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千五百羅漢巡り 〜 千葉県内房・鋸山日本寺南斜面

2012.12.19(10:48)

千五百羅漢を巡る道と階段121210

 鋸山(のこぎりやま)というと、山の崖の岩に彫刻された巨大な「大仏」とか、「百尺観音」の写真を見たことがあって、内房で気軽に立ち寄れる観光スポット、というイメージでいた。
 鴨川へ宿泊した家族旅行の帰り、大山千枚田付近を歩いたあと、「どこへ行こうか、鋸山にでも寄ってみようか」と長女の案内で軽い気持ちで立ち寄った鋸山だが、ロープウェイが点検整備中ということで、「百尺観音」の近くの駐車場まで有料自動車道を走り、そこから山頂展望台まで登ろう、ということになった。
 ふつうの展望台だけでなくて、「地獄のぞき」とか、とんでもなくこわい岩の上で景色を楽しんだあと、かみさんが「こちらから降りて行こう」と誘ったのが「千五百羅漢巡り」の階段を下っていくコースだった。


千五百羅漢の集団121210

 鋸山の南斜面は「日本寺」という現在は曹洞宗の禅寺の境内になっている。
 第九代の住職の発願で江戸時代に大野甚五郎が門弟27人とともに21年かけて1553体の石仏を刻み、鋸山の岩の洞などに安置したのが「千五百羅漢」だという。
 これがなかなかすばらしい。百聞は一見に如かずで、まずは写真を眺めていただきたい。


千五百羅漢小集団横121210

 下の縦の写真が、二枚横に並ぶよう、ブラウザの横サイズを調整していただければ見やすくなります。


千五百羅漢縦1121210 千五百羅漢縦3121210

千五百羅漢横1121210 千五百羅漢横2121210

千五百羅漢縦2121210 千五百羅漢縦4121210

千五百羅漢菩薩横900

千五百羅漢縦5121210 千五百羅漢縦6121210

千五百羅漢横4121210 千五百羅漢横3121210

千五百羅漢縦7121210 汗かき不動縦8121210

千五百羅漢横長900121210

千五百羅漢縦9121210 千五百羅漢観音縦10121210

 このような石仏群に出会うとは思っていなかった。
 山の南斜面を下る急な階段と道を、ずっと降りていく途中に、このような石仏群が岩を穿ったところに数多く安置されている。
 みなさんにもこのよさが伝わればいい、と願っている。


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 昨晩は「横須賀学院クリスマス音楽会第50回メサイア公演」に出かけたのと、この記事の写真枚数が多いため更新が遅れました。
 メサイアはすばらしい歌唱と演奏で、よい時を過ごさせてもらいました。

ラクウショウ(落羽松)の紅葉 〜 根岸森林公園

2012.12.17(11:05)

根岸森林公園落羽松の紅葉121217

 12月1日、朝曇っていたけれどもカメラを持って裏庭(根岸森林公園)まわりへ出かけました。
 途中から大幅に天気は崩れ、この写真を撮影していた頃は一時的に突風が吹き荒れる怪しい天候となりました。
 近景はソメイヨシノの紅葉、中間の距離左端はミズキ、やや左の落葉済の木はコブシ、赤いとんがり帽子がラクウショウ、その手前の緑の繁みはマテバシイです。

 Canon EOS 5D MarkⅢ、EF 24-105mm F4L IS USM 。
 ISO 2000、f/ 11.0、シャッター速度 1/80、露出補正 +1.00、焦点距離 70.0mm、WB オート
 Photoshop にて 露出-0.05、ハイライト0、シャドウ0、白色系0、黒色系0、自然な彩度+1、明瞭度+15
 めずらしく、この日は三脚使用していましたが、この写真は手持ちだったような気がします。
 (注)フォーカスはソメイヨシノの葉に合わせています。
    こういう写真、遠景が主なので遠くへフォーカスを合わせたくなりますが、
    ひと目見てきれいに見せるコツは、近景の紅葉にフォーカスを合わせ、強めに絞ることです。

 写真はたくさんあるのですが、いろいろとやらなければならないことが立て込んでます。
 昨晩記事をアップすることができず、こんな時間になりました。今晩は更新はお休みし、みなさんのところへうかがうようにいたします。

紅葉の臨春閣 〜 三渓園 12.12.05(2)

2012.12.15(17:00)

臨春閣奥部分正面121205

 横浜市・三渓園の「臨春閣」です。
 「臨春閣」は和歌山県岩出市にあった紀州徳川家の別荘「巌出御殿(いわでごてん)」を移築したものと言われています。紀州から徳川家八代将軍となった徳川吉宗は幼少期、巌出御殿に遊び育ったのだそうです。
 前回の記事で、臨春閣の座敷からは紀州の殿様気分を味わえると書きました。
 贅沢な庭の風景を味わっていただきたい、と思います。


