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東福寺の伽藍

2012.12.08(18:30)

【東福寺の本堂と三門】

東福寺本堂と山門121010

 一般的に禅宗と呼ばれているのは「曹洞宗」「臨済宗」「黄檗宗」だ。
 このうち黄檗宗は江戸初期に伝わったもので、臨済禅の一派だから、現代でも臨済宗の公式ホームページに黄檗宗の寺院も載っていたりする。


【東福寺本堂軒下から三門を臨む】

東福寺本堂下から三門121010

 「曹洞宗」は道元の思想がしっかりしていて、只管打坐(しかんたざ)などの修行法も統一され、理解しやすい。
 ところが「臨済宗」は師匠が弟子に対して「公案」(いわゆる禅問答という言葉に代表される難解な問題)を突きつけ、弟子の悟りを促すという方法で伝授されていく。傍から見ているとどういう思想なのかが理解しにくい。
 大物の師匠が出ると、そこで弟子たちが一派を作るから「臨済宗○○派」がたくさんできてしまう。


【東福寺三門 〜 横から】

東福寺三門横から121010

 江戸中期に妙心寺派の白隠が各派バラバラだった公案と座禅による修行体系をまとめあげたそうだが、ぼくはまだよくわかっていない。
 十四派が知られていて、ぼくが今回の京都旅行で訪れた本山は、建仁寺派の建仁寺、南禅寺派の南禅寺、東福寺派の東福寺、相国寺派の相国寺、大徳寺派の大徳寺だ。ちなみに慈照寺(銀閣)や鹿苑寺(金閣)は相国寺派に属している。


【東福寺三門前のイブキ】

東福寺三門前のイブキ121010

 東福寺の記事が今回で終わり、創建時の順番なら次は南禅寺かというところだが、南禅寺に関する話題は江戸、明治初期までと長い。相国寺なら、なんといっても室町時代が中心だから、次回は相国寺と金閣・銀閣の順番にしていこうか、と思っている。


【東福寺三門 〜 正面から】

東福寺三門正面から121010


【東福寺本堂手前から方丈の門方向を臨む】

東福寺本堂手前から方丈の門方向を臨む121010


【東福寺方丈から経蔵を臨む】

東福寺方丈から経蔵を臨む121010


【東福寺禅堂手前から経蔵方向を臨む】

東福寺禅堂手前から経蔵方向を臨む121010


【東福寺禅堂】

東福寺禅堂121010


【三菱一号館前交差点のイチョウ】(付録)

三菱一号館前交差点のイチョウ121206

 12月6日、三菱一号館美術館へ「シャルダン展」を観にいってきました。
 そのついでに撮影したイチョウの黄葉です。

2012年12月08日

  1. 東福寺の伽藍(12/08)