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ラッパスイセン

2014.02.28(15:03)

黄色いラッパスイセン140225

 ラッパスイセンというのは、この花のことなのか、正確には知りませんが、こんなようなスイセンのことをいうのだろう、と思います。
 わが家でも、もうしばらくすると違う色の花が咲くはずです。


【日常の記録】

 2月27日、雨だったので、午前中、確定申告用の資料を捜して集め、医療控除用の一覧表を作成しましたが、そこでもう嫌になって、午後雨が止んできたので、スキップを連れて根岸森林公園の散歩に出かけました。
 そのあとは、「黒田官兵衛」の録画ビデオを4話見て、映画『リンカーン弁護士』を見ました。
 『リンカーン弁護士』はマイクル・コナリーの原作も読んでいますが、とてもよい出来でした。

スノードロップ

2014.02.27(18:00)

スノードロップ横二輪ダブルフォーカス140225

 大船フラワーセンターで見つけた。
 初めて見るので Wikipedia で調べたことをメモっておく。以下は引用だ。


スノードロップ横二輪140225

 スノードロップ (snowdrop) は、ヒガンバナ科ガランサス属(Galanthus、スノードロップ属、マツユキソウ属)の総称。ガランサスとも。
 球根で育つ。種子から育てることもできるが、花が咲く大きさの球根に育つまで数年かかる。
 花は白で、3枚ずつの長い外花被と短い内花被を持つ6弁花。
 スノードロップは聖燭節との関係が深く、修道院の庭でよく育てられ、修道院の跡地などに自生していることが多い、そうだ。


スノードロップOlympus140222

 『森は生きている』で、少女が継母から花を探して摘んで来るように、という無理難題を言い付けられる物語の花がこのスノードロップだそうだ。 

 (注)同じ配色で釣り鐘のような形をしている「スノーフレーク」とは別種とのこと。
    スノーフレークは園芸種として花壇などでよく見かけるが、こちらは今回が初めてだ。

セツブンソウ

2014.02.26(20:00)

セツブンソウ大船フラワーセンター140225

 とても小さな花ですので、「細部が見分けやすい」 → 「フォーカス・ポイントを定めやすい」Olympus E3+50mm マクロ・レンズのほうが、フルサイズの CANON EOS 5D MarkⅢ + 100mm マクロ・レンズ よりも扱いやすく感じます。


セツブンソウ2大船フラワーセンター140225

 二輪咲いていまして、上の写真と下の写真は別の花です。


【日常の記録】

 2月26日、午前中はスキップを連れて根岸森林公園を散歩。暖かい日で、一緒に小走りに走っただけで汗びっしょりになりました。
 午後はスポーツ・ジムへストレッチと筋力トレーニングに出かけました。
 雪掻きと鎌倉ハイキングで堅くなっていた筋肉をほぐすことができて、楽になりました。

第91回 San Po の会 鎌倉ハイキング(その3)

2014.02.26(10:00)

【梶原景時太刀洗水】

梶原景時大刀洗水140222

 第91回 San Po の会 鎌倉ハイキング(2月22日)の記録記事最終回です。

 朝比奈切り通しは、十二所神社バス停付近から滑川の支流沿いに細い道を入っていきます。
 ここの梶原景時太刀洗水というのが川に注いでいるというので、2011年の散策のときかなり注意深く捜しましたが、見つかりませんでした。
 しかし、この日は簡単に見つかりました。
 梶原景時が千葉上総介広常を切ったときの太刀を洗った、というのですが、なにしろ「讒言」で有名な武将ですから、イメージがとても陰惨です。大刀洗水が伝えられて残る、などというのもそのせいでしょう。
 同行のメンバーTさんは「頼朝に命じられて切った」と讒言を否定されていました。上総介広常は鎌倉幕府の成立に功績のあった武将ですが、頼朝が上総介広常が邪魔になってきたので梶原景時に切らせた、というのが真相でしょうか。


【ここを左へ曲がると朝比奈切通し】

この滝を左へ曲がると切り通し140222

 滑川の支流を遡っていくと、ここで小さな滝にぶつかります。
 ここを左へ折れると、いよいよ「朝比奈切通し」です。

 現在の金沢街道(鎌倉時代の六浦道)は、鎌倉と六浦を結ぶ道で、通行をする人は朝比奈峠の峠越えをする必要がありました。
 当時は平潟湾が深く内陸まで浸入していたと考えられ、六浦は天然の良港だったといい、鎌倉への物資の搬入に重要な港だった、といいます。鎌倉は遠浅のため、かなり不便だったようです。
 六浦は和田氏の領地でしたが、北条氏は和田義盛を反乱せざるを得なくなるまで追い詰めて滅ぼし、六浦は金沢北条氏の領地ということにしました。
 そして、北条泰時の時代に、朝比奈切り通しの工事を行い、鎌倉と六浦を峠越えしなくても通行できるようにした、ということです。金沢六浦津から鎌倉へ抜ける重要路線と言うことで執権泰時自ら工事を行ったと言われているようです。


