
自宅の庭にハマユウが咲いているという家は、あまりないと思うので、きれいに撮ってブログで公開したい、と思っているのに、今年はどうにもタイミングが合わせられないでいた。
最初に開いた花はその後の冷え込みで早々に傷んでしまい、つぼみはあっても後の花が開かない。蒸し暑い梅雨空と、思いのほかの冷え込みが交互に繰り返し、よい写真が撮れずに梅雨明けを迎えた。
まあ、今朝はマシなほうか…、という7月31日の写真だ。
一見きれいに撮れているように見えるかも知れないが、近寄ると傷んだ花も見えてくる。

かみさんが言うには、花は夕方開くから、きれいな花を撮るには夕方がよい、と。
しかし、夕方はいろいろと忙しい。

父が植えたのか、祖父が植えたのか…、祖父は三男で、三浦半島の海岸に近い家から横浜へ出てきたので、ハマユウは祖父が植えたのかも知れない。
わが家以外では、ぼくは逗子からバスで15分くらい、佐島マリーナのある「天神島」でしか見たことがない。
天神島のハマユウは自生だそうだ。
根岸はいまでは埋め立てられて海岸が遠くになってしまったが、父が子どもの頃にはわが家から海水パンツで泳ぎに行けたそうだから、庭にハマユウが咲いていてもそう違和感はない土地柄だ、とも思う。