
撮影場所:横浜・山手西洋館 外交官の家
撮影日:2015.12.22
ブラフ18番のお隣り「外交官の家」の「ウクライナのクリスマス」は、今回NHKテレビでも何回かニュースになりました。
東欧の国に風俗のおもしろさに、訴えてくる力があった、ということでしょう。
ウクライナ正教のクリスマスは、ユリウス暦を採用しているからということで、本来は1月7日だそうです。

ウクライナのクリスマスのダイニング・ルームです。

藁の人形は「ジドゥフ」といい、ご先祖様を象ったものです。この人形は日本在住のウクライナの方が作られたそうです。

陶器の食器は、陶器作りの盛んな町の名をとって「コーシヴ焼き」というそうです。

パンは「ブーシュカ」と呼ばれているそうです。

餃子のようなものは「ワレニキ」。中味はキャベツだそうです。

ウクライナは羊飼いが盛んに行われ、ウールの織物が特産品だそうです。

キリスト教はウクライナではウクライナ正教ですから、聖母子のイコンでしょう。


藁の馬はプレゼントを載せる荷車を引いています。お父さんが作るのだそうです。

卵は「ブイサンキ」。ウクライナのろうけつ染め卵アートだそうです。

塔部分の部屋です。

塔の部屋の2階部分です。


人形は「モタンカ」。人々を災いから守り、願いを叶えてくれるお守り人形。顔の十字は眼を隠して悪いものが目から入らないようにするためとか、あるいは太陽神のサインのクロスだとも言われているそうです。