
撮影場所:自宅庭
撮影日:2015.12.31 am09:57
いよいよ大晦日ですが、きょうはよく晴れて暖かく、バラについた小さな白い蜘蛛がうらやましくなるような、よい日和でした。
今年一年、皆様には当ブログへたびたびご訪問いただきまして、ありがとうございました。
新年もひきつづき、よろしくお願い申し上げます。
(新年になりましたら、皆様にはあらためてご挨拶差し上げる所存にて、年賀状を準備しております)

撮影場所:新宿御苑
撮影日:2015.12.09 以下同じ
12月9日の新宿御苑は、カエデの紅葉はピークを過ぎて傷みが見え、近くで見るには必ずしもよい状態ではありませんでした。
ただ、歩き回っていたところ、ある一ヵ所だけ最高のコンディションにある木を見つけました。
正面にまわっては順光で、枝の下へ入っては逆光でと、たっぷり楽しむことができました。






年末年始になりますと、以前なら「その年の1年間の活動成果のまとめ」を反省を込めて書いてみたり、年始となれば、「新しい年の抱負」を書いてみたりしたものです。
うかつに「抱負」など書くとそれに縛られるので、まったくのフリーでいよう、と今年は始めましたが、じつはイタリアへの家族旅行を計画していました。
そのために
1. カトリックへの理解を深めること、具体的には聖書やマリア伝説、聖人伝説の学習。
2. 不得手だった西欧ルネサンス美術を徹底的に勉強すること。
3. フィレンツェ、ローマの地理、イタリア語の学習。
などに、かなり真剣に取り組み、美術館にもずいぶんと通い、一年中ほとんど美術関係のことに埋もれていたような生活でした。
野山を歩き、自然観察するという楽しみはやや脇に追いやられ、美術関係を除くと読書量もかなり減っていました。
さて、来年は、今年とはまた重点のかけ方が変わりそうな気がします。しかし、やはり何か書くと自分でそれに縛られそうなので、まったくのフリーでいようというスタンスで、何も書かないことにしましょう。
【アイスバーグ】

撮影場所:自宅庭
撮影日:2015.11.18
自宅庭のアイスバーグを紹介します。
冬の曇天や弱い陽射しの中で撮影すると、どことなく寂しい感じがするときもあり、昨年は写真に撮るのをなんとなく嫌っていました。
それでも、冬のあいだも思い出したように花を付け、印象としてはずっと咲き続けていたように思います。
それだけ寒さに強く、強健なバラということなのでしょう。

撮影場所:自宅庭
撮影日:2015.11.21
昨秋に植え替え後1年以上を経過し、今年は幹が太くなり、株の勢いもさらにまして、昨冬よりも一層しっかりしたかたちのよい花を咲かせています。
ドイツのコルデス社のバラで、よく知られれてます。

撮影場所:自宅庭
撮影日:2015.11.22

撮影場所:自宅庭
撮影日:2015.11.22

撮影場所:自宅庭
撮影日:2015.11.22

撮影場所:自宅庭
撮影日:2015.11.22

撮影場所:自宅庭
撮影日:2015.11.28

撮影場所:自宅庭
撮影日:2015.12.27
この最後の写真は12月27日(一昨日)の撮影です。
【ホワイト・メイディランド】

撮影場所:自宅庭
撮影日:2015.12.22
よく似ているので、昨秋「これはアイスバーグではないのですか」と takae hさんからコメントがありました。
「違います、アイスバーグではありません」と応えたものの、品種名がわからずそのままになっていましたが、バラの先生から「ホワイト・メイディランド」(White Meidilqnd)であろう、とご教示がありました。
花付きが悪いのがやや気になりますが、こちらも植え替えて1年しか経過していないせいかも知れません。
アイスバーグと紛らわしいですが、こちらはもう少し小型で、やはり耐寒性に優れた品種です。
【プラタナス並木】

撮影場所:新宿御苑
撮影日:2015.12.09
新宿御苑のプラタナス並木、雪の積もった翌朝にとてもシュールで幻想的な写真が撮れたことがあります。
「次は葉のまだ残っているうちに一度撮ってやろう」と2年ほど通っています。
しかし、プラタナスの黄葉はさほどきれいではないし、並木の広角歪みがひどくなるし、晴れた日はコントラストが強すぎて、ごちゃごちゃした画像になってしまいます。
今年も苦しみ抜きましたが、なんとかこの程度におさめることができました。


【日本庭園】

新宿御苑には御涼亭という建物があります。建物そのものはコンクリート製であまりおもしろみはありませんが、そこからの日本庭園の眺めが美しい。
御涼亭から眺めた画像を中心に、日本庭園の紅葉を少し引いた絵で数枚紹介します。


