
今年これまでに紹介した梅は、ほとんどが「野梅系」の梅でしたが、こちらの写真の梅は「緋梅系」で「緋色性」の梅です。
鹿児島紅(かごしまべに)はこの濃い色が魅力です。
ところが、じつは前日の2月2日午前中に見たときは濃いピンク色だったのです。例年の魅力的な色を知っていますので、「これはきっと開花したばかりだからだろう。1日か2日たてば濃い紅色に変わるに違いない」と3日の朝にもう一度梅林を見にきたのです。
そう、鹿児島紅は真っ赤でなくてはいけません。この色こそが鹿児島紅の魅力です。

ちなみに、「八重寒紅」との比較で紹介した「八重唐梅」は「緋梅系」で「唐梅性」の梅です。
「八重寒紅よりも色が薄いのではないか、と悩んだ」と書きましたが、「八重唐梅」はどうも咲き終わりが近くなるにつれて色が薄くなる傾向があるようです。

念のため書きますが、花の色が紅梅だから「緋梅系」というわけではありません。枝や幹の内部が紅い品種を「緋梅系」というのだそうです。枝を折るわけにはいかないので、ぼくは試していません(笑)。
「緋梅系」の中にも白い花が咲く品種(雪の曙 など)があるそうです。紅梅が多いのは事実ですけど。

青空が背景でなければ、もう少し落ち着いた紅色になるのですが、この日は陽射しが強すぎました。
もっとも忠実に鹿児島紅の色が出ているのは、2枚目でしょうか。

鎌倉の浄妙寺に「鹿児島紅」があり、白梅と鹿児島紅が両方咲いたところで、本堂を背景にするととてもよい被写体になります。
しかし、根岸森林公園で鹿児島紅が咲いたからといって浄妙寺でも咲いているかどうかはわかりません。花の美しさはうまく出会えればのことで、浄妙寺まで何度も通うわけにもいかない。そこまで写真撮影にこだわるつもりはありません。

【日常の記録】
1月31日、スポーツ・ジムでストレッチ&筋力トレーニング。映画『アルゴ』を観ました。
2月1日、家の片付けなど。午後から横浜駅前で買い物。
2月2日、スキップの散歩で根岸森林公園へ。スポーツ・ジムでストレッチ&筋力トレーニング。
2月3日、スキップの散歩で根岸森林公園へ。午後から横浜駅前で買い物。
2月4日、スポーツ・ジムでストレッチ&筋力トレーニング。