【コオニユリ】(横浜市こども植物園)

7月11日の横浜市こども植物園の崖際です。
やや小振りだし、むかごが見えないし、たぶん「コオニユリだろう」と。

しかし、むかごの有無だけを判断基準とするのはかなり危険です。
というのは、下の、わが家の庭のオニユリなのですが…。
【オニユリ】(7月10日)

上のオニユリは7月9日、雨の日に開花しました。
翌10日によく晴れたので撮影しましたが、この時点でむかごはひとつもありません。
【オニユリのムカゴ】

上は12日に別の株のムカゴを撮影したものですが、ずっと観察していると、オニユリは開花よりもずっと前からたくさんのむかごを付けていて、風や雨などで落下していき、開花したときにむかごがほとんど残っていない、ということがあり得るのです。
【オニユリ】(7月10日)

オニユリの濃くてきつい色彩の、このような配色は、ぼくは基本的には苦手なのですが、いままで数回見つけたコオニユリは、「可愛い」という印象があります。配色がどぎつくなく、オニユリよりも少し花が小さいと感じました。
【オニユリ】(7月11日)

翌11日、庭のオニユリは開花が進みました。
じつは、これから開花しそうなこのような株が庭の各所に広がっています。
草むしりのときに腰を下ろしてしまったり、ほかの草と一緒に抜いてしまったり、開花までに数を減らしていても、結果的に毎年少しずつ増えています。

【オニユリ】(7月12日)

7月12日、新しい株で開花が見られました。
咲いたばかりの花を撮影しています。とても生き生きとしています。
やはり開花したばかりの頃がいちばん美しいように感じます。
トップの横浜市こども植物園のユリは、ほんとうに「コオニユリ」かどうか、自信がありません。
過去に見たコオニユリは、オニユリをそのまま小振りにしたような感じでした。
花弁の斑点があまりに目立たなすぎる、少なすぎる感じがします。
詳しい方がご覧になっていたら、コメントをお願いいたします。