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佐倉市城下町地区の散策 〜 第79回San Poの会 ウォーキング記録

2013.05.12(18:00)

【旧堀田邸】

旧堀田邸2130427

 4月27日、第79回 San Poの会は、千葉県の佐倉市まで遠征しました。
 JR佐倉駅に11時に集合です。JR佐倉駅→旧堀田邸→佐倉順天堂記念館→千葉県立佐倉高等学校(記念館・鹿山文庫)→麻賀多神社→武家屋敷→佐倉城址公園→京成佐倉駅 と、歩いて回りました。
 簡単に言えば、広い佐倉市の中で、いわゆる城下町地区と呼ばれる部分を歩いたことになります。


旧堀田邸座敷より庭園を眺める130427

 佐倉は江戸時代初期に土居利勝が佐倉城を築き、その後堀田氏の居城となりました。幕末期の老中堀田正睦が有名です。安政の大獄などに巻き込まれて、佐倉城に蟄居を命じられるなどしました。最後の藩主が「堀田正倫」であり、明治になってからは華族として佐倉の教育や農業の育成に力を尽くします。
 旧堀田邸は堀田正倫の邸宅で明治23年に竣工したものです。


旧堀田邸1130427

 写真は、居間棟の1階廊下から、書斎棟を眺めています。
 その向こうに見えている広場で、私たちは昼食タイムをとりました。


【佐倉順天堂】

佐倉順天堂入り口130427

 写真は「順天堂記念館」です。
 
 順天堂大学病院と言えば御茶ノ水駅を降りたところなので、「なぜ佐倉に順天堂があるのか?」と疑問に思います。
 最初に佐藤泰然という人物がいまして、佐倉藩の堀田堀田正睦 の招きで江戸から佐倉へきて、病院 兼 蘭学塾「佐倉順天堂」を解説するのです。俗に「西の長崎、東の佐倉」という言葉があったほど、佐倉藩の蘭学の隆盛は有名でした。
 「順天堂記念館」はこの 病院 兼 蘭学塾 の建物(安政5年)の建物が残っているものです。

手術料金表全体130427 手術料金表部分130427

 手術道具とか、各種施術の料金表とか、ついつい見入ってしまいます。

 初代佐藤泰然の養子に佐藤尚中という方がいまして、台東区下谷に開院したのが東京の順天堂医院の始まりです。明治8年に湯島に移転して、現在のような大病院になりました。


【佐倉高等学校】

佐倉高校記念館の玄関130427

 写真は佐倉高等学校記念館(旧佐倉中学校本館)です。
 佐倉高等学校は、元々は佐倉藩主の創設した藩校に始まると言われ、この建物も、最後の藩主堀田正倫が土地購入費、建築費を提供しました。


佐倉高校記念館見上げ130427

 NHKのテレビドラマ「梅ちゃん先生」り下村梅子が受験した城南女子医学専門学校のロケ地として使われたので、憶えていらっしゃる方も多いのではないか、と思われます。(内部は現在非公開)


佐倉文庫古文書の展示130427

 しかし、佐倉高校といえば長嶋茂雄選手の出身校として有名です。
 鹿山(ろくさん)文庫として知られる建物が高校施設内にあり、数々の古書(藩校以来の和漢洋書約1万点。手書きの蘭日辞書などが目をひく)とともに、長嶋茂雄選手関係の展示もありました。


長嶋茂雄氏関係展示品130427


【麻賀多神社】

神社と鯉のぼり130427

 佐倉藩の総鎮守の神様とされている麻賀多(まかた)神社です。祭神は稚産霊命(わかむすびのみこと)。


【武家屋敷の見学】

武家屋敷三棟の見学130427

 城下町地区の中心部に武家屋敷が三棟残されていました。
 当時の武家屋敷というのは、個人所有ではなく藩から貸与されていたものだそうです。石高によって建物の規模や内装なども階層別になっています。
 そうしたことを、ボランティアの方が懇切ていねいに教えてくださいます。


最上級武家屋敷内部130427

 上は最上級の武家屋敷、旧河原家住宅です。
 階層別に三棟横並びに並んでいたのか? というと、そうではなくて、中ランクの旧但馬家住宅が最初からここにあり、高ランクの河原家住宅と、質素な武居家住宅は他所からこの地へ移転させ、三軒並べて展示しているようでした。


【佐倉城趾】

佐倉城趾1130427

 戦国時代の大名とは異なり、江戸時代の老中が治めていた佐倉藩ということなので、佐倉城趾といったって、どうせ大したことはないだろう、とぼくは誤解していました。
 写真のような土地が延々と広がっていまして、佐倉とはなんと美しいところか! とぼくはすっかり佐倉のファンになりました。


佐倉城趾2130427


佐倉城趾3130427

 武家屋敷付近から佐倉城趾、国立歴史民俗博物館に至る緑豊かな地域のすばらしさは、数枚の写真程度ではとても伝えきれません。


【国立歴史民俗館横を通る】

国立歴史博物館付近130427

 最後に、「国立歴史民俗館」は時間がなくて行けませんでしたが、体験された方の話によると、大規模で圧倒される展示だそうで、その展示物を見るだけで最低でも半日は掛かる、というものだそうです。ぜひ見ておくべきだ、と言われていまして、いずれ佐倉への再訪を考えております。

 例によって、メンバーは先に京成西船駅に移動し、入浴して疲れを癒した上で懇親会を開き、解散しました。

 (San Poの会のウォーキングでは Olympus のコンパクト・デジカメ XZ-1 を使用していますが、今回から RAW画像で撮影して、Photoshopで現像するようにしましたので、従来よりは画質が向上しています)

2013年05月12日

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