FC2ブログ

大盃 〜 根岸森林公園の梅

2015.02.17(16:00)

〈2月3日撮影〉

150203 根岸森林公園 大盃

 「大盃」(おおさかずき)と「大湊」(おおみなと)は根岸森林公園の梅林内で約15m ほど離れています。
 例年「大湊」が先に咲き始めますが、すぐに「大盃」が追いかけてきて、両方とも満開になるので、双方を比べて見てしまいます。
 写真で個別に見るときは差をあまり感じないかも知れませんが、「大盃」のほうが紅色が濃いようです。


150203 根岸森林公園 大盃2

 「大盃」も「大湊」も紅梅の一重咲きですが、例年気が付いたときにはたくさん咲いていて、写真はとても撮りにくいシチュエーションになっています。
 というのは、どちらも花付きがとてもよくて、枝にびっしりと並んで咲くのです。早めに撮らないと、どんどん開花して、雄しべの黄色い葯が落ちてしまったり、雄しべが萎れて汚くなったりした花が画面に入り込んできます。
 枝振りを撮ろうとしても、背景がにぎやかになりすぎて、ボケを生かすのがむずかしくなります。


150203 根岸森林公園 大盃3

 あくまでぼくの感触ですが、「大盃」はとくに、黄色い葯が落ちてしまうのが早いように感じます。
 「あ、きれい」と思ってレンズを向けても、隣の花の雄しべの葯が落ちてしまっていたりすると、どうも絵になりにくい。
 「大盃」は緋梅系の紅梅性で野梅系から変化してきた品種、「大湊」は豊後系の豊後性の梅でアンズとの雑種が由来とされ、見た目は似ていても成り立ちには違いがあるようです。


〈2月10日撮影〉

150210 根岸森林公園 大盃4

 ちなみに、今年になって紹介した梅のうち、紅梅系の梅を並べてみます。
 「八重唐梅」〜 紅梅系の唐梅性。野梅系の「八重寒紅」との比較で紹介しました。
 「鹿児島紅」〜 紅梅系の緋梅性。あの強烈に赤い梅です。枝まで赤味が強い梅でした。
 「大盃」〜 紅梅系の紅梅性。枝はあまり赤くならず、緑色が残っていたりします。花の色も鹿児島紅のように強い赤色にはなりません。

2015年02月17日

  1. 大盃 〜 根岸森林公園の梅(02/17)