
撮影場所:自宅庭
撮影日:2015.11.11 以下同じ
11月初旬、ようやくわが家でも皇帝ダリアが開花したが、曇天続きで写真撮影の機会がなかなかやってこない。
7日にも10日にも撮影したが、皇帝ダリアはやはり青空を背景にして陽を浴びて輝いていないと皇帝ダリアらしくない。
11日、陽が射してきたのでカメラを持って庭に出た。
上の写真、背景の大木はわが家のヒノキだ。

しかし、東の空に雲が多い。さあ、とシャッターを押そうとすると陽が雲に翳る。3分待って15秒のシャッター・チャンスという具合だが、30分ほど粘ってみた。陽の射し具合の強い、弱いなどもあるが、この日のあとも曇天が続き、多少なりともよい写真が撮れたのは結局この日だけだった。

もちろん、午後になって晴れた日というのはあるのだが、陽射しの向きが変わり、花の顔に陽が当たらない。わが家の皇帝ダリアは、午前10時30分以前でないと、よい写真は撮れないのである。
上の写真、撮っている間にもう、西の空に雲が多くなってきた。

上の写真、右側の葉は皇帝ダリアだが、左側の小さな葉はわが家のモッコウバラだ。擁壁のずっと上にまで這い上がっている。レンズは70〜300mm の望遠レンズを使用している。私の背丈の倍くらいのところに花があるからだ。

背景に青空が見えても、一部の花に陽が当たっていないのは、東の空に雲が多くなっているためである。

陽が翳ってしまったようなので、上と下のアングルの写真を最後に撮影を中止した。


最後に、家の2階の窓から撮影した写真を載せておく。
このような場所に咲いているので、陽の当たる時間が限られたり、アングルに制限があったり、撮影に苦労している次第だ。
左側の皇帝ダリアの下側、葉が枯れて褐色になっている。
擁壁の影で陽が当たらず、午前中は伸びた自分自身が邪魔になって陽が当たらない。
だからさらに上へ伸びて枝葉を更新し、古い枝葉は枯れて落としていくのである。
右側の株は、じつは上のフェンスから紐で吊っている。そうでもしないと、強い風や雨で全体が倒れる恐れがあるからだ。
この位置で皇帝ダリアを育てると、秋バラに支障が多い。来年は位置を変えるか、やめてしまうか、思案中だ。