【雪の朝比奈切通し】

雪の朝比奈切り通し1140222

 岩の連なる切り通しの道の上に、雪がシャーベット状になってのっているところがあり、滑らないよう注意しながら歩きました。


朝比奈切り通し頂上部分140222

 「朝比奈切通し」の名前は、朝比奈三郎義秀(和田義盛の三男)が一夜にして切り開いたことから朝比奈の名前が付いた、と言われていますが、北条氏の強引なやり口に人々が批判的だったということから、このような伝説が生まれたのかも知れません。

 上の写真は切り通しの最も高い頂上部分です。
 San Poの会リーダーのNさんが撮影されました。


雪の朝比奈切り通し磨崖仏140222


雪の朝比奈切り通し2140222

 切り通しの頂上部分を抜けて、これからは下りです。 切り通しの頂上付近から金沢寄りに少し下りたところに、「熊野神社分岐」という分かれ道があります。
 2月22日はあまりに雪が深いため、参拝は断念しましたが、2011年6月9日の写真がありますので、参考のためそれを掲載しておきます。


《参考》2011.6.9 の熊野神社

20110609の熊野神社1

 Olympus E3 にて撮影。
 2011年のこの日は切り通しのもっとも高いところへ達する20m 手前で心房細動の発作が始まり、苦しみながらも熊野神社分岐から熊野神社へと登って撮影した、命懸け(笑)の写真です。


切り通しを塞ぐ倒木140222

 熊野神社分岐から先の下りは、急に雪が少なくなり、楽に下っていくことができました。斜面の向きなどが関係しているのかも知れません。十二所寄りの付近とは雪の量がずいぶんと違うように感じました。
 ただ、それでも大きな倒木があったりして、驚かされました。

 やがて横浜横須賀道路の下をくぐり、金沢と鎌倉を結ぶ県道へ出て、金沢八景行きのバスに乗車しました。
 金沢八景から弘明寺へ移動し、弘明寺の三浦湯で汗を流し、上大岡駅前で懇親会を開きました。

 以上で「第91回 San Po の会 鎌倉ハイキング」の記録記事は終了です。

第91回 San Po の会 鎌倉ハイキング(その2)

2014.02.25(18:00)

 第91回 San Po の会 鎌倉ハイキングの続きです。
 宝戒寺と腹切りやぐらを訪ねた後、金沢街道(旧 六浦道)を東へ向かい、「杉本寺」を経て、バス亭「浄明寺」まで到着しました。
 このハイキングは、ここで「報国寺」と「浄妙寺」を訪ね、さらに「十二所神社」バス亭まで歩いて、そこから「朝比奈切り通し」へ向かい、切り通しを上って抜ける、というコースですが、とりあえずは San Poの会メンバーに、「報国寺」と「浄妙寺」を案内し、どこか昼食をとる場所を探さねばなりません。


【雪の報国寺】

報国寺・雪に埋もれる石仏群140222

 さて、バス亭から右へ折れて少し歩くと「報国寺」です。
 積雪がひどく、境内がかなり荒れています。これはこれでおもしろいのですが、ぼくは「報国寺は積雪がないほうが美しい」と感じました。
 たとえば上の写真、2月3日は下のような様子でした。

報国寺・並ぶ石仏・石塔やぐら

 カメラが コンパクト・デジカメだから…、とかいうことではなくて、雪が苔の緑や置いた石などを覆い隠し、庭園を荒れた様子にしてしまっているのです。


雪の竹藪の石仏たち140222

 雪景色は、雪の翌朝すばやく撮らないと、むしろ汚くなってしまうように感じました。


報国寺・本堂裏のやぐら140222

 報国寺の開基は足利尊氏の祖父足利家時、あるいは上杉重兼ともいわれ、いずれにせよ足利時代の寺院です。本堂裏の竹林とやぐら(足利家時ほか一族の墓、と言われている)がよく知られ、「竹の寺」と言われています。
 上の写真は San Po の会リーダーのNさんが撮影されました。


