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吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)

2015.02.09(18:00)

141016 吉野水分神社 鳥居

 世界遺産について、もう一度ここへ書こう。
 「紀伊山地の霊場と参詣道」の全体が世界遺産に指定されている。その構成要素として登録されているのが、吉野山、金峯神社(紹介済み)、吉野水分神社、金峯山寺、吉水神社、大峰山寺だ。
 そして、ぼくは金峯神社を拠点に西行庵まで行き帰りし、金峯神社近くの義経隠れ堂(隠れ塔)を見た上で、長い下り道を吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)までくだってきたところだ。
 上の写真の右側の道をずっと下りてくると、写真の左側の鳥居のところに出てくるのだ。


141016 吉野水分神社 楼門と中庭と拝殿

 水を司る天之水分大神(あめのみくまりのおおかみ)を主祭神とし、ほかにいくつかの神様たちを配祀している、という。創建は不明で、続日本紀に698年の記録が残っているらしい。
 鳥居から階段を登ったところに楼門があり、楼門をくぐると左側に長く奥へつづく拝殿があり、右側に長く奥へつづく本殿がある。
 楼門の正面が幣殿(参詣者が幣帛をささげる社殿)だ。
 長細い中庭(そうよんでいいのかどうかわからないが)を囲むように、建物が細長い箱形になっている。

 上の写真は、中庭の中央、やや本殿寄りから楼門と拝殿を見ている。


141016 吉野水分神社3 楼門と拝殿

 もう少し拝殿寄りから楼門の方角を見つつ、カメラを拝殿の方へ向けると、上の写真のように見える。

 ちょうど昼過ぎで、四方を建物に囲われた薄暗い中で、どこかの社殿の隅でカメラを構えるしかない。
 上方が明るいので、どこを向いても逆光気味になり、観光案内に載せられているような見やすい写真はとても撮ることができない。なおかつ、狭い中で少しでも全体がわかるように撮るには、レンズ歪みを承知の上で広角で撮る必要がある。
 これでもわかりにくい場合は、もうご容赦願うしかない。


141016 吉野水分神社 拝殿から中庭

 上は、拝殿と幣殿の角から、中庭を見ている。本殿は木の向こう側だ。


141016 吉野水分神社 拝殿から本殿を臨む

 上の写真は、拝殿のやや楼門寄りから本殿を見ている。
 本殿には三つの破風が認められる。本殿の右殿(向かって左)に木造玉依姫命(たまよりひめのみこと)坐像という国宝があるらしい。ご神体ということで、非公開。展覧会などに出品されたこともないそうだ。


141016 吉野水分神社 本殿を見上げる

 本殿を見上げている。
 吉野水分神社は、Wikipediaによれば、「みくまり」が「みこもり」となまり、子守明神と呼ばれ子授けの神として信仰を集めている、とのこと。


141016 吉野水分神社 外側から見上げる

 最後に鳥居を出てからもう一度社殿の一部を見上げてみる。
 すごい建て方をしている、と驚くが、じつはこれから道なりにずっと下っていくと、やがて店舗や旅館など並んでいたりするが、それらの家はいずれも急な崖際にあり、どこも見えているのは2階や3階であって、崖にへばりつくような建て方をされているのだった。

2015年02月09日

  1. 吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)(02/09)