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み吉野の山の秋風

2015.02.01(22:20)

141016 吉野山 吉野山ロープウエイ

 2014年10月16日、前日大和郡山市内を歩いて、橿原神宮前のホテルに泊まっていたぼくは、朝早くホテルを出て、近鉄吉野線で終点の吉野駅へ向かった。昼食は橿原神宮駅で弁当を買っておき、バックパックに替えレンズなどを詰めて、カメラを手に持っている。
 吉野口から歩いて吉野千本口からロープウェイで一気に吉野山まで登る。歩いて20分くらいとはいうが、この日は一日中歩き回る予定なので最初からハードな登りは避けたいと思っていた。
 ロープウェイを下りたところのバス亭から、奥千本口までバスに乗る。午前中3本、午後に3本しかバスはない。
 奥千本口を下りて少し歩くとコンクリートの鳥居があり、登りの簡易舗装された道が見えるが、かなりの直登を強いられる。「いきなり、これか!」と思う。


141016 吉野山 金峯神社参道からの眺め

 しかし、上のほうは眺めがよい。
 平家物語を読んだことがあると、吉野山に憧れる。吉野の桜は和歌に詠まれ、諸天皇が行幸を繰り返し、義経は吉野に隠れ、西行が庵を結んだ。だから来てみたかったのだ。


141016 吉野山 金峯神社正面1

 金峯神社(きんぷじんじゃ)が見えてきた。
 吉野山は少しややこしい。景色がよくて立派なのは蔵王道のある金峯山(きんぷせんじ)寺であり、こちらは金峯神社なのだ。これでも世界遺産の一部である。「紀伊山地の霊場と参詣道」の全体が世界遺産に指定されていて、その構成要素として登録されている。構成要素として登録されているのは吉野山、吉野水分神社、金峯神社(ここ)、金峯山寺、吉水神社、大峰山寺だ。
 金峯神社だけを見るならば、これがなぜ世界遺産なのか、と不思議に思う。


141016 吉野山 金峯神社拝殿見上げ


141016 吉野山 金峯神社拝殿内部

 祀られているのは吉野山の地主神である金山毘古命(かなやまひこのみこと)だそうだ。
 拝殿の奥に本堂はなく、いきなり山となっている。


141016 吉野山 金峯神社拝殿前からの眺め

 拝殿前からの眺めだ。


141016 吉野山 西行庵への地図


 これから地図にしたがって西行庵へ行くつもりだが、桜の季節は道順が指定されている。逆に行ってはいけないらしい。どういう意味なのか、それが気になる。いまは桜の季節ではないが、地図に従うのが無難であろうと思った。

141016 吉野山 金峯神社からの登り道

 行き20分、帰り20分などと書いてあるが、見ればかなりの勾配の登り道が続いている。


141016 吉野山 西行案への分岐

 こんな道はどうということはないが、歩いているのはぼくだけだ。
 分かれ道にきた。ここを左へ行くらしい。

 次回へ続くが、ここから西行庵へと向かう道には、ちょっと驚かされることになった。

2015年02月01日

  1. み吉野の山の秋風(02/01)