
かみさんが通っているストレッチの先生が、「野毛の大道芸なら任せておけ!」というほどの、その道のプロだということなので、4月27日夜 赴任先の津から無事自動車で帰省した長男と三人で、案内してもらうことになりました。
まずは裏通りで腹ごしらえする…、というのが「通」らしいのでした。

通りはご覧のような賑わいで、自称50歳の外人さんも、このように頑張って観客を沸かせています。

圧巻だったのが「中国雑伎団」のパフォーマンスでした。
椅子を乗せ、次は裏返して重ね、その次は四隅の脚を合わせて…、と一段一段積み重ね、彼女はその上でさまざまな演技をしていきます。

重ねた椅子の上でまずはバランスをとって試すこの緊張感!
観客も息を呑みます。

斜めにした椅子の上、正面向きで開脚のバランス。
背景のマンションに観客が見えますが、まん中が3階、その上に4階の方たちが見えています。

そのまま正面最高位置での逆立ち。
椅子はひとつひとつ積み重ねて、一段一段のぼってきた上での高い位置です。
観客もかなり緊張しています。
場所は野毛の商店街の、ただの路上です。

最後のパフォーマンス。まずは向きを変えます。

そのまま逆立ち!

さて、この後どうやって下りるのか、と不思議に思っていました。
一段下りたら椅子を一脚、下へ落とします。帆布のようなものを張った受け具を持ちだしてこの椅子を下で受け、彼女はまた一段下りる…、ということを繰り返すのでした。
いやあ、緊張して肩が凝りました。
お見事でした!!