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ヤブカラシの結実

2013.11.02(10:06)

踏切前のヤブカラシ131011

 京都から宇治へ行くには、鴨川に沿って南下する京阪電車に乗り、支線の京阪宇治線へと乗り継げば30分くらいでしょうか。とても近く感じます。
 宇治駅の二つ手前に黄檗(おうばく)という駅があります。
 中国から来た禅僧隠元(いんげん)が開いた禅宗・黄檗宗の大本山・萬福寺です。
 前日10月10日に腰を傷めた私は、一晩休養してそのまま横浜へ帰るのも残念なので、ホテルから電車一本で行ける萬福寺なら一個所だけよってみてもよいだろう、と午前中萬福寺へ行きました。
 駅から10分程度の距離でした。


ヤブカラシの結実2131011

 ここはJR奈良線というのも京阪線と並走して通っていまして、その奈良線の踏切を渡ろうとして、はっと足を止めました。
 「これは何の実?」葉と花の咲いた跡の花序を見れば、「ヤブカラシ」としか見えません。
 しかし、横浜ではヤブカラシが結実した様子を見たことはまだ一度もなく、横浜の方のブログでも年に一回程度、「結実しためずらしいヤブカラシを見つけた」と、一粒二粒の実が写真として載る程度。これほどたくさんの実がなっているのは見たことがありません。


ヤブカラシの結実131011

 まだ自分の目を疑っていました。
 花弁が散ったあと蜂や蟻などが蜜を吸いに来る花盤が小さい。つまり花がとても小さい。横浜で見るヤブカラシの花はひとつひとつがもっと大きく堂々としているので、小さすぎて「よく似た別の種類があるんじゃああるまいな」と疑っていました。


ヤブカラシの結実横長アップ2131011

 滅多にないチャンスと写真を撮りましたが、腰痛はかなりひどく、無理に中腰や前屈みになろうとすると、痛みで身体が安定しません。そんな中でなんとか撮ってきた写真です。
 「結実するヤブカラシは2倍体、ふつうのヤブカラシは3倍体」という程度の知識はありましたが、そもそも意味がよくわかっていなかったので、この記事を書くに当たり調べました。


ヤブカラシの結実縦131011

 ネットなどで調べると、
 ・ヤブカラシには2倍体と3倍体がある。
 ・対になった染色体数のことを言い、有性生殖をする動物の多くは、両親から配偶子を通してそれぞれ 1 セットのゲノムを受け取り、計 2 セットのゲノムを持つ2倍体(ヒト, 2n = 46 など)であるが、植物には様々な倍数体が存在している。
 ・結実するヤブガラシは西日本を中心に分布する2倍体で、より広い範囲にふつうに見られる三倍体は結実しない。
 ・横浜のヤブカラシはふつう3倍体で小葉が5枚。結実する2倍体のヤブカラシには、3枚や4枚のものが混じる。


ヤブカラシの結実アップ131011

 なるほど、この日に撮影したヤブカラシには、どことなくヤブカラシらしくない小葉3枚のものが画面に見えています。ぼくが直感的に感じた違和感には、葉の様子もあったのでしょう。庭の草むしりなどのときには、まだ小さくても、ヤブカラシ独特の鳥足状複葉を見つけては、目の敵にして抜いているのです。

 目の具合はかなりよくなってきました。多少痛みますが、ちゃんと見えています。
 疲れ目を抑えるよう、一昨日には眼鏡屋さんであたらしいメガネを注文してありますが6日頃にできあがる予定になっていて、まだ多少用心しつつ、記事を書いております。
 「老眼の進み具合は大したことはない」のだそうで、ブルーカット・コーティングのほうが効果があるようです。つまりは加齢により、光のちらつきがかなり目の負担になっているようでした。
 昨日はベッドサイドの照明を変えて工夫したりしました。

2013年11月02日

  1. ヤブカラシの結実(11/02)