【アイスバーグ】(Iceberg)

「アイスバーグ」は4月21日撮影ですが、今年の一番バラというよりは、昨年の最後のバラ。
秋バラのつもりがひと冬咲き続け、これが最後でした。株に無理をさせないよう時季外れのつぼみは摘むというのが基本のようですが、冬のあいだ咲き続けるのは好きでやっているとしか思えません。
なにしろ名前が「アイスバーグ」。Iceberg というのは「氷山」の意味。1958年にドイツのタンタウ社が作出したバラです。
【古くからの紅バラ】

このバラは父から引き継いだ株で、品種がわかりません。
強健で、真冬を除いてほぼ一年中咲き続けています。
2本あって、庭を改造するときに1本を抜き、少し方向を変えて植え直しました。一度枯れかかったのですが、結局復活して、以前と同様に咲き続けています。
上の写真は4月28日撮影です。

4月29日撮影。

5月2日撮影です。
【バタースコッチ】

「バタースコッチ」は一般に早咲き種で、この花もいつの間にか咲いていました。
植えた場所が悪かったか、全般に成長がよくないので、今年は陽当たりのよい方へと誘引していますがどうなるか。日大・六会キャンパスのバラ園や根岸森林公園・馬の博物館ではとても元気よく銅色・イエロー・茶色が混じったような花を咲かせていますが、わが家ではすぐにこんな色になってしまいます。
米国 J&P社が 1986作出した、大型の花を咲かせるつるバラです。
これから果たして花色が変わるかどうか…。
5月2日撮影です。
【ルイーザ・ストーン】(Louisa Stone)

「ルイーザ・ストーン」(Louisa Stone)はとても背の低い、這うように広がる品種です。フロリバンダ系のシュラブ・ローズで英国のハークネス・ローズ社のバラ。頑健な性質のようです。香りのよいバラとしても知られています。
5月2日撮影です。
【ウインチェスター・カセドラル】(Winchester Cathedral)

「ウィンチェスター・カセドラル」(Winchester Cathedral)は英国のデヴィッド・オースチン社のバラ。
強健で育てやすくどのようにも仕立てられるとされています。香りもよいバラです。
4月28日撮影です。

4月28日撮影。

4月29日撮影。

5月2日撮影。
背景は庭ではなくて、庭が窓ガラスに反射して見えています。それには事情があります。

5月2日撮影。
5月3日に庭で大人数のバーベキュー大会を開催するため、それまで鉢植えの薔薇はすべてウッドデッキ上に避難させてあります。大きな鉢に高い仕立てのウィンチェスター・カセドラルを上から撮影するには、脚立が必要です(笑)
【バフ・ビューティ】(Buff Beauty)

「バフ・ビューティ」(Buff Beauty)のbuffは「apricot-yellow colour」という意味。デヴィッド・オースチン社の推奨するオールド・ローズです。Hybrid Muskといって、香りの強い シュラブ・ローズ(あまり大きくならない)の仲間です。
上下2枚とも、5月2日の撮影です。

【パット・オースチン】

「パット・オースチン」はデヴィッド・オースチン社のバラ。デヴィッド・オースチンの奥さんの名前をもらっています。芯が濃い銅色、外側は色が少し薄くなります。オレンジ色系の濃い色はぼくは好みませんが、パット・オースチンは気品を感じさせる色合いなので気に入っています。

パット・オースチンは昨年まで擁壁の前に植えて、擁壁沿いに誘引していましたが、せっかくの美しい花がほかの植物の蔭になり、よく見えませんでした。
今年は大きな鉢に植え替えして、庭の中央のよく見えるところに出しています。