《参考》2月3日のマンリョウ(2月3日撮影)

報国寺のマンリョウ140203

 竹林横のマンリョウは、雪で全滅。雪から頭をもたげているのを San Po 会メンバーに見てもらえた程度。残念でした。


【浄妙寺】

浄妙寺の梅と本堂N140222

 「報国寺」の次は「浄妙寺」。
 「浄妙寺」は、頼朝に従っていた鎌倉幕府の御家人・足利由兼(あしかがよしかね)が創建した寺で、もとは真言宗。建長寺から住職がきて禅寺となり、大寺院となりましたが、火災で衰退しました。
 それを再興したのが尊氏の父「足利貞氏」であるといわれ、貞氏は「浄妙寺殿」と呼ばれていたので、地名まで名前をいただいて「浄妙寺」とするのは畏れ多いと「浄明寺」という地名になったとか…。

 紅白の梅と本堂の写真は San Po の会リーダーのNさんが撮影されました。


《参考》茶室 喜泉庵(2月3日撮影)

浄妙寺喜泉庵からの枯山水庭園140203

 茶室・喜泉庵の障子が閉められていて、枯山水庭園を覗けませんでした。いずれにしても、積雪で庭園の様子がさっぱりわからない状態でしたので、San Po の会メンバーのため、参考に2月3日の写真を掲載しておきます。


【三宝荒神(本寂堂)】

三宝荒神(本寂堂)140222

 「浄妙寺」の境内でお弁当を食べるわけにはいかないので、「鎌足稲荷神社」へ登ってみましたが、日陰で座るところがなく却下。「鎌足稲荷神社」の手前に「三宝荒神(本寂堂)」のある丘を見つけ、そこで昼食タイムとしました。
 「鎌足稲荷神社」は先日記事にしたばかりなので、San Po の会メンバーのためにリンクを設置します。

 クリックしてください → 「鎌足稲荷神社」の紹介記事

 上の写真はお弁当タイムでひと休みした社とその境内です。
 三宝荒神は、三面六臂で仏・法・僧の三宝を守る神(浄妙寺鎮護の神)とのこと。かつて浄妙寺には、足利義兼が発願し、北条政子が造らせたという荒神像、不動像を安置する本寂堂があったといいますが、ここがその本寂堂の跡地なのでしょうか。

 昼食を済ませてほっとしたので、いよいよ十二所(じゅうにそ)めざして出発です。
 十二所(じゅうにそ)という地名は、熊野十二所権現の社があったことから付いた地名だそうです。したがってこの地名は全国にあります。何が十二なんだ? と始めると複雑な話になるので省略します。ぼくもまだよく理解できておりません。

 次回は、朝比奈切り通しの記事になります。「速報」写真に少し加え、さらに文字情報を充実させます。


【日常の記録】

 2月25日、久しぶりの快晴、しかも暖かくなるというので、大船フラワーセンターまで自動車を走らせました。
 カメラ2台、レンズ4本、アングル・ファインダー2本のフル装備です。
 各種のツバキ、雪割りイチゲ、オオミスミソウ、セツブンソウなどを楽しんできました。

第91回 San Po の会 鎌倉ハイキング

2014.02.24(23:50)

【日蓮上人辻説法跡】

日蓮上人辻説法跡140222

 第91回 San Poの会は2月22日午前10時30分鎌倉駅集合でした。

 鎌倉駅からまず若宮大路に出て、「大巧寺」の境内を抜けて「小町大路」に出ました。
 左折して小町大路を北へ向かうと、東側に写真の「日蓮上人辻説法跡」が見えました。
 石碑しかないではないか、と言ってしまえばそれまでですが、日蓮の辻説法は語り継がれてきたほどに有名で、たとえば、日本画家 下村観山の「日蓮上人辻説法図」がつい先日まで横浜美術館で展示されていました。


【東勝寺跡】

東勝寺跡140222

 小町大路をさらに北上し、案内に従って右折、少し歩いてその先の細い山道を登ると、「東勝寺跡」がありました。ここは北条氏の菩提寺でしたが、新田義貞の軍勢が攻め寄せたとき、北条高時ら一門は東勝寺に立てこもっていましたが、結局自ら火を放って自刃した、と言われています。


【腹切りやぐら】

腹切りやぐら140222

 さらに少し登ると通称「腹切りやぐら」があります。
 自刃した北条氏一門 総数870人とか、その骨はどうなったか、とか、もはや伝説化していて、真相がわかりませんが、このやぐらが東勝寺の戦死者と何らかの関係があるとされてきたわけです。最近は「心霊スポット」として騒がれているようです。


