FC2ブログ

鹿苑寺・金閣

2012.12.14(17:00)

金閣正面オーソドックス121013

 日本漢字能力検定協会が発表した2012年の世相を表す「今年の漢字」は「金」だそうだ。
 10月の京都旅行の次の記録記事は臨済宗の本山「相国寺」を紹介してから「金閣」「銀閣」を書いていく順番にしようと思っていたが、地味なお寺の記事が続いていたから、たまにはきらびやかなのもよいだろう、と「鹿苑寺金閣」から始めることにしよう。


金閣池映り前景なし121013

 今回の京都旅行は、基本的に京都市内の中央から右側、つまり東山を中心に左京に限るつもりだった。
 ところが宿泊した松島橋のたもとのホテル前、河原町通りを金閣寺行きのバスが走っている。それなら交通の便がよいからと、金閣寺と大徳寺も行ってみることにした。


金閣・横から見上げ121013

 しかし、二日目には「哲学の森」を歩いていたから、「臨済宗相国寺派」の寺院で一番最初に訪問したのは「慈照寺銀閣」になった。その日はずうっと歩いて行ったから、銀閣寺到着は三時前くらい。陽の向きが悪かった。銀閣寺が逆光でよく見えないし、写真を撮っても味わいに欠ける。
 このときつくづく反省した。「美しい」と評判のところは「勝負は午前中」なのだ。午前中から昼前までよく陽が当たるように建物を建てる、というのはごくふつうのことで、だから午前中に行けば当たり外れはないだろう、と思う。
 というわけで10月13日朝一番の金閣寺、上の判断に間違いはなかったのである。


金閣・鳳凰見上げ121013

 「きんきらきんのものを見て何がおもしろいのか」とそれまでは半ばバカにしていた。自然を生かした建物であってこそ美しいのであって、人工的にきらきらした建物など、俗悪な趣味だろう、とそう思っていた。
 しかし、朝陽を浴びる金閣は美しい!
 やはり自分の目で実際に見てみない限りわからないものだ、とまたつくづく反省した次第だ。


金閣・池のアオサギ121013

 俗に金閣寺、銀閣寺というが、金閣寺と銀閣寺は相国寺の塔頭寺院の一つ、という扱いであり、相国寺は室町幕府第三代将軍足利義満によって創建された臨済宗の大本山となる寺院だ。じつをいうと、ぼくも今回の京都旅行で初めて知った。


金閣・池映り縦121013

 境内は金閣以外にもいろいろと見どころはあるのだが、金閣(正式には舎利殿)のあまりの迫力に、書院がどうのとか方丈がどうのとか言ってみても所詮は影が薄い。
 ここはすなおに鏡湖池の畔に建つ美しい眺めを味わい尽くしたい。 


金閣横側から松の向こう121013

 ところで、この金閣が炎上した事件は昭和25年のことだそうだ。ぼくはその年に生まれた。火を放った学僧はいったい何を考えていたのか。現在の金閣は、以前の解体修理の際に作成された旧建物の詳細な図面や写真・古文書・などをもとに、昭和27年から3年を掛けて復元再建されたものだそうだ。


金閣左横121013


金閣正面右斜め内部見える121013


 ---------------------------------

 毎年この時季になると慌てて年賀状の準備をします。
 数年前から、画像のデザインは次女に依頼するようにして、全体の調整や文字入れだけをぼくが担当。
 昨日は「自分がカットするつもりだった余分な尻尾の部分まで入れて、へびの画像が小さくなりすぎ」と次女からダメ出し。「今年はお父さんはやる気がないのか」とかみさんが尋ねられたそうで…、やれやれ…。
 最終的に夜になってようやくOKが出ました。

2012年12月14日

  1. 鹿苑寺・金閣(12/14)