
いよいよ12月30日です。
さすがにもう賞味期限切れということで、これを今年最後の紅葉写真としましょう。
撮影は12月9日、ラクウショウの木の下から見上げています。
メタセコイアと比べると、なんだかもっさもっさと雑然とした印象になるのがラクウショウの特徴です。

昨日も登場していた丸い樹形のイチョウを正面に、根岸森林公園の周回路を撮影してみました。
やはり12月9日の撮影です。

根岸森林公園の東の門近く、公園の中ではもっとも紅葉が遅いカエデが数本あります。
【キングの塔】(11月27日)

神奈川県庁本庁舎の塔は、通称「キングの塔」と言われています。
横浜税関の「クイーンの塔」はライトアップされるととても優美。それに対してがっしりした感じの「キングの塔」がきれいに飾られるのは、やはりイチョウの黄葉のシーズンでしょう。
上の写真では、旗がきれいに揃った瞬間を撮影するくらいの気は遣っています(笑)

みなさんへの年末年始のご挨拶は、明日の零時に、可愛いへびくんの年賀状を準備しております。

こんなに近づいて雑然としてしまうか、近いところの一枚一枚の葉は大きくしっかり写るのではないかとか、いろいろと悩みつつ撮ってみた写真。
なんとか雰囲気は出るものですね。


上の写真で見えているケヤキとイチョウの林、奥のほうへ入っていくとイチョウが少なくなり、ケヤキの大木が目立ちます。

前々日に掲載した写真で見えていたオオシマザクラとエノキに、もっと近づいて撮ってみた写真です。
どれもありふれた写真で、とりわけ美しいとかそういうことはないのですが、こういう写真はどこかごちゃごちゃとしまして、なかなかありのままには写ってくれず、カメラマンとしてはとても苦労して撮っています。

12月1日の根岸森林公園の紅葉、昨日に続いて年末へ向けての駆け込みです。
上の写真で、幹が太いのはモミジバフウ、ごくわずかですが黄色い葉が残っています。その奥のほう、幹が紅褐色の木はヒメシャラ、右奥のほうの灰褐色の幹はヤマボウシです。
12月1日はむやみにむずかしいこと、変わったことに挑戦した日で、うまくいったものもあれば失敗してまったくだめだったものもありました。
林の奥まである程度見えるように撮りたくて、f13.0 まで絞っています。Olympus のカメラ使用時には、なかなかそこまで絞れませんでしたが、フルサイズのカメラは大胆に絞らないと思うように撮れません。

上の写真、よく似た別の写真を出したことがあります。
今回は少しアレンジを変えてあります。
ISO2000、f11.0、1/30、露出補正1.67 という、ふだんはやらないような設定で撮っています。

こちらも、よく似た別の写真を出したことがあります。
前回より望遠を効かして対象に近寄り、近景に枯れ草の草むらが入っています。
ラクウショウのとんがり帽子の左の緑は杉。手前の緑がマテバシイです。
天候が突然崩れて突風が吹き始め、帰宅を決意して急ごうとしていながら、目の前のラクウショウの紅葉と曇天の空のコントラストに惹かれ、また三脚を下ろして、突風の合間に撮影しています。
これもまた ISO2000、f11.0、1/200、露出補正+0.67 なのですが、風が吹くのと遠くまでくっきり写したいため、ISO を上げ、強く絞って試してみました。

寒椿が咲いていますが、イチョウの黄葉が残っていて、両方を撮ろうと欲張った写真です。
木の幹や枝がごちゃごちゃと見えているのは、ほぼ葉を落としてしまったソメイヨシノです。オレンジ色の紅葉が少しだけ見えています。
空を背景にしたイチョウと、手前側で陽の当たっていないサザンカの、両方を見えるように撮るため、RAW現像時にシャドウ側を明るく、ハイライト側を暗く、かなり大胆に補正しています。

大掃除などやっていると瞬く間に時間が過ぎて、ブログの更新がついつい遅れてしまいます。
しかし、まさか年始に紅葉の写真を出すわけにもいかないだろうと、いまごろ12月1日に撮影した写真をあわてて整理しています。
上の写真、とんがり帽子はメタセコイア、その向こうの黄色はイチョウ、マテバシイやタブノキ、スダジイなどの常緑樹が池に影を落とし、遠くに旧根岸競馬場の一等馬見所跡の廃墟が見えています。

