
大徳寺の塔頭については、これまで「総見院」(織田家菩提寺)と「高桐院」(細川家菩提寺)を紹介した。
今回は「興臨院」だ。

「興臨院」は能登の大名畠山義総(はたけやまよしふさ)が建立した。七尾城を建設し、能登畠山家の全盛期を築いた大名だ。
「興臨院」については、畠山家衰退後は前田利家によって修復が行われたという。
畠山家歴代の墓があるほか、前田家の菩提寺でもあるらしい。

このように、大徳寺のそれぞれの塔頭は、戦国大名との関係が深いので、京都であれこれ見てきた寺社を時代順に並べるとき、大徳寺は戦国期の寺として紹介しよう、ということにした。
「興臨院」は通常は公開されていないらしい。10〜11月に京都を巡ると、こうした特別公開期間とぶつかることがある。そういう折にはすなおに見学したほうがよい。めったに拝観できないのだから。

写真は方丈の前庭だ。

茶室・涵虚亭(かんきょてい)。

茶室の前の手水鉢。なかなかお洒落だ。

庫裡。

どの門であったか忘れたが、門前のコムラサキがきれいだった。
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明日3日と明後日4日は都合でブログをお休みします。

粗い画像ですがコンパクトデジカメすら持っていなかったので、スマホで撮りました。
2月1日、信濃町の慶應病院のイイギリです。
昨日はかみさんの退院と自分の慶應病院の定期健診が重なりました。病院通いで東京まで出ていって、待ち時間が長いととても疲れます。帰宅後も、とてもブログの記事を書こうという気力がなく、今朝になって昨日スマホで撮った写真はどうだろうか、と確かめてみました。
人物のスナップなどはよく撮れるスマホですが、空を見上げて細かい植物の実を撮影するなどというシチュエーションはやはり難しいようです。
結果的に夫婦二人とも順調で、当面問題はありません。