ100』『葉っぱのふしぎ』などが同じ サイエンス・アイ新書 にありますが、本書については網羅的にトピックを並べるのでなく、上で述べたような観点での、しっかり筋が通った内容を、むやみに堅苦しくなることなく、わかりやすく解説した、という印象で好感を抱きました。

2016年06月20日

  1. エゴノキの虫こぶ 2016.06.20 -- 1(06/20)