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プレゼビオ

2015.01.06(22:35)

【夕暮れのエリスマン邸】

141218 夕暮れのエリスマン邸

 また時季外れの話題ですが、昨年12月18日に山手西洋館のクリスマス飾りを見てまわったとき、「エリスマン邸」では〈イタリアのクリスマス(アッシジ)〉というコンセプトで飾り付けをしていました。
 あのとき、「シンガポールのクリスマス」は記事にしたけれど「イタリアのクリスマス」は記事にしませんでした。
 というのは、下の写真のように「イエスの降誕」を題材にしたフィギアのジオラマのようなものがたくさん並べられていて、写真記事としてはどうもあまり見映えがしない。おもちゃのような厩でのイエス誕生のフィギアなんか撮影したっておもしろくない、と思ったからなのです。
 結果的に、ぼくはいま、あまりにものを識らないあさはかさを露呈したような恥ずかしさを感じています。


プレゼビオ

141218 エリスマン邸 プレゼビオ全体

 ぼくはもともと「アート好き」で、西欧絵画ではセザンヌ以降の「近現代の絵画」が好きなのですが、昨年後半からルネサンスの世界に迷い込んでいます。
 西欧の古い絵画は、教会や修道院などの壁に描かれたものも多く、日本へは持ってくることができません。しかも、建物の構造や使い途に合わせて描かれており、ある画家がその主題を描くのに、どうしてそのような表現の仕方をしたのかを知るには、どういう歴史や文化のある町の、どういう施設の、どういう部屋にその壁画が描かれたのかがわからないと、理解が難しい。
 だから、昨年後半からぼくが始めたことは、単に画集をめくるというようなことではなくて、地図をめくったり、歴史や文化を調べたりというようなことをやっています。
 そこで新年早々の1月5日、中経の文庫の『イタリア謎解き散歩』という本の中のナポリのサン・マルティーノ修道院の記事を読んでいて「あっ!」と気が付きました。
 フィギアとかジオラマとか言ってはいけないのです。
 これは「プレゼビオ Presepio」といいます。


141218 エリスマン邸 プレゼビオの厩

 はてなキーワードですぐに調べました。

 ———— カトリック信徒はクリスマスに馬小屋でのキリストの降誕の場面のディオラマを飾るそれを「プレゼピオ」という。
 この馬小屋をはじめて作ったのは、イタリアの聖人アッシジの聖フランシスコだと言われている。1223年イタリアのグレッチオで聖フランシスコは、イエスの降誕の馬小屋を飾って、村人と共にクリスマスを祝った。今ではクリスマスが近づくと、この馬小屋での、イエスの誕生の場面をかたどった人形が、教会や信徒の家に飾られる。信徒は小さい赤ちゃんとしておうまれになってくださったイエスのことを思い起こすのである ———— (はてなキーワードより引用)


【プレゼビオのある部屋】

141218 エリスマン邸 プレゼビオのある部屋

 『イタリア謎解き散歩』によると、クリスマスにプレゼビオを飾る風習はイタリア全土に広まり、プレゼビオはイタリアのクリスマスに欠かせないのだそうです。ナポリでとくに話題になった理由は、ナポリのサン・マルティーノ美術館(修道院跡)に人形300体を使った大作が展示され、プレゼビオの美術館として有名だからだそうです。


【イタリアのクリスマス:ダイニング・ルーム】

141218 エリスマン邸 イタリアのクリスマスダイニング

 なるほど…、エリスマン邸のクリスマス飾り付けを担当されたデザイナーの方はきわめて真摯に取り組んで、イタリアのクリスマスの再現をしていたのだ、と気が付きました。
 以上、「よい勉強をさせてもらった」という報告です。

九品仏(くほんぶつ)・浄真寺の紅葉

2015.01.06(00:01)

141203 浄真寺 参道のムクロジの黄葉

 12月3日午前中、大井町線九品仏駅すぐ近くの浄土宗・浄真寺の紅葉を楽しみにいきました。
 天候がよすぎて、反射光を抑え損ねたり、明暗差が強すぎたりで、いまひとつ不満足ですが、このままボツにしてしまうのも惜しい。
 というわけで、時季外れですが、紅葉の写真です。
 上は参道脇のムクロジです。


141203 浄真寺の門とカエデの紅葉

 浄真寺の門へ向かっています。


141203 浄真寺 本堂

 本堂です。


141203 浄真寺 カエデの紅葉と本堂

 本堂の前のカエデの紅葉が美しい。


141203 浄真寺 オレンジ色のカエデの枝

 昨年と比較すると、紅葉のアップ写真に葉の傷みが写り込みがち。
 天候が不安定で雨の日も多くなり、やむを得ないか、と諦めます。


141203 浄真寺 カエデの紅葉の枝二色


141203 浄真寺 本堂とイチョウ

 本堂を通り過ぎたところに、大きなイチョウの木があり、この黄葉はボリューム感がありました。


141203 浄真寺 イチョウの下から本堂前


141203 浄真寺 築山と山門

 本堂前の築山の陰から山門のほうを振り返って見ています。


141203 浄真寺 木漏れ日に輝く赤いカエデ

 陽射しが強く、木漏れ日が紅葉を引き立てています。


141203 浄真寺 木漏れ日に輝くイチョウの枝と葉


141203 浄真寺 石の上のイチョウの落ち葉


141203 浄真寺 カエデの紅葉三色


141203 浄真寺 黄色と緑のカエデの枝


141203 お地蔵様とイチョウの葉

 上の写真は一度掲載しましたが、この浄真寺で撮影したのでした。

2015年01月06日

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