
シソみたいな葉だな、とは思ったけれど、花序の様子がまったく違う。
7月25日の舞岡公園では多数見られた植物…、なんだろう? と帰ってから調べた。
あ、もしかしてこれが、イラクサ科のヤブマオだろうか。

調べていて気が付いた。雌雄同株だが、雄花と雌花があるらしい。丸い塊に別れて見えるのは雌花らしい。
そうすると、見えているのはほとんどが雌花だろうか。
Wikipedia などの記述では、茎の上方で雌花序を出し、下方で雄花序を出すそうだ。よく見てこなかった。
写真ももっと近づいて撮ってみればよかった。

まあ、そうはいっても「ヤブマオ」が当ブログに登場するのはこれが初めてだ。山野草をこれでひとつ新たに憶えたことになる。


舞岡公園は、古民家付近と田をのぞくと、里山そのままの自然を保存しています。
ヤマユリも道路脇の崖の藪の中で、自由に咲いています。
それで、こんな写真になる。オニドコロがからみついて花を咲かせていたり、アキカラマツが一緒に写り込んだり、いかにも野趣に富んだ写真ができあがります。




アキカラマツは花ばかりで葉がほとんど写っていませんが、主役はヤマユリですから。

倒れかかったところに木があって、支えを得て安心したという雰囲気です。
この写真、ヤマユリの花にシジミチョウがとまってます。
解像度のよいカメラでよかった、と思うのはこういうとき…。

これはこれまでの散策路脇の崖ではなくて、古民家の横のヤマユリ。
「横に咲きかけているのは、今年見そこねていたオカトラノオかな?」とシャッターを切りました。

こちらはまた別の、林の奥の空き地近く、陽当たりがよいせいか、豪華に見えます。
左下手前にアキカラマツの花が見えています。
【ツルハナナス】

わが家の北東向き花壇には、以前「ツルハナナス」があった。
白い花と、淡い紫色の花とが混ざって咲いて、とてもきれいだった。ただ蔓性で、手当たり次第に伸びていろいろな植物によく絡む。困って、少し整理しようとしたときに、誤って肝心の根元の株を抜いてしまったらしい。それ切りになった。
近所のお宅がフェンスに絡ませているが、白い花ばかりで、フェンスへの絡ませ方もあまり上手でないから撮ったことがない。
もうひとつ、すぐお隣りのMさん宅でもツルハナナスを見つけた。
こちらも白花だが、葉が緑一色でなく斑入りで黄金色に見える。久しぶりにちょっと撮ってみたくなった。
【ワルナスビ】

同じ日に、舞岡公園で「ワルナスビ」を見つけた。ぼくがふだんそこら辺の道端で見つけるワルナスビとあまりに大きさが違うのでびっくりした。
葉の切れ込みがちょっと浅く感じるが、このトゲはやはりワルナスビではないかと思う。
毒があり、トゲがあり、繁殖力が強いので始末に負えないところから「ワルナスビ」との名前が付いたとか…。外国でも、やはりひどい名前を付けられているらしい。日本では要注意外来生物だそうだ。

