
スキップはわが家の二代目のボーダー・コリーです。
ボーダー・コリー(Border Collie)はイギリス原産の犬種で、原産地がイングランドとスコットランド、イングランドとウェールズの国境(ボーダー)地域であることに由来する、と言われています。
作業に使役する犬として、とくに牧羊犬として知られ、ペットとしては運動・訓練性能のよさを買われて、フライイング・ディスク(フリスビー)が上手なことで知られています。

先代のスパンキーはフリスビーのジャンピング・キャッチが得意で、大会に連れて行ったこともありますが、スキップはディスクを追いかけるのがあまり好きではありません。
スパンキーは知らない人や犬にはぷいと横を向く犬でしたが、スキップは誰に対しても、どんな犬に対しても友好的であり、友だちの犬と遊ぶことをとくに好みます。
スパンキーは自分で判断して好き勝手に行動するところがありましたが、スキップはきわめて従順です。その分、叱られたりするとあきらめが早い。ディスクを取り損ねるとさっさと諦めてしまいます。
なかなか、人間が思うようには両立しないものです。

いずれにせよ、ボーダーコリーは活動的です。
二代目は育てきれないから諦めようとぼくは言ったのですが…、かみさんが「どうしてもまた犬が欲しい」と。

スパンキーはブラック&ホワイトの典型的なボーダーコリーで耳が垂れていましたが、スキップは体毛に茶が混じり、表情は耳が立っているのでシェパードに似た雰囲気があります。
本日はボーダーコリーらしさの証明写真を掲載しようと「ランニング・スキップ」5枚組です

最後はおともだちのアーサー君が特別出演です。
スキップがおもちゃを咥えて逃げるので、追いかけています。
当ブログは、スパンキーがそろそろ中年にさしかかる頃に始めて、当初は土曜・日曜のスパンキーの散歩のときについでに写真を撮ってくる、というかたちで始まりました。
スパンキーの成長は子どもたちの成長と同じ時期で、長男とぼくがサッカーボールを蹴って、スパンキーがゴールキーパー兼ディフェンダーをつとめたりしていました。キャッチボールの球拾いも、雪合戦の相手もスパンキーでした。
彼は二階の寝室へも平気で上がってきて、一緒にベッドで寝たこともある。わが家の生活は一時はスパンキーを中心に回っていた感があります。
そういう意味では、子どもたちが次々と独立して出て行ってしまう時期とぶつかったスキップは、わたしたち家族と遊び足りない思いを抱いているはずで、その分犬友だちが必要なのだろうと思われます。