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久しぶりの三渓園(2)〜 半夏生、擬宝珠 など

2013.06.29(18:00)

【ギボウシ】

ギボウシの重なり130628

 詳細な品種まではわかりませんが、ギボウシの仲間の美しさは、いかにも日本の梅雨の時期に似合います。

 ところで、こういう写真を撮ろうとすると、背景とごちゃごちゃとしがちなので、つい下のように撮ってしまいがちになります。
 下のように撮れば、花はすっきり、細部もよく見えますが、ギボウシの写真としてはさっぱりおもしろみがありません。


三渓園のキボウシ130628

 上の写真はトップの写真と比較すると、ギボウシという植物そのものがこじんまりとして勢いがなく、画面の整理は簡単でも「奥行き」に欠ける画像で臨場感がありません。
 トップの写真のポイントは、フォーカスを当てた部分はくっきりと強調し、背景を近い花から順番に遠くまで、少しずつボケさせて、カメラマンがギボウシを見ている現場の臨場感をいかに伝えるか、にかかっています。
 背景のボケが弱すぎると、ゴチャゴチャ感が増してうるさくなり、強すぎるとギボウシの繁みを見ているのだという臨場感が失せてしまいます。

 最近のぼくがいろいろな写真で注力しているのは、こういう微妙なさじ加減の技術をいかにして自分のものにするか、ということにあります。
 「絞り優先」で撮影するわけですが、被写体や背景との距離、使用するレンズによってボケの程度は微妙に変化するので、それを体感で覚え込もうとしております。


【これは何でしょうか?】

水生植物の群生130628

 水辺の植物に弱いので、さっぱりわかりません。
 図鑑などを調べるにしても、何か手掛かりがないと適当にめくるしかない。
 どなたか教えていただけるとありがたいのです。


水生植物花と葉130628


水生植物花のアップ130628

 花は、これからもっと大きく開くのかも知れません。


【ハンゲショウ】

ハンゲショウ集団縦130628

 念のために書きますと、トップのギボウシの写真のように「奥行き感」を狙ったのとはまったく別の撮り方をしています。
 絞りを強引に f20 まで絞って、遠くまでできるだけ均等にくっきりと見えるようにして、ハンゲショウの花と葉が重なった模様を装飾的に画面に並べようとしております。
 
 花を撮り続けておりますが、そのときどきで狙いは変わります。シチュエーション次第です。
 
 下の写真は、ちょっと中途半端だったかも知れません。絞りは f9.0 です。


ハンゲショウ集団横130628

 次からはごく当たり前に、花や葉の質感を大切にしようとして撮影しています。


ハンゲショウの葉と花アップ130628


ハンゲショウの花アップ130628


ハンゲショウ花の二連アーチ130628


ハンゲショウの繁み横から130628

 今回いろいろと書きましたが、写真の撮り方講座のようなつもりはさらさらありません。
 自分がふだんどんなことに注意してカメラを扱っているか、どんな狙いで写真を撮っているのか、できれば理解していただきたいなあ、という気持ちです。
 ときどき大胆なこともやりますし、レタッチであれこれ修正したりもしていますが、「自然に見える」ということからあまり極端には逸脱しないところで、はっきりとはわからないように、さりげなくやっております。
 最近はコントラストを強めて色を強く出すなど、少し大胆になってきているので、ずっとこの方針でいくのかどうかはわかりませんけれども。

2013年06月29日

  1. 久しぶりの三渓園(2)〜 半夏生、擬宝珠 など(06/29)