【宝戒寺】

宝戒寺140222

 小町大路に戻ってさらに北上すると、「宝戒寺」があります。ここは執権屋敷跡であったため、足利尊氏が北条高時の慰霊のために造営した、と言われています。
 花好きの人たちのあいだでは「萩の寺」として有名です。
 上の写真は San Po の会リーダーのNさんが撮影されました。

《参考》クリックしてください → 2010.4.25 の宝戒寺
    クリックしてください → 2011.9.25 の宝戒寺の花々

 「宝戒寺」を出たところの「筋替橋」交差点を渡り、突き当たりを右へ右折して「金沢街道」(六浦道)を東に歩きました。途中裏通りへ出て「滑川」(なめりかわ)沿いに歩いて行き、約15分、「杉本寺」に到着です。


【杉本寺】

杉本寺の苔階段140222

 「杉本観音」(杉本寺)は本堂を工事中。その本堂に工事資材を上げるため、観光客に知られている苔むした石段には板の蓋がされ、資材のリフト用通路として使われいました。
 San Poの会で杉本寺は初めてというメンバーが多いのに、たいへん残念です。


《参考》2010.4.25 の杉本寺の苔の石段

2010年4月25日の杉本寺100425

 2014.4.25 Olympus E-3 にて撮影。

《参考》2010.4.25 の杉本寺・本堂

杉本寺本堂20100425

 2月25日は本堂に工事用シートがかかっていたので、San Poの会メンバーのため、本堂の写真を掲載いたします。
 2014.4.25 Olympus E-3 にて撮影。


杉本寺やぐらを満たす雪解け水140222

 写真は、杉本寺・本堂の下側にあるやぐらです。雪解け水が多すぎて、やぐら内へ通じる飛び石まで水に隠れてしまっていました。
 杉本寺は創建が734年で鎌倉最古の寺である、と言われています。

 杉本寺を出て、バス亭「浄明寺」まで、ひたすら歩きます。
 バス亭の右側が「報国寺」、左側が「浄妙寺」ですが、今回の記事はここまで。

 なお、San Po の会参加の際は、Olympus XZ-1 というコンパクトデジカメにて撮影しています。


【日常の記録】

 2月24日、上野・東京都美術館にて「世紀の日本画(前期)」という展示を観てきました。
 日本美術院再興100年記念の特別展 ということです。
 上野までの往復で福井晴敏さんの『人類資金Ⅵ』を読了。

残雪の朝比奈切り通し 〜 2014.02.22 San Po の会 速報

2014.02.23(20:22)

雪の朝比奈切り通し1140222

 2月22日 San Poの会の速報です。
 鎌倉駅から 腹切りやぐら、杉本寺、報国寺、浄妙寺と歩いて、さらに朝比奈切り通しを越えました。
 いずれ San Po の会 の記事としてまとめますが、とりあえず速報です。


雪の朝比奈切り通し2140222

 岩の連なる切り通しの道の上に、雪がシャーベット状になってのっているところがあり、滑らないよう注意しながら歩きました。一人ではちょっとやめておいたほうがいいでしょう。


雪の朝比奈切り通し磨崖仏140222


【日常の記録】

 2月21日、スウェーデンのノワール『イージー・マネー』(著者はイェンス・ラピドゥス)を読了。
 講談社文庫の分厚い二冊組み。最初は読みにくかったのですが、下巻に入ってからはおもしろかった。
 夕刻は歯医者へ。
 2月22日はこの記事の通りです。最後は弘明寺の「三浦湯」に入って、上大岡で懇親会でした。
 2月23日、朝はゆっくりと寝て前日の疲れを癒し、昼頃は横浜駅前をぶらついて、午後は Photoshop の教習ビデオなどを見て学習しておりました。「動学」というサイトがありまして、1ヶ月2800円で ソフトの使い方などのビデオが見放題。1ヶ月後には解約の予定です。

2014年02月

  1. ラッパスイセン(02/28)
  2. スノードロップ(02/27)
  3. セツブンソウ(02/26)
  4. 第91回 San Po の会 鎌倉ハイキング(その3)(02/26)
  5. 第91回 San Po の会 鎌倉ハイキング(その2)(02/25)
  6. 第91回 San Po の会 鎌倉ハイキング(02/24)
  7. 残雪の朝比奈切り通し 〜 2014.02.22 San Po の会 速報(02/23)
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