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サクラの品種を知る楽しみ(4) 〜 富士桜、太白ほか 2016.05.02 -- 1

2016.05.02(19:00)

【富士桜(淋宝)】

160406 イングリッシュガーデン 富士桜1

 撮影場所:横浜イングリッシュガーデン
 撮影日:2016.04.06 以下同じ

 富士桜というのは、一般にはマメザクラことで、その中にいろいろな園芸種があるようです。
 Wikipedia の記述では、マメザクラは桜の野生種の一つ。富士山近辺やその山麓、箱根近辺等に自生しており、フジザクラやハコネザクラともいう、とあります。この種は樹高が大きくならず、花も小さいという特徴があります。


160406 イングリッシュガーデン 富士桜2

 写真の富士桜には「八房性」との添え書きがありました。八房性(やつふさしょう)とは、普通種に比べ、枝や葉が小さく詰まってできる品種のことで、盆栽に非常に適している、と言われています。しかし、イングリッシュガーデンの富士桜は盆栽ではありません。立派な成木でした。盆栽仕立てにはしなかった、ということでしょう。
 この桜はマメザクラ群の園芸種の富士桜「淋宝」と思われます。横浜イングリッシュガーデンのスーパーバイザー河合伸志さんのブログの中に言及があり、判明しました。


160406 イングリッシュガーデン 富士桜3


160406 イングリッシュガーデン 富士桜4


【太白】

160406 イングリッシュガーデン 太白

 「太白」はイギリスの桜研究家 Ingram氏が1930年に来日したとき、彼の自邸の庭にあるのと同じ桜の品種が日本の図面にあるのを見出したものです。日本では絶滅していたと考えられていた「太白」をイギリスから逆輸入し、繁殖栽培することになり、各地に植えられるようになったとのことです。


160406 イングリッシュガーデン 太白アップ1

 花弁が丸みを帯び、大きいです。多少皺がより波打ったような感じになるとのこと。
 甲府駅北口歴史公園にあるものが有名だそうです。ヤマザクラ群のうち、サトザクラの仲間とされています。


160406 イングリッシュガーデン 太白アップ2


《横浜イングリッシュガーデンについて》

 「横浜イングリッシュガーデン」は基本的にバラ園が中心ですが、バラのオフ・シーズンでも集客に力を入れようと、春は桜に力を入れ始めたようです。約30種を揃えたとの情報を入手して、今年の春はサクラを見ようと通いました。
 中にはまだ木が小さいものもあり「陽光」などは3輪の花を咲かせたのみ、というのもありましたが、たとえ園芸種とはいえ、多種の桜を知ることはその元となった原種についての知識も深めることに繋がり、何よりも美しい花々を眺める楽しみがありました。
 今年は3月下旬以降、家庭の事情から遠くへ外出できなくなったため、自家用車で片道20分で行くことのできるイングリッシュ・ガーデンは大きな楽しみとなりました。
 ただ、桜は咲き始めから咲き終わりまで、とくに花色についてはがらりと姿を変えるものが多数あり、数日ごとに別の品種が開花したりするので、いちいち入場券を購入していては料金が嵩みます。
 私は年会費3000円を支払ってクラブのメンバーになりました。これでバラの季節も何回でも通えます。かみさんは何やら剪定などを教えてくれる教室に通い始めたようです。


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2016年05月02日

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