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「馬の博物館」のジュウガツザクラ 2015.11.10 -- 1

2015.11.10(14:25)

151104 馬の博物館 ジュウガツザクラ一輪下向き

 撮影場所:根岸森林公園「馬の博物館」
 撮影日:2015.11.04 以下同じ

 近隣の根岸森林公園の「馬の博物館」にジュウガツザクラがあり、かねてから写真を撮って紹介しようとしているが、上手に撮れたためしがない。
 花数が極端に少ないので、じつに寂しく冴えない写真しかできあがらないのだ。
 今年は例年より花数が多く、少しは寂しさを感じさせない写真となった。


151104 馬の博物館 ジュウガツザクラ一輪上向き

 さて、じつは長い間とんでもない思い違いをしていた。このジュウガツザクラは、花弁が5枚の、ごくふつうの一重のサクラだと思い込んでいて、たまに花弁が乱れた感じの花があっても、ジュウガツザクラだから寒いのできちんと開花できなかったのだろう、くらいに思っていたのだ。
 「ジュウガツザクラは八重でフユザクラは一重」と多摩NTの住人さん のブログ「多摩ニュータウン植物記Part4」に記載があり、あわてて調べた。


151104 馬の博物館 ジュウガツザクラ枝

 今年夏頃「山渓セレクション 日本の桜」という分厚い専門書を入手していて、来年春まで使わないだろうと思っていたのだが、今回「ジュウガツザクラ」と「フユザクラ」を調べてみた。
 かなり専門的な記載なので詳述は避けるが「ジュウガツザクラ」はエドヒガン群に分類され、花弁は10〜16枚だとしている。一方「フユザクラ」はマメザクラ群に分類され、花弁は5枚とされている。


151104 馬の博物館 ジュウガツザクラ一輪斜め上向き

 自分が撮影した写真をじっと眺めてみると、ひとつひとつの花にもよるけれど、ジュウガツザクラはかなりすっきりした印象で、よく観察しなければただの一重、花弁5枚と、いかにも勘違いしそうな外見だ。しかし、よくよく眺めてみると、微妙に花弁が重なりあっている。花と花が隣接したりすると花弁が乱れ、「あ、これは花弁の枚数が多いぞ」と気が付く。
 いままでは花数が少なく、いかにもふつうの一重のサクラと勘違いさせそうな印象しかなかったのである。


151104 馬の博物館 ジュウガツザクラ一輪下向き後ろ姿

 長らくジュウガツザクラとフユザクラがどう違うのか悩んでいたが、じつは見分け方は簡単だった、ということだ。
 なお、ジュウガツザクラは10月以降4月まで断続的に開花するそうで、フユザクラは10月〜12月のほか、4月にも開花する、と記載されていた。


151104 馬の博物館 ジュウガツザクラ複数の乱れる花

2015年11月10日

  1. 「馬の博物館」のジュウガツザクラ 2015.11.10 -- 1(11/10)