多摩NTの住人 さんのブログ「多摩ニュータウン植物記 Part4」7月18日の記事には、次のように書かれている。
———— アカツメクサ(ムラサキツメクサ)は花序のすぐ下にやや尖った3小葉がある。写真(注:多摩NTの住人さんの写真)の白い花にも3小葉が確認できるので、シロツメクサでないことがわかる。花序の中に緑色の細長いものが見られるが、これは萼裂片で、花後に目立つようになる ————
7月25日に舞岡公園でぼくが撮影した写真では、多摩NTの住人 さんの上の記事の「前半部分」と「後半部分」(写真の左側の枯れかけた花に「花後に目立つようになった萼裂片」が写っています)の両方を、一枚の写真で同時に確認することができた。
白いアカツメクサ(ムラサキツメクサ)があると知っていなければ、そのまま見逃していただろう、と思う。多摩NTの住人 さんのおかげでよい体験ができた。深く感謝申し上げます。
【コーヒーの話題】
心臓のカテーテル手術をする前、かかりつけの医師から「コーヒー禁止」を言い渡された。
カフェインは交感神経を刺激するので、心臓によくないのはわかっていたけれど、当時は「また心房細動が起きるのではないか?」という不安こそが最大のストレスだったように思う。
たまたま長らく使用していたサイフォン式のコーヒー・メーカーがその頃に壊れたので、そのままめったにコーヒーを飲まなくなった。
現在は喫茶店などで平気で飲んでいるし、家でもインスタント・コーヒーを飲んでいるが、最近は少し気の利いた店へ行けば、よい豆を使って、バリスタがハンド・ドリップでいれてくれたりする。昔ながらの喫茶店ではサイフォンでいれてくれる。これがとてもうまいので、とうとう我慢しきれなくなり、サイフォン式のコーヒー・メーカーを見つけ出して買ってきた。
じつは「アルコール・ランプで…」とも考えたのだが、価格が結構高い。電気を使う機械のほうが安かったりする。
半分は手動みたいなもので、かき混ぜたり、時間を調整したり、それは自分でやることになる。事実上、アルコール・ランプか電熱器かの違いしかない。
さて、家庭でいれるコーヒーはやはりうまいのだった !
味覚には、豆をひいたときの香りとか、そういうものも影響しているようだ。なんとなく忙しない生活を送っているので、豆の分量やひき方、抽出の時間など、珈琲をいれる作業そのものに集中するのが息抜きにもなるようだ。

よく見かけるヒマワリですが、よいモデルはなかなか見つからないし、好きな角度で、自分なりの情感を込めて撮りたいとなると、これぞ! というシチュエーションにはめったに出会えません。
ただ「撮りました」というのでは、ブログに掲載したいという気にはなれないですしね。
写真は7月25日、舞岡公園のヒマワリです。





昨日のSan Poの会は、新木場駅に集合してから都バスで若洲キャンプ場前まで行き、それから東京ゲートブリッジを歩いて往復しました。
5名参加(人数が少ないのはたぶん暑いからでしょう(笑) )うち、3名はこのコースを一度体験しています。
戻ってきてから、ゲートブリッジの影にはいって海風に吹かれながらお弁当タイム。
大変だったのはこの後でした。
昼食後若洲ゴルフ場沿いの海岸緑道を新木場駅まで歩くわけですが、緑道の木はあまり育っていなくて、日陰が思っていたより少ないのです。
大半は炎天下を、新木場駅まで歩いて戻る。ゴルフ場のはずれまででかなりバテていましたが、さらに新木場駅まで長かったこと。
徒歩3時間20分、約18,500歩、約14km。新木場駅からユーラシア(スパ)行きのバスに乗ったときはとても嬉しかったのでした。風呂でひと浴びがこんなにうれしいなんて!!

横浜市こども植物園で「あ、トンボだ」というだけで撮ったに過ぎませんが、iMac の画面で大きくしてじっと見ると、背中と翅を接続して動かす機構がすごいなあ、と目を惹きます。
どういう仕組みになっているのか、大きなプラモデルでもあったらおもしろそう…。
明日は 第108回の「San Poの会」です。
東京ゲートブリッジ付近を歩くことになっています。たぶん、とても暑くなるでしょうね。
最近は夜すぐに眠くなって、それでブログの更新もみなさんのところへの訪問も途絶えがちです。今晩はもうダメ…。
明日の夜か、明後日の午前中には、おうかがいしますからご容赦ください。
【6月26日】

そろそろ青くなるだろうか、と待っていると、かなり長い日数のあいだ灰緑色のまま、ずっと待たされる。そんな印象の花。
【7月2日】

【7月4日】

かといって、青くなり始めたらつぼみのままのほうが丸くてきれい。咲き始めるといびつになる。

アザミという名が付いていてもアザミではない。「ルリタマアザミ」は、キク科ヒゴタイ属の多年生植物で、地中海沿岸やアジアに広く分布するそうだ。

【7月12日】

この記事を書くために調べていたら、2年に1回は株分け、植え替えしないと、病気で枯れる、とあった。
確か今年は2年目のはずだ。