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「メディチ家の至宝」展 〜 東京都庭園美術館 2016.06.17 -- 1

2016.06.17(18:40)

160615 東京都庭園美術館正面全景

 撮影場所:東京都港区・東京都庭園美術館
 撮影日:2016.06.15
 撮影機器:iPhone6 以下同じ

 目黒駅に近い東京都庭園美術館です。
 6月15日にここへ来たのは「メディチ家の至宝-ルネサンスのジュエリーと名画」という展示があったからで、San Poの会平日企画第5回 でした。
 San Poの会では長年の勤務を終えて悠々自適の生活に入るみなさんが増えてきまして、このような平日企画に参加する方も次第に増えてきています。


160615 庭園美術館 メディチ家の秘宝 パネル

 メディチ家というとフィレンツェの名家としてイタリア・ルネサンスを主導したというイメージが強いですが、フィレンツェを追い出されたりもどったり、またメディチ家から教皇を出したり、トスカーナ大公国で宮廷を開いたりと、ルネサンスのみならず、その後のマニエリスムの時代の文化もメディチ家が主導しました。
 最後は世継ぎがいなくなって全財産を国に寄贈し、美術品は一般大衆へ公開するよう遺言が残され、いま私たちがウフィツィ美術館の名品を楽しむことができるのは、メディチ家最後のアンナ・マリーア・ルイーザのおかげというわけです。


160615 東京都庭園美術館 庭園から新館

 私は昨年フィレンツェへ行っておりますが、ウフィツィ美術館を見てきたとはいっても、さすがに宝飾品類が展示されている銀器美術館までは手が回りませんでした。
 ルネサンス時代の当主ロレンツォが収集した古代ローマ時代のカメオなどは、今回の展示の中でもとくに興味深い逸品ぞろいでした。
 ローマ時代の技術というのは、凱旋門の彫刻などでも、衰退期のものは最盛期にくらべて美術的・技術的な凋落が指摘されていますが、ヨーロッパの中世は、建築技術など多方面のローマの貴重な遺産を引き継ぐことなく、まさに暗黒の時代に陥った感があります。
 ルネサンスの時代になって、ようやく古代の美術品が見直されることになったのですが、メディチ家が収集したカメオなど古代ローマの宝飾品はびっくりするほど精緻で美しく、ずば抜けた美術品であったことに、この展示を通じて私自身があらためて驚かされた次第です。


160615 東京都庭園美術館 アジサイ

 フィレンツェはルネサンス当時から金細工などで有名な職人の町として知られ、15〜17世紀に作られた宝飾品はもちろん、とても贅沢で見事なものでした。特筆すべき展示品はたくさんありましたが、ここでひとつひとつ触れるわけにはいきませんし、言葉で伝えることはとてもできません。


160615 東京都庭園美術館 庭園のモニュメント

 さて、旧朝香宮邸である東京都庭園美術館は企画展以外にもいろいろと見どころがあるのですが、庭園は日本庭園がまだ回収が終わっていなくて、散策できないのが残念でした。


 隼士が保育園で風邪をもらい、それが育児疲れの母親にうつり…、というわけで、また長女と孫2人がわが家へ来ています。大泣きすると止まらない隼士とには、みんな手を焼いております。

2016年06月17日

  1. 「メディチ家の至宝」展 〜 東京都庭園美術館 2016.06.17 -- 1 (06/17)