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美術・工芸品展 の はしご

2015.06.04(19:00)

【昭和館】

150602_北の丸公園_昭和館外観

 正面の窓のない建物は「昭和館」といいます。戦中・戦後の国民生活の労苦を次世代に伝える国立の施設です。
 場所は九段下。右側に見えるのが九段会館だから九段会館の隣に位置しています。
 充実した展示内容だからでしょうか、学校の先生が奨励するのでしょう、中学生・高校生がグループで見学にきています。近くに靖国神社がありますが、靖国神社「遊就館」の極端に偏向した展示内容を考えると、若い人には「昭和館」のほうへ来てほしいものです。


150602_昭和館 戦後70年写真展のパネル

 すばらしい常設展示とは別に、2階のフリースペースで「戦後70年写真展」という展示をやっていました。そちらも見てきました(6月2日)。


【国立近代美術館・工芸館】

150602_国立近代美術館工芸館

 この建物は「国立近代美術館工芸館」です。竹橋の国立近代美術館へ見にいくと、企画展のチケットを購入すれば「常設展示」のほかに「工芸館」の展示も見られるチケットが付いてくるのですが、企画展と常設展を通して見るといつもくたくたで、足を伸ばしたことがありません。
 この日はウォーキングの途中で立ち寄ってみました(6月2日)。工芸館だけのチケットは 210円です。

 なお、この工芸館の建物については、昨日のハナショウブの記事についての 小肥りさんのコメントをご参照ください。


150602_近代美術館工芸館前のオブジェ

 工芸館前のオブジェ。


150602_国立近代美術館工芸館「近代工芸と茶の湯

 「近代工芸と茶の湯」という展示をやっていました。
 さすが国立の工芸館でした。荒川豊蔵さんの志野茶碗ほか、人間国宝またはそれに相当する方たちのすばらしい作品の数々を堪能しました。ここが初めてだなんて、いままでなんともったいないことをしていたのでしょうか。


【宮内庁・三の丸尚蔵館】

150602_皇居大手門

 写真は皇居の大手門です。
 この大手門のすぐ内側に「宮内庁三の丸尚蔵館」があります。
 若冲の「動植綵絵」を多数所蔵していることで知られていますが、なかなか展示してくれません。


鶏の楽園 尚蔵館パンフレット

 この日は「鳥の楽園--多彩、多様な美の表現」という展示をやっていましたが、若冲の鶏は姿が見えず、皇居に「やつがしら」が飛んできたとき香淳皇后が写生した絵(なかなかよいセンスです)ほかの絵画・工芸品が展示されていました。
 国内の資産家や海外の来賓が献上した品が多いので、たいへん贅沢で目が肥えます(笑)。バチカンモザイク製作所の「モザイク白鳩花籠図」の精細な仕上がりには驚かされました(6月2日)。

 さて、ここからは、5月30日の記事です。
 

【弥生美術館】

150530_弥生美術館

 写真は文京区弥生2-4-3 の「弥生美術館」です。
 この日5月30日は CANON の一眼レフ・ボディに間違えてOlympusのズームレンズを持ってきたので、広角写真は iPhone で撮影しています。
 弥生美術館は竹下夢二美術館と併設ですが、私は竹久夢二はあまり好きでない。写真下の看板のレストラン「港や」で昼食をとりたかったのと、弥生美術館の「橘小夢展」のパネルに惹かれて入館しました(5月30日)。


橘小夢展パンフレット

 橘小夢(たちばなさゆめ)は雑誌・小説の挿絵などを中心に版画、日本画を手掛けた画家で、題材は民話や伝説です。いわゆる「魔性の女」が得意。発禁処分を受けたりすることも多かったそうです。
 関東大震災で多数の作品が失われたということですが、郷里の秋田県で肉筆の日本画などを保存していた方がいらして、この展示が実現したそうです。
 細部までていねいに描き込んでいくタイプの画家で、パンフレットは大正12年作の「花魁」。この衣服の模様の描写には圧倒されました。


150530_三四郎池

 帰路は三四郎池を抜け、安田講堂前を通って、地下鉄の本郷三丁目駅から帰りました。


150530_安田講堂

2015年06月04日

  1. 美術・工芸品展 の はしご(06/04)