
4月11日の根岸森林公園、馬の博物館庭園のノムラモミジです。
ノムラモミジは春の若葉のときと秋の紅葉と、2シーズンの紅葉が楽しめます。

カエデの葉との対比から、花がどれだけ小さいかよくわかると思いますが、この写真を撮っていて、あとから自宅の iMac で確認してびっくりしたのは下のマクロ写真でした。

写真の中央の大きく写っている花ですが、白い雌しべの奥に注目してください。
カエデの種はプロペラのように回転しながら風に飛ばされて運ばれることが知られていますが、その翼果(果皮の一部が平らな翼状に発達した果実)の準備が、花が咲いたばかりのこのときにもうできていることに気が付きました。
ふつうはちょっと覗いてみて、「ああ、ちゃんと雄しべと雌しべがあるんだね」で終わってしまうのですが、角度がよかったためにここまで見えて、よく確認できました、という報告です。