12月9日、カエデの紅葉はピークを過ぎていて、ごく一部の例外を除き、近寄ってもすでに葉が傷み、さほど美しくはありませんが、遠景はなかなかのものでした。


時季遅れの紅葉写真でごめんなさい。
今年もあと少しで終わりということで、積み残して未発表の写真をブログに掲載してしまおうとしています。
自宅庭のバラ、アイスバーグを紹介する予定のところ、変更しました。
明日はバラの写真になるでしょう。
寒さに強く、四季を問わず咲いているバラが、わが家にはたくさんあります。
そのうち、2品種を紹介します。
【スレーターズ・クリムゾン・チャイナ】

撮影場所:自宅庭
撮影日:2015.12.27
ひとつは父の代から引き継いだ紅いバラ。
当ブログではずっと品種不明としてきましたが、バラの専門家にいらしていただいたとき、「スレーターズ・クリムゾン・チャイナ Slater's Crimson China 」であろう、と教えていただきました。
わが家では 4月から1月頃まで咲き続け、あまりの強さにあきれていましたが、調べてみると、もともとは中国のバラをギルバート・スレーターという海運業者が英国へ持ち込んだもののようです。

撮影場所:自宅庭
撮影日:2015.12.22
ただ一点気になるのは、一般に背丈 60cmくらいのブッシュ性とされていることです。わが家は添え木付きで 1mを越えています。しかし、その他の特徴はやはり「スレーターズ・クリムゾン・チャイナ」のようです。
トップの写真は本日12月27日のもので、花数は11月よりもむしろ増えたようです。
【クイーン・エリザベス】

撮影場所:自宅庭
撮影日:2015.12.27
もうひとつは「クイーン・エリザベス」。
これも父から引き継いだバラで、最初は強い成長力に戸惑ってばかりでした。強剪定をかけないとやたらと背が高くなり、花が咲いても下から見上げるようになってしまうことがわかり、昨年から厳しく剪定していますが、春から夏にかけて、やはりどんどん伸びてしまいます。
9月下旬に剪定した後に咲いているのが今回の写真の花で、さすがに低い位置で咲いています。
上の写真が本日撮影した花。下の写真は、12月22日です。

撮影場所:自宅庭
撮影日:2015.12.22
咲いてはみたものの、寒いので夏のようにはなかなかひらかず、やや中途半端なままずいぶんと長持ちします。
米国のバラで、強健さでよく知られていますが、さすがです。

撮影場所:自宅庭
撮影日:2015.11.22
しっかりと開いた花のかたちを楽しめないのが残念ですが、もう真冬にさしかかろうとしているのですから、あまり期待するのは贅沢というものでしょう。
明日は、もうひとつ、ほんとうに冬でも咲き続ける「アイスバーグ」を紹介できれば…、と思います。

撮影場所:九品仏・浄真寺の紅葉
撮影日:2014.12.09 以下同じ。
最初12月7日に訪問したとき、カメラにメモリを入れるのを忘れていて、やむなく iPhone で撮影し、翌々日 9日に一眼レフを携えて再訪した経緯があります。
そんな事情からどうしても掲載しておきたく、紅葉には時季外れと承知していますが、本日の記事を組みました。

東京都23区内とは思えないほど上質の紅葉を楽しめるお寺なので、できるだけ毎年訪問するようにしています。
今回は載せていませんが、例の、イチョウの葉を手に握ったお地蔵様 を見る楽しみのあるお寺です。
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〈参考〉2014.12.03 撮影のお地蔵様

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以下、今回撮影した写真に戻ります。








【イギリス館のクリスマス】

撮影場所:横浜山手 イギリス館
撮影日:2015.12.22
山手西洋館全体で、「世界のクリスマス」というイヴェントを分担していますが、ここイギリス館だけは、頑なに「イギリスのクリスマス」だけを守っています。毎年同様です。


食器はピーター・ラビットですね。

う〜む、いかにもイギリス館らしい雰囲気!

階段の踊り場、大きな窓の設えはイギリス館の魅力のひとつです。
【メタセコイアのある風景】

撮影場所:山手111番館付近から大佛次郎館を臨む
撮影日:2015.12.22
西洋館の建物には、メタセコイアがよく似合います。
どうしても写真を撮りたくなります。

撮影場所:横浜山手 外交官の家
撮影日:2015.12.22 以下同じ



さて、クリスマス特集は今晩で終わりです。
ブログに掲載していない写真をたくさん積み残しています。九品仏・浄真寺の紅葉は、わざわざ出直して一眼レフで撮影しなおした写真。そして冬の訪れ以後も庭で咲いているバラたちなど。
できれば、今年のうちに終わらせたい、と思っております。