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ハマユウ

2015.07.17(18:00)

150710_自宅庭_ハマユウと背景のパーゴラ

 ハマユウは浜木綿と書く。ハマオモトともいうらしい。
 暖かい地方の海岸の砂地の植物で、神奈川県では逗子近くの天神島が自生の北限とされている。横浜のわが家はもう少し北になる。
 写真は7月10日、わが家の庭で撮影した。


150710_自宅庭_ハマユウと背景のヒメイワダレソウ

 祖父が葉山町の出なので、海浜の植物をわが家に持ち込んだのかも知れない。いろいろと神経質で栽培は難しいらしいが、なぜかわが家が気に入っているらしい。埋め立て前の根岸の海岸はわが家からかなり近いので、海岸近くの気候ということでは、天神島付近とあまり違わないのかも知れない。


150710_自宅庭_ハマユウ裏から

 たくさんの実がなり、倒れて転がり、実をこぼし、それが縁の下近くで成長したりするので、困っている。
 大きいのは3株あって、今年の春は、縁の下にぶつかっている株を掘り起こして移動させるのにずいぶんと手間がかかった。無事再生するかどうかはまだ判然としない。


150710_自宅庭_ハマユウ真横から

 長い年月を掛けて大きく育つので、ずっとわが家で育ってきた株は見栄えがよい。スイセン、ヒガンバナなんぞに近い種類だといえば、見た目で納得してもらえるかも知れない。


150712_自宅庭_ハマユウの雄しべ真横

 夜のあいだに開花するので、朝になって庭へ出てびっくりする。7〜8月は花が少なくなる時期なので、夏の庭の花として楽しんでいる。
 最後の写真は7月12日撮影。


【火薬を操るアーティスト 蔡國強】

150717_新聞記事_蔡國強

 日経新聞の7月15日の夕刊で中国のアーティスト 蔡國強 さんのアートを五段記事のカラー版で紹介していた。
 横浜美術館で蔡國強展を開催中なので、じつは14日に見てきたばかりだ。
 壁画といってよい大きさの作品が、広い展示室の壁いっぱいに展示されているのだが、陶板の「春・夏・秋・冬」など日本人の感性にもよく訴えてくるところがあり、いいなあ、と見ていたら、制作場面のビデオがあって、これにもう一度びっくりさせられた。
 展示作品はどれも、展示入れ替え期間中に横浜美術館の一階大ホールで制作されたものなのだ。
 ホールの床に並べた下絵、真っ白な陶板などの原作品の上に、型紙などを使いながら火薬を撒き散らし、火を付けるのだ。火薬は弾けて火を噴き、美術館のホールが火と煙で充満する。ビデオを見ると、ふだん並んでいるダリなどの彫刻作品にはカバーが被せられている。
 数多くのアシスタントが手伝っているが、美大の学生たち、といった様子だ。
 火が広がって、「消して、消して」などと蔡國強さんが指示する声が飛んだりする(笑)
 制作者の腕前をよほど信じていなければ、公共の美術館としてはとても許せない制作方法なのではないか。
 彼がやっていることの意味はよくわかる。アートには「偶然」の要素が適度に混じっていることが大切なのだ。それが結局は「よい味わい」に繋がっていくのだから。

 そのあと続けて別のビデオを見ていくと、北京のオリンビックで花火イヴェントを引き受けたのがこの蔡國強さんであり、「火薬を操るアーティスト」として世界的に知られた人なのだった。
 日本にも長く住んでいたことがあり、日本語はかなり上手。日本的な感性をよく理解している一方で、華々しいイヴェントで俗受けする面も備えていて、アーティストとしても、イヴェントのプロデューサーとしても「たいへんうまくやっている人」なのだった。

2015年07月17日

  1. ハマユウ(07/17)