トップの写真の位置でカメラを左下のほうに振ったのが上の写真です。
オオシマザクラの黄葉とススキノ陰に、下から斜面を上っていく階段が見えています。

トップの写真で見えているイチョウの陰から撮影したのが上の写真です。
赤いウインドブレーカーのランナーの向こうに見えているオレンジ色の紅葉はオオシマザクラ、その右側の少し背が高い木はエノキです。

根岸森林公園の東端の門に近いアカシデの紅葉です。

同じく東端の門付近で撮影しました。
下の写真も同じです。

【わが家の紅葉】(12月1日)

玄関前のヒメシャラです。
今年は紅葉するとすぐに写真の右側のほうが葉を落としてしまい、それでは全部散ってしまう前にとあわてて撮影しました。

庭のドウダンツツジです。
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フルサイズのカメラをどこまで絞るべきか、相変わらず悩み続けています。
f9.0 でうまくいったのがトップの写真。シャッター速度1/40 と遅くなるので三脚を使用しています。解像度を高くしたいので ISO250 にしています。
3枚目、オオシマザクラの葉にもう少し解像度がほしかったところ、絞り方が足りないのか、露出のプラス補正+1.33 が強すぎたのか、いまひとつうまくいきませんでした。近くのイチョウの葉を明るくくっきりさせてなお、遠くのオオシマザクラの解像度も上げたい、ということに無理があるのかも知れませんが…。
【カトリック山手教会】

クリスマス・イヴの昨晩、かみさんと山手地区の夜を散策してきました。
【山手聖公会・月夜のイヴ 〜 礼拝の終了】

イギリス国教会の流れをくむ山手聖公会では、礼拝が終わったところでした。
【ベーリック・ホール】

平成12年まで、セント・ジョセフ・インターナショナル・スクールの寄宿舎として使用されていた建物です。
【ゲーテ座のステンドグラス】

日本最初の西洋式劇場と言われたゲーテ座のステンド・グラス。
【イタリア山公園・外交官の家】

【横浜ベイブリッジ】

【元町・アメリカ山公園のクリスマス・ツリー】

【元町・STAR JEWELRY 〜 チーム・サンタ 出動】

【横浜国際バプテスト教会 〜 イエスの誕生】

これはおまけで、24日朝に根岸森林公園前の通り・横浜国際バプテスト教会の前で撮影したものです。
毎年撮っています。

12月5日に撮影した三渓園内の「聴秋閣」です。

「聴秋閣」はもと三笠閣と呼ばれ、1623年に徳川家光が上洛した際、佐久間将監(さくましょうげん)に命じて京都二条城内につくらせたもの、と言われているようです。
三渓園のホームページによりますと、佐久間将監は小堀遠州(こぼりえんしゅう)と同時代に幕府の造営・修繕に関わる作事方を務めた人物です。両者ともに茶人として知られ、遠州はライバル的存在であったのかもしれない、とのこと。とてもおしゃれな建物です。

その後、聴秋閣は春日局が賜り、江戸稲葉候の邸内に写され、さらに大正11年に三渓園に移築されました。
内部が覗き込めるようになっていましたが、紅葉の時季だけで、ふだんは公開されていないようです。



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昨日は今年最後のSan Poの会がありました。
雨天でしたが、今年の締めくくりとしてやろうということになり、東京駅周辺の逓信総合博物館、貨幣博物館を見て、今年最後の懇親会を開きました。
また、家族ぐるみでお付き合いしていたKさん宅の次男の結婚式も、本日無事終了しました。
これでわが家の今年の公式行事としては、年賀状が残っているだけ。これも宛名書きはもう終了していて、一言コメントを残しているのみ。
明日の夜はカメラを持ってでかけようかなあ、と思っております。

寿塔とは長寿を祝って生存中に建てる墓のこと。
豊臣秀吉は、母大政所が大病にかかったとき、平癒祈願のために大徳寺内に天瑞寺を建てました。効験があって平癒したのを喜び、母の長寿を祝って1592年に石造りの寿塔を建てました。
この建物はその寿塔の覆堂であり、明治38年に三渓園に移築されました。
寿塔のほうは、現在大徳寺内に現存するそうです。
今回は12月5日に、三渓園のこの旧天瑞寺寿塔覆堂付近で撮影した紅葉の様子を紹介します。





更新が一日置きになってしまっていますが、その代わり、できるだけ質の高い写真をお届けするよう頑張っております。
横浜市内にお住まいの方は、来年は是非、紅葉の時季に三渓園までお出かけ下さい。臨春閣をはじめとして、ふだんは公開されていない建物や散策路が、紅葉の時季に合わせて公開されます。