黄色いカエデの臨春閣2121205

 建物が違うのではないか、と戸惑われるかも知れません。
 大きく二つの建物がL字型に繋がっています。
 手前部分は池に張り出し、奥の座敷は山際に寄っています。


黄色いカエデの臨春閣121205



臨春閣から架け橋の紅葉を臨む121205



臨春閣庭園のカエデ121205


臨旬春閣座敷の見通し121205


臨春閣内部から架け橋と松と紅葉横121205


臨春閣内部から張り出し部分を臨む121205

 奥の座敷から、池へ張り出した部分を見ています。


臨春閣廊下から内部と外121205

 建物の繋ぎの部分から奥の座敷のほうを見ています。


臨春閣座敷内部121205

 上の写真の真ん中辺りを、下の写真では正面から見ています。


火灯口121205

 禅宗寺院の「花頭窓」と同じ形をしています。
 「火灯口」と言い、二階へ上がる階段が見えています。


杉之絵の間天井

 「住之江の間」の天井の形にご注目。おもしろい区切り方をしています。


臨春閣庭園の架け橋室内より121205


臨春閣の蹲い121205

 「瓢箪紋手水鉢」というそうです。豊臣秀吉が愛用したもので、後年藤堂高虎が下賜され、伊賀上野城にあったものだそうです。これは7月22日の記事でも紹介しています。

 クリックしてみて下さい → 三渓園・7月の臨旬閣

鹿苑寺・金閣

2012.12.14(17:00)

金閣正面オーソドックス121013

 日本漢字能力検定協会が発表した2012年の世相を表す「今年の漢字」は「金」だそうだ。
 10月の京都旅行の次の記録記事は臨済宗の本山「相国寺」を紹介してから「金閣」「銀閣」を書いていく順番にしようと思っていたが、地味なお寺の記事が続いていたから、たまにはきらびやかなのもよいだろう、と「鹿苑寺金閣」から始めることにしよう。


金閣池映り前景なし121013

 今回の京都旅行は、基本的に京都市内の中央から右側、つまり東山を中心に左京に限るつもりだった。
 ところが宿泊した松島橋のたもとのホテル前、河原町通りを金閣寺行きのバスが走っている。それなら交通の便がよいからと、金閣寺と大徳寺も行ってみることにした。


金閣・横から見上げ121013

 しかし、二日目には「哲学の森」を歩いていたから、「臨済宗相国寺派」の寺院で一番最初に訪問したのは「慈照寺銀閣」になった。その日はずうっと歩いて行ったから、銀閣寺到着は三時前くらい。陽の向きが悪かった。銀閣寺が逆光でよく見えないし、写真を撮っても味わいに欠ける。
 このときつくづく反省した。「美しい」と評判のところは「勝負は午前中」なのだ。午前中から昼前までよく陽が当たるように建物を建てる、というのはごくふつうのことで、だから午前中に行けば当たり外れはないだろう、と思う。
 というわけで10月13日朝一番の金閣寺、上の判断に間違いはなかったのである。


金閣・鳳凰見上げ121013

 「きんきらきんのものを見て何がおもしろいのか」とそれまでは半ばバカにしていた。自然を生かした建物であってこそ美しいのであって、人工的にきらきらした建物など、俗悪な趣味だろう、とそう思っていた。
 しかし、朝陽を浴びる金閣は美しい!
 やはり自分の目で実際に見てみない限りわからないものだ、とまたつくづく反省した次第だ。


金閣・池のアオサギ121013

 俗に金閣寺、銀閣寺というが、金閣寺と銀閣寺は相国寺の塔頭寺院の一つ、という扱いであり、相国寺は室町幕府第三代将軍足利義満によって創建された臨済宗の大本山となる寺院だ。じつをいうと、ぼくも今回の京都旅行で初めて知った。


金閣・池映り縦121013

 境内は金閣以外にもいろいろと見どころはあるのだが、金閣(正式には舎利殿)のあまりの迫力に、書院がどうのとか方丈がどうのとか言ってみても所詮は影が薄い。
 ここはすなおに鏡湖池の畔に建つ美しい眺めを味わい尽くしたい。 


金閣横側から松の向こう121013

 ところで、この金閣が炎上した事件は昭和25年のことだそうだ。ぼくはその年に生まれた。火を放った学僧はいったい何を考えていたのか。現在の金閣は、以前の解体修理の際に作成された旧建物の詳細な図面や写真・古文書・などをもとに、昭和27年から3年を掛けて復元再建されたものだそうだ。


金閣左横121013


金閣正面右斜め内部見える121013


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 毎年この時季になると慌てて年賀状の準備をします。
 数年前から、画像のデザインは次女に依頼するようにして、全体の調整や文字入れだけをぼくが担当。
 昨日は「自分がカットするつもりだった余分な尻尾の部分まで入れて、へびの画像が小さくなりすぎ」と次女からダメ出し。「今年はお父さんはやる気がないのか」とかみさんが尋ねられたそうで…、やれやれ…。
 最終的に夜になってようやくOKが出ました。

小湊港の朝

2012.12.13(17:00)

