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ナンキンハゼの謎

2015.07.14(18:20)

130629 三渓園 ナンキンハゼの花の様子全体

 事の始まりはこの写真でした。2013年6月29日の三渓園で撮影した写真です。
 「これはナンキンハゼの花。はじめて見つけたぞ、憶えたぞ、わーい」とはしゃいでおりました。
 黄色い雄蕊のように見えるのは、じつは雄花のつぼみでして、この花はほとんどまだ開いておりません。


130629 開いた雄花と付け根の小さな花序

 こちらは同日の別の花序。いくつか置きにつぼみが伸びて開花しかけているのがわかります。
 じつはこれは雄花序でして、雌花は見当たりません。

 こちらは同日の別の花序。いくつか置きにつぼみが伸びて開花しかけているのがわかります。
 じつはこれは雄花序でして、雌花は見当たりません。

 最近、樂 さんの「楽のデジカメ散歩」というブログで「雌花」を見ました。
 雄花序の付け根のところに雌花が開いている写真でした。雄花はつぼみでした。

 しかし、2枚目のぼくの写真のどこを捜しても、雌花の気配すらありません。
 ナンキンハゼには「雄花が先、雌花が後」のものと、「雌花が先、雄花が後」のものがあるとか…。どっちが先でもいいけれど、ぼくの写真には「雌花の気配すらないのはどういうわけか?」
 そこでご注目。2枚目の写真の雄花の付け根(右側)に「穂のような、あるいはこれから伸びる芽のようなもの」が見えているではありませんか。


150620_三渓園_ナンキンハゼ雄花序と付け根の小さな花序

 上は2015年6月20日の三渓園、ナンキンハゼです。
 この写真でも、左の付け根のほうの上に小さな「これから伸びる芽のようなもの」が見えています。
 それがこの後どうなるのかがわかりました。
 下の2015年7月13日本牧山頂公園のナンキンハゼをご覧ください。


150713_本牧山頂公園_終わった雄花序と伸びた新しい花序

 雄花序はもう終わって、茶色く変色し、その付け根から「新しい花序」が伸び、その付け根に「雌花」が咲いています。
 これが「雌雄どちらの花も咲く花序」なのか「雌花序」なのかがどうも判別つきません。


150713_本牧山頂公園_ナンキンハゼの雌花

 雌花に近寄って見ています。
 雌しべの付け根ではもう子房が膨らみ始めているようです。


150713_本牧山頂公園_ナンキンハゼの新しい花序

 上は雌花だけが咲いている小さな花序がふたつ並んでいるように見えますが、古い雄花序が落ちた痕が見えています。
 この花序はこれから上のほうで雄花が咲くのでしょうか。
 だとすると、木全体では、雄花序に雄花だけが咲き、そのあと伸びた花序に初めは雌花だけが咲いて、その次に雄花がまた咲く、のでしょうか。そんなの変じゃない?!
 あるいは、これは雌花だけの雌花序なのでしょうか。
 これからの暑い時季、確認のためにそう何度も本牧山頂公園へ通うわけにはいきません。ぼくはいま忙しいのです。

 ナンキンハゼはトウダイグサ科だそうで、どうもこのトウダイグサ科というのは妙な植物が多いようです。

2015年07月14日

  1. ナンキンハゼの謎(07/14)