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毘沙門天入り口から宮川湾へ

2013.05.03(20:12)

毘沙門天付近歩き始め130411

 2011年6月3日、私は三浦半島の景勝地「剱崎」へ出かけました。(読み方ですが、岬の名前は「けんざき」、そして灯台は「つるぎさき灯台」と呼ぶらしいです)
 剱崎からの海岸線のウォーキングは剱崎灯台→江奈湾→毘沙門洞窟→毘沙門湾→盗人狩り→千畳敷→宮川湾へと、ずっと岩礁地帯を歩きます。山や平地のウォーキングとは違い、岩伝いに歩けるところを捜しながら歩くのです。


毘沙門湾方面への岩礁地帯130411

 一昨年の春から夏にかけて、私はずっと心臓の状態が不安定で、突然の心房細動発作に襲われることがたびたびありました。その日も剱崎灯台から江名湾まで気持ちよく歩いていましたが、江名湾で心房細動の発作が起きて、松和海岸から剱崎バス亭までの登り道をふうふう言いながら歩いて帰りました。
 ウォーキング案内によりますと、毘沙門洞窟から千畳敷へ至るまでが、このコースでは一番迫力がある景観だそうです。それを見逃したのがなんとも残念であり、今回は「毘沙門天入り口」までバスに乗り、そこから岩礁地帯へ出て、コースの後半(約3分の2)を歩き直そう、というものでした。

 毘沙門天入り口のバス亭で下りたのは私を含めて3名だけ。二人の年輩の女性たちは以前にも来ているらしく、すたすたと海岸方面へ向かって歩いて行きます。
 上の写真は、岩礁地帯を歩き始めて10分程度のところです。
 まだまだ景色は大人しい様子。
 岩礁地帯へ入る前に、白浜毘沙門天にはお参りしました。小さいし、薄暗いし、誰もいません。三浦七福神のひとつで、正月には多数の参詣客があると立て札がありますが、ほんとうかなあ、と思ってしまいます。


毘沙門湾方面への岩礁地帯から振り返る130411

 歩き始めて15分、歩いてきた岩礁地帯を、ときどき足を止めて振り返ります。
 少し雰囲気は出てきたかなあ、という程度です。


毘沙門湾への道130411

 次第に岩が多くなり、一番困ったのがここです。右端の丸い柱の上を歩いて行けばよい、と思われるかも知れませんが、じつはそんなに簡単ではないのです。


毘沙門湾への道アップ130411

 最後の丸い柱のその先で、右側から岩肌が大きく傾いて海側へ突出しているのです。
 リュックを背負っているし、背が高いし、肩がぶつかって落ちたら、約2m 下方はごつごつした岩で、海水に浸かった場所もあります。万が一バランスを崩したら、大怪我間違いなしなのですが、周囲を見渡しても歩いている人は誰もいません。何かあっても助けは呼べません。
 私は結局円柱の道を戻って、下の岩場を歩きました。あまりにも岩が大きく、潮だまりも大きく、歩きにくいために円柱の道が作られているわけですが、何とか岩場伝いに歩いたほうが安全だと考えたのでした。


ヒザラガイ130411

 都会人なので何も知りません。「なんだ、これは? 貝の化石か?」と最初は思いましたが、この先の毘沙門湾付近に解説板がありました。
 「ヒザラガイ」といい、岩や貝殻などの硬いものに付着して生息するのだそうです。岩の表面などに生えている藻類を食べている、と書いてありました。星形のほうは「ウノガイ」というらしいです。


毘沙門湾の港130411

 とりあえず岬をひとつ回って、毘沙門湾です。
 このあと、足元はさらに厳しく、ゴツゴツとした岩場が続いていきます。


毘沙門湾を振り返る130411

 毘沙門湾を外れたところで、毘沙門湾を振り返って見ています。


岩場へ深く入り込む潮130411

 歩き進むに連れて、景色がダイナミックになってきます。
 海は私が歩いている岩礁地帯へ深く切れ込んできていて、ときどき大きく迂回しなければ前へ進めなくなります。
 ハイキングコースのガイドブックは歩く順序を示しているだけで、実際には足元に気をつけながら、歩くことのできる場所を自分で探しながら歩くのです。


岩礁へ深く入り込む潮130411


荒れてきた海130411

 空は晴れていても、正午を過ぎると風が出てきて、次第に強くなります。それが春の天候です。
 海はかなり荒れてきました。


盗人狩りへ向かう道130411

 「盗人狩り」と呼ばれる「断崖+入り江」を目指して歩いています。
 追われた盗人が断崖と怒濤に足がすくみ、観念したということから「盗人狩り」との名前が付けられたそうです。


盗人狩りへ向かう道2130411

 この付近、岩礁が平らになっているところをよくよく見ると、かなり潮を被っています。
 これまで私は満潮に当たったことはないのですが、潮が満ちてきたらどんな景色になるのでしょうか。怖くてとても歩けなくなるかも知れません。


盗人狩り130411

 ここが「盗人狩り」。
 海が画面に入らないし、写真映りはあまりよくありません。この上で追い詰められたら、そりゃあ逃げるのを諦めざるを得なかったろう、とは思います。

 さて、一回で終えるつもりでしたが、どうも明日に続く…、とするしかないようです。明晩は「千畳敷」から「宮川湾」までの景色を紹介します。

2013年05月03日

  1. 毘沙門天入り口から宮川湾へ(05/03)