朝の小湊港121211

 12月10日、外房の鴨川市小湊港にある「漁師料理 海の庭」という小さな旅館に宿泊しました。5階建てで全8室程度、こぢんまりとしている分、サービスは行き届き、魚の料理がとてもおいしく、量も食べきれないくらいでした。
 宿泊の最初は各自が浴衣を選ぶところから始まるのですが、さまざまな明るい柄のものがあり、帯と合わせて自由に選ぶことができるようになっています。なかなか気が利いています。
 貸し切り露天風呂があるので、これも家族で試してみました。


朝の小湊港の釣り仕度121211

 料金は一人分がぼくの京都の宿泊代金の倍を少し上回る程度です。たまの家族旅行だから贅沢だけどいいじゃないか、ということです。
 駐車場は宿の前の小湊港の駐車場の無料券をもらえるので、そこへ自動車を停められます。


朝の小湊港の停泊漁船121211

 小湊港は鯛ノ浦の観光船が発着する港で、防波堤の外側の岩礁地帯沖が鯛の生息地となっているようです。
 翌朝、朝食前に娘たちと港へ写真を撮りに出ました。
 こういう光景は宿泊しているからこそ撮ることができるのでしょう。日が昇りきってしまったら、こうした感じに撮ることはできません。


大弁天121211

 海岸の遊歩道を歩いて行くと、鯛ノ浦に浮かぶ小島、大弁天と小弁天が見えてきます。干潮のときは歩いてわたることができます。
 上の写真、くっきり見えているのは大弁天。小弁天は岬の黒い影の内側に隠れて真っ黒になっています。


大弁天と小弁天121211

 歩き進むにつれて、小弁天も見えてきました。


小弁天へ向かう

 鳥居のある島が小弁天です。娘たちによると、岩が濡れていてすべりそうなので、渡るのは断念した、とのことでした。


小弁天アップ121211

 これまでの写真、時間の経過が陽の高さと明るさの変化でなんとなくわかりますね。


岩場の黄色い花121211

 岩場の黄色い花。海岸の花に詳しい方、どなたかご教示下さいませ。


五色の砂はほとんどが貝121211

 この付近一帯の入り江は「蓮華ヶ渕」と呼ばれ、この海岸の砂はとりわけ輝きが美しく俗に「五色砂」と言われています。

 さて、小湊港の駐車場へ戻ってきて自動車を出そうとしてびっくり。ウインドウや車体にびっしりと白いものが…。一晩の海風の威力を思い知りました。(帰宅後翌日一番の仕事は車洗いでした)

根岸森林公園の紅葉

2012.12.12(14:25)

【馬の博物館のカエデ】(12月9日)

馬の博物館のカエデ121209

 本日は根岸森林公園で12月9日に撮影した写真です。


馬の博物館のカエデ逆光121209


【寒椿とメタセコイア】(12月9日)

寒椿とメタセコイア121209


【寒椿とイチョウ】(12月9日)

寒椿とイチョウ121209


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 12月10日と11日、長女の運転で、次女を含めて家族四人、鴨川シーワールドで半日たっぷり遊び、夜は豪勢な食事を楽しんで、翌日は鯛ノ浦周辺の海岸、誕生寺など散策し、大山千枚田を見て、午後は鋸山の千五百羅漢巡りなどハードに登り下りし、最後は木更津のアウトレットに寄って帰ってきました。
 ぼくとかみさんの宿泊費のスポンサーは長女。ありがたいことです。
 いずれ近日中、ここに写真が出てくると思います。

深大寺から、祇園寺、野川を経て柴崎駅へ 〜 第71回San Poの会

2012.12.09(17:30)

深大寺境内の紅葉3121124

 11月24日第71回San Poの会 の記録記事、前回は神代植物園の紹介で終わってしまっておりました。
 今回が最終回です。すでに深大寺境内に入り、カエデの紅葉の美しさに見とれております。


深大寺の紅葉4121124

 満功上人(まんごうしょうにん)というお坊さんが、出家して奈良で法相(ほっそう)を学び、帰郷後、この地に一宇(いちう)を建て深沙大王を祀ったのが733年、それがこれが深大寺創建だという伝説であるそうです。
 その後台蜜(天台宗系の密教)の寺院になって現在に至るそうですが、お寺のホームページを見ますと、「水と緑と蕎麦」というようなことが真っ先に出てきます(笑)。


深大寺の紅葉6121124


深大寺山門のにぎわい


祇園寺とムクロジの黄葉121124

 深大寺からは両側に植木屋さんの庭のある道から薬草園の中を通って、祇園寺へ出ます。
 こちらも深大寺同様、最初は法相宗で後に天台宗になったお寺のようです。


祇園寺のムクロジの実121124

 ムクロジの実は、果皮が界面活性作用をもつサポニンという物質を大量に含み、水に付けると泡立ち、石鹸代わりにも使えるそうです。また中の黒い種は、羽根突きの羽根の頭として使われてきたのだと、最近ブログのみなさんから教えていただきました。


祇園寺斜めとムクロジの黄葉121124

 ムクロジの黄葉は、このように撮るととてもよい絵になりますね。 


野川