【コブシ】(駐車場付近)

金沢自然公園は横浜市金沢区にある公園です。
コアラバスという園内バスに乗らない場合、植物エリアまでかなりの高さを登って行く必要がありますが、そのような環境だからこそ、自然がいっぱいです。
【キブシ】


キブシの花の真近によって花の中を覗き込むような画像もありますが、それではこの花のよさをなくしてしまう気がしますので、そちらの掲載は取りやめました。
【ハクモクレンのつぼみ】

【アカシデ】

アカシデは根岸森林公園にもありますが、花序の写真を撮るのなら、こちらのほうが写真を撮りやすいようです。
これは雄花序です。まだもう少し長く垂れるまで生長するはずです。
【菜の花畑】

菜の花畠というのはどう撮るべきか悩ましいですが、1月に吾妻山公園の菜の花を撮ったときよりは上達して、よく撮れたと思います。


【絞りのツバキ】

【アンズ】

梅の花と似ていますが、アンズは梅に近い種類です。
豊後系の梅というのがあって、アンズとの雑種だそうです。
約二週間ほど、体調不良に悩まされてきましたが、ようやく落ち着いてきて、今日は久しぶりに根岸森林公園を一周してきました。曇天ですが、それはまたそれなりにおもしろいのです。
【きょうのひとこと】
横浜マリノス開幕後リーグ戦4連勝、横浜ベイスターズ2連勝、ということで、横浜勢はめずらしく絶好調。どちらのチームも得点が取れているのがよいところ。
昨日の横浜マリノスは決してよい出来ではなかったのですが、ツキがありました。スポーツの世界では「ツキも実力のうち」との言葉があり、波に乗ることが大切。そろそろぼくも上げ潮に乗りたいところです。
【馬の博物館のイトザクラ】

馬の博物館のイトザクラは、すでに19日に全体像を紹介しています。
日本各地にイトザクラと呼ばれる枝垂れ桜の名木がありまして、枝垂れ桜の通称となっているかのようですが、これがサクラの正式な品種なのかどうかまでは調べておりません。
「馬の博物館」の名札はイトザクラとなっています。

【ハナモモ】

窪地でシイノキやオオシマザクラなどの大木に囲まれていますので、陽の当たる方向と時間が限られ、撮影がむずかしい位置にあります。
ブログを始めた頃はずいぶんと悩んだものですが、これはやはりハナモモでしょう。
【トサミズキ】

根岸森林公園では、一昨年の梅林の改造のときにたくさんのヒュウガミズキを植えたので、昨年からは同じ公園内で、このトサミズキとヒュウガミズキの両方を楽しむことができるようになりました。
名前がややこしいですが、ミズキはミズキ科、トサミズキとヒュウガミズキはマンサク科で、花はまったく違います。

花序はトサミズキのほうが何段にも垂れて、見映えがします。
逆にヒュウガミズキのほうがかわいい、と感じられるかも知れません。

トサミズキのマクロ写真を準備してありましたが、急に気に入らなくなりました。
昨日の フラサバソウを イヌノフグリと誤認した件を反省してみますと、昨年から自分の意識が「種の同定や野草の生態の研究」といった側面から次第に離れていっていることを痛感するのです。
かといって、美しさを追い求めているというわけでもありません。
四季の移ろいや自然の美しさを通じて、人の営みそのものをありのままに感じとること、に軸足が移っているとでもいいましょうか。
すでに京都や奈良の寺社をめぐっての旅日記のような記事や、San Poの会の記事などにかなり力を入れて書いております。「花通信」ですから、花や樹木から大きくは離れないにしても、やはりブログが少しずつ変わっていく時期が来ているのかも知れません。
「きょうのひとこと」などというコーナーを設けたことも、その顕れだろう、と思います。
【きょうのひとこと】
社会の歪みを認識したならば、「その中で上手に立ち回る」よりも「社会の歪みを正す」という方向が本来は正しいのかも知れません。しかし自分の年齢と体力を考えると、そうした行動は間違いなく徒労に終わるであろう、と考えざるを得ないのです。「年をとればとるほどに人は保守的になる」というのは、たぶんこういうことなのでしょう。問題は、いまの若者たちも中高年者と同様に、社会の改革よりは現状の中で上手に立ち回ることを志向しているように感じられることです。
【公園前マンションの植え込みのツバキ】

最初は公園前のマンションの植え込みのツバキから…。
このツバキは例年開花が遅く、とても小振りで、そして色が可愛いので、楽しみにしています。
今年はまだつぼみが多いうちに撮りました。その後満開になっております。


【シロバナジンチョウゲ】

馬場の馬との組み合わせで一度紹介してします。
こちらは花に焦点を合わせ、馬場は明るく見えているだけとなっています。
【シダレヤナギ】

馬の博物館の屋上で、建物の横に映えているシダレヤナギを撮影しています。
難敵は春の風! 風が途切れる瞬間はごくわずか。かなり粘ってずいぶんとシャッターを切りましたが、ほとんどがフォーカスを合わせられません。
上も下も、フォーカスがきちんと合っていないのを、なんとかレタッチでごまかそうとした写真です。

この木は一昨年の台風で損壊し、一部伐採されて、昨年はこのような写真を撮ることは不可能でしたが、樹木がまた伸びて、今年は撮影が可能なまでに生長しました。

上がこの日一番フォーカスをきちんと合わせられた写真です。何回もシャッターを切った中に、偶然よく撮れたのがあった、という次第。
シダレヤナギの樹木は雌雄異株でして、これは雄花です。長さ2〜4cmくらい。雌花は1.5cm〜2cmだそうですが、ぼくはまだ見たことがありません。
【イヌノフグリ】

ソメイヨシノの林の中に、イヌノフグリがかなりの大きさの繁みを作っています。
オオイヌノフグリではなくてイヌノフグリです。→ 「フラサバソウ」に訂正します。
オオイヌノフグリよりもずっと小さく、上から見ると「なんだ、このゴミみたいな花は?」といった感じです。肉眼で覗き込んでも、老眼鏡でも持って行かないと、確認が難しいくらいです。

それでも、執念を燃やしてマクロ写真を撮ってみれば、ずいぶんと毛むくじゃらなこともわかりますし、花がオオイヌノフグリに似ていることもわかります。
上は比較的よく撮れた1枚です。
《追記》そういえば、昨年ずいぶんと調べて下記の記事を書いていたことを思い出しました。
「2012年4月2日のフラサバソウの記事」
自分で書いていて忘れているのだからいけません。
イヌノフグリはこれほどけむくじゃらではないのでした。
ということは、「イヌノフグリ」の表題で拝見していた先日の「土のうた」nakamura さんのイヌノフグリもフラサバソウの可能性があるような気がしてきましたが、あ、いま確認すると、nakamura さんも後からフラサバソウに訂正されていらっしゃいました。
→ 「土のうた」イヌノフグリとオオイヌノフグリ
とても紛らわしいです。ぼくの昨年4月2日の記事は検討結果をよくまとめていますので、似たような花を見つけられたら、そちらを参考にして下さい。

正面から花をとらえて、縦長の写真を…、と挑戦しましたが、白飛び気味でフォーカスを合わせにくい。この花の小ささで、その雄しべに焦点を合わせて撮ろうというのは至難の業でして、何回もシャッターを切って、レタッチでごまかしてせいぜいこの程度まででした。
カメラをマクロの得意な Olympus に変えて挑戦と思わないでもありませんが、この日以降体調が思わしくなく、それだけの気力が復活しないでおります。
【きょうのひとこと】
企業経営にせよ、投資や資金運用にせよ、「敢えてリスクを冒して挑んだ者はより多くの見返り・収入を得てもかまわない」というのが資本主義の考え方です。困ったことに、資金の余裕のある者ほどリスク管理をしやすいので、金持ちほど儲けやすい。そんなのは不公平だと叫んでみても、日本は否応もなく資本主義社会ですから、その中で個々それぞれに何とか対応していくしかありません。機敏に立ち回らなければ、ますます取り残されるばかり。社会は厳しいですね。

3月17日、六本木ヒルズ・森美術館の《会田誠展 〜 天才でごめんなさい》を観にいきました。
美術展の感想は下のリンクをクリックしてご覧いただくこととしまして、この日の森タワー・スカイデッキからの眺望を紹介いたします。
会田誠展~天才でごめんなさい

森タワーは53階建てで、その上に屋上のスカイデッキがあります。スカイデッキは海抜270m の位置にあって、周囲に高層ビルがあり、お台場など東京湾を望むことができ、眺望がとてもよいのです。

森美術館は現代美術専門の美術館であり、ぼくは年間パスポート(5,250円)を購入しています。一年間に何回でも美術館に入館でき、東京シティビューという展望台、そして屋上のスカイデッキに昇ることができます。
52階の展望台〈東京シティビュー〉へは通常1500円、スカイデッキへ昇るには +500円かかりますので、現代美術が好きであれば、森美術館のパスポートは「とてもお得」ということになります。

スカイデッキというのは、上の写真のように、何に使われているのか想像するだけで楽しい大型機械がありまして、だから、そこへ昇る通路も、下のようになっています。


52階の展望台〈東京シティビュー〉からはガラス窓越しになりますが、スカイデッキにはないおもしろさがあります。屋上からですといろいろなマシンが邪魔になって真下の方向を見下ろすことが出来ないのですが、上の写真の通り、足元のビルや街を見下ろすおもしろさがあります。

東京タワーも、このように下の街の様子を同時に写し込む事ができます。

3月7日木曜日、河津桜まつりが開催されている河津町を訪ねました。
横浜駅から特急踊り子号で約2時間10分ほどかかります。

河津川沿いに約4km にわたり、河津桜が植えられています。
例年であれば河津桜まつりは2月5日から開催されるのですが、今年は2月下旬になってようやく開花するほど遅れました。3月7日はちょうど満開のピークだったようです。

河津川は水が澄んでいました。カモや鯉なども見られます。
また、背景の山がとても美しく、豊かな自然を感じさせます。

河津桜の原木とか、かわづカーネーション見本園とか、ほかにも見どころはあるらしいですが、夫婦二人で出てきたためスキップを預けてあり、その引き取り時刻などもあって、4km の往復だけとなりました。
たまたま花が満開のもっともよい時期に当たりましたので、それでも十分満足できました。




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(「きょうのひとこと」代わりの余談)
ブログ「Phot & Sentens」の miyata さんが「クリスタルヴェール」という花粉症の対策薬を紹介されていたので、試してみました。
塗り薬ですが、鼻の粘膜に塗るのではなく、鼻の穴の外側と下側に少量を薄く伸ばして塗布するというもので、こんなものでほんとうに効果があるのかどうか、半信半疑でした。イオンの力で花粉を吸着するとかで、花に入り込ませないようにする、ということのようです。
ぼくは自分は花粉症ではないと思い込んでいましたが、最近、庭の草むしりとか外出のたびに、左側の鼻だけ過敏なせいか、鼻水が出て困っていました。
きょうはその過敏な左の鼻の付近にだけ塗布して出かけました。するとなんと、鼻水が出てくるのは右側ばかりなので、どうやら相応の効果はあるようです。
帰宅後に顔を洗ってしまったら、鼻水復活。顔を洗うと塗布した薬が流れてしまうようです。
販売元はエーザイで価格は1400円前後と高めです。
ただ、花粉症といっても、ぼくはかなり軽症だと思います。症状の重い方や、風が強い環境でも効果があるのかどうかなど、疑問は残ります。

ブログを再開するにあたり、とりあえずぼくが中断中のみなさんのご活躍を確認しようと、常連のみなさんのブログを急ぎ足で拝見しました。
やはりソメイヨシノ開花の記事が多く、そうなるとぼくもやはり桜で行こうかということになるのですが、先にみなさんの記事を拝見してしまうと、なんとなくやりにくい。
遅れているわけですから、何か工夫をしたいと思うのですが、写真が多すぎてもはや整理のしようもないので、「3月23日の根岸森林公園」などという、もっとも安易なまとめ方となりました。
3月23日、午前中早い時間は晴れていて、散策中にどんよりと曇りだし、昼頃には冷たい風が吹き始めるという天候でした。
上の写真は東入り口を入って、崖の上から見下ろしたオオシマザクラです。

横須賀米海軍基地のみなさんの宿舎が集まっている居留地の入り口が根岸森林公園と接しています。
23日現在、ソメイヨシノはまだ満開の一歩手前で、ボリューム感が足りません。
本日25日はおそらく満開と思いますが、きょうはあいにくの雨模様なので、確認には出かけておりません。

ぐるっとまわって広場を突っ切り、ソメイヨシノの一番多い辺りまであるいてきました。
満開前でも土曜日ですから、お花見客の姿はとても多いのです。

馬の博物館を裏から入り、馬場のほうはどんな様子かな、とのぞいてみました。
手前はシロバナジンチョウゲです。

馬の博物館の正面の奥、オオシマザクラが満開です。

オオシマザクラの咲き始めは花心のシベの葯が黄色で、花弁は真っ白。少し時間が経つと、葯が落ち、花心が紅色に染まってきます。そうなるとアップには耐えませんが、遠目には少し紅色がかってきれいに見えます。
上の写真では花心が紅色に染まった花が一部に見えています。

「馬運車」をネットで検索すると、競走馬用の大型車両の写真がたくさん見つかりますが、写真の車はそれほど大袈裟なものでなく、英語で言う horse trailer のようです。
昨年はここに馬が二頭つながれてよいモデルとなってくれましたが、今年のポニーは通路側の柵の近くで草を食んでいて、写真のモデルになってくれません。

馬場のほうへ下りていく「馬坂」です。

馬坂を下りて、入った裏口から「馬の博物館」を出て、根岸森林公園の東入り口のほうへ戻ります。
入り口付近の崖の上、オオシマザクラの枝がちょうど崖の上に垂れてきて、アップの写真を撮りやすいことを知っていましたので、例年通り、ここでオオシマザクラのアップの写真を撮りました。

やはりオオシマザクラはいいですね。満開のソメイヨシノは華やかですが、花のひとつひとつ、爽やかな味を楽しめるのはやはりオオシマザクラでしょう。
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「きょうのひとこと」は、じつは何も考えておりません。
PCのハードディスク取り替えと復旧は無事終わりましたが、体調のほうは腹具合を悪くしたりしていまして、ようやく本日からあれこれとやる気を取り戻したところです。
写真だけはどんどんストックが増えていて、どうしたらよいのやら…。

昨日、馬の博物館の枝垂れ梅を紹介したばかりですが、その隣では枝垂れ種のイトザクラ(糸桜)が満開となりました。
急に暖かくなり、晴れた日は庭やご近所や根岸森林公園を回っていますから、よい写真がたくさん撮れているのですが、PCの前で座っていると痛みが増してくるので、もう二、三日、座り続けることは避けたいと思います。
先ほど、みなさんのブログを巡回いたしましたが、やはり痛みが増してくるので、本日はこの写真一枚とさせていただきます。
そして、野山に花が多くなるこの時季にやりたくはないのですが、PCのリコールでハードドライブ交換の期限が迫っています。明日の夕刻にメーカーが回収に来ます。MAC の0S 部分については Time Machine で自動バックアップされていますが、明日の夕刻までに、我が MAC の Windows 部分のバックアップなど、まだ作業が残っています。明日の昼間はそれをやらなければならず、夕刻にはPCそのものがなくなってしまいます。
というわけで、メーカーの補修対応次第ですが、数日間はみなさんと音信不通となります。
無事復活後には、多少時季遅れとなるかも知れませんが、またよい写真を掲載できると思います。