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シャリンバイ

2016.05.17(19:00)

【シャリンバイ】

160415 こども植物園 シャリンバイ3

 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影日:2016.04.15

 根岸森林公園の前の通りに面したお宅で、シャリンバイと思われる木を生垣にしている家がある。
 毎年4月下旬頃に花が咲くので、なんとかして写真に撮ろうとしてきたが、いままで一度として成功した例しがない。
 というのは、どうも花が傷みやすいらしい。咲く先からシベが傷んで汚くなり、その傷んだ花がいつまでも残る。花は密集して咲くので、写真に撮れば傷んだ花まで写り込む。


160425 こども植物園 シャリンバイ1

 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影日:2016.04.25 以下同じ

 車輪梅という名前の由来は、花が梅に似ていて、葉が枝先に一見 車輪状に集まって見えることからきている。
 だから、これがきっとシャリンバイだと思って一度はきれいに撮ってやろうと思うのに、いつもタイミングが遅れてしまうようだ。
 だいたい、花が傷みやすいだけでなく、葉にも汚れや痛みが目立つ。
 ネットで写真検索すると美しい写真が多く、私は不思議でならない。横浜の気候が合わないのかも知れない。生垣にする家が多いのだから、汚い植物なら生垣として人気が出るはずがないと思う次第だ。
 Wikipedia の記述では「奄美大島では大島紬の染料に使われる。また、乾燥や大気汚染に強いことから道路脇の分離帯などに植栽されたり、艶のある常緑葉が美しく、良く刈り込みに耐えるため庭木として植栽されたりする」とある。


160425 こども植物園 シャリンバイ2

 今回の写真は横浜市こども植物園で撮影した。花がピンク色だが、基本は白で、もう少し花弁の幅が広いはずだ。
 ネットでは「近縁種、交雑種が多い」との記述も見受けられる。


160425 こども植物園 シャリンバイ3


【ヒメシャリンバイ】

160415 こども植物園 ヒメシャリンバイ1

 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影日:2016.04.15 以下同じ

 横浜市こども植物園には、ヒメシャリンバイの立て札があるものもある。
 シャリンバイよりも花、葉ともに小さい。
 葉はシャリンバイよりも赤褐色化しやすく、花、葉ともにシャリンバイよりもいっそう傷みやすく、写真に撮りにくい。


160415 こども植物園 ヒメシャリンバイ2

 じつは根岸森林公園にもヒメシャリンバイと思わせる生垣があるが、どうも花がきたない。
 自信をもって観賞を奨められる植物ではないが、横浜の特殊事情で花や葉が汚れてそう感じているのかも知れず、今年はいくらかでも写真が撮れたのだから、記事にしておこう、と思った。

 本日は、この記事の前に、バラに関するコミュニケーションに関連して使われる用語などについて書いた記事があります。


ウォラトン・オールドホール 〜 バラに関するさまざまな用語について 2016.05.17 -- 1

2016.05.17(18:00)

【ウォラトン・オールドホール】

160516 自宅庭 ウォラトン・オールドホール

 撮影場所:自宅庭
 撮影日:2016.05.16

 「ウォラトン・オールド・ホール」(Wollerton Old Hall)もまた、David Austin社のバラだ。
 たとえば「ジュード・ジ・オブスキュア」もそうだし、アプリコット系のこの種のバラが、わが家にはどうも多いように思うが、かみさんは香りを重視して買っているのかも知れない。
 同社の説明によると「イングリッシュローズの中でも最も香り高い品種のひとつで、はっきりとしたミルラの強香です。赤いストライプの入るふっくらとしたつぼみは、開くにつれてコクのあるバターイエローから、徐々にやわらかなクリーム色へと変化します。花が完全に開いても丸みのあるゴブレット型がくずれにくく、株元からたくさんのシュートが出て、丈夫によく茂ります。比較的まっすぐ伸び、トゲが少ないのも特長です。濃厚な香りを楽しみやすい場所に植えると良いでしょう。「ウォラトン・オールド・ホール」とは、シュロップシャー州にある美しいプライベートガーデンで、16世紀の建物を囲むように、イングリッシュローズがたくさん植えられています」とある。

 「ミルラの香り」というのは、どうも没薬(もつやく)のことらしい。Wilipediaによると「ムクロジ目カンラン科コンミフォラ属(ミルラノキ属)の各種樹木から分泌される、赤褐色の植物性ゴム樹脂のことである。 外国語の転写からミルラ(あるいはミル、Myrrh)とも呼ばれる」とある。
 実際に嗅いだことがない限り、「こういう香り」というのは説明が難しいだろう。


【ジェントル・ハーマイオニー】

160516 自宅庭 ジェントル・ハーマイオニー

 撮影場所:自宅庭
 撮影日:2016.05.16

 「ジェントル・ハーマイオニー」(Gentle Hermione)もまた、David Austin社のバラだ。
 同社の説明によると「典型的なオールドローズの特徴を持つ、完璧に整った花姿の品種です。ふっくらとしたチャーミングなつぼみは、開くに連れて完ぺきにアレンジされた花びらのシャローカップ咲きへと変化します。透きとおるようなピンクの花は雨にも打たれ強く、外側になるほど淡い色合いへと変化していきます。病気に強く、弓なりの枝を持つバランスの取れた中丈のシュラブになります。ミルラを思わせる典型的なあたたかみのあるオールドローズの濃厚な香りです。ハーマイオニーはシェークスピアの「冬物語」に登場するリオンディーズ王の献身的な妻の名から付けられました」とある。
 「シャローカップ咲き」というのは、カップ咲きの中でもカップが浅い、ということだ。
 何枚も写真を出して、あちらがディープカップ咲き、こちらがシャローカップ咲きと例をたくさん知れば、ああ、こんな咲き方、とわかってくる。そんな程度の話だが、バラの世界ではこんなふうにしてコミュニケーションを図るのが習慣になっているようだ。


【ウィリアム・シェイクスピア2000】

160515 自宅庭 ウイリアム・シェイクスピア

 撮影場所:自宅庭
 撮影日:2016.05.15

 「ウィリアム・シェイクスピア2000」(William Shakespeare 2000)もまた、David Austin社のバラだ。
 同社の説明によると「ベルベットのような深みのあるクリムゾン色から、味わいのあるパープルへと変化する、気品に満ちた花を咲かせる品種です。咲き初めはディープカップ咲きですが、あっという間にシャローカップのクウォーター咲きになります。温かみのある濃厚なオールドローズの香りは、意外と見つけるのが難しいと言われる深紅のバラそのものの香りです。乾燥気味の気候でよく育つ傾向があります」とある。
 David Austin社 はストラットフォード・アポン・エイボンにあるシェイクスピアの生家にこのバラを植樹したそうだ。
 上の説明で、咲き始めはディープカップでシャローカップのクウォーター咲きに変化するとある。この変化がまたバラのおもしろいところなのだ。なおクウォーター咲きというのは、花の中央が4つに分かれたような(あるいは4方向に引っ張られたような)開き方をする咲き方をいう。
 なお、「クリムゾン色」というのはマゼンタとレッドの中間の色だ。染料はコチニールという虫の雌を乾燥させたものから採取される。


【ハンス・ゲーネヴァイン】

160516 自宅庭 ハンス・ゲーネバイン

 「ハンス・ゲーネバイン」(Hans Gonewein)は2009年ドイツ・タンタウ社作出のバラだ。2005年バーデンバーデン金賞受賞だそうだ。年号がおかしいなどと言ってはいけない。
 大概の場合、どこかへ出品してお墨付きの賞をもらい、それから名前が決まり、登録が行われたりしているようだ。
 フロリバンダなので、すでに小さなつぼみをふたつ伴っている。


【ジョージ・ベスト】

160515 自宅庭 ジョージ・ベスト

 撮影場所:自宅庭
 撮影日:2016.05.15

160516 自宅庭 ジョージ・ベスト

 撮影場所:自宅庭
 撮影日:2016.05.16

 「ジョージ・ベスト」はベルファスト出身の元サッカー選手。北アイルランド代表。ポジションはフォワード(ウイング)。マンチェスター・ユナイテッドにおいてボビー・チャールトン、デニス・ロー等とともに「聖なる三位一体(ホーリー・トリニティ)」あるいは「黄金のトリオ」と呼ばれて1960年代に一時代を築いたとのこと。
 このバラはジョージ・ベストに因んで名付けられた、と思われる。
 英国・ディクソン社のバラ。

2016年05月17日

  1. シャリンバイ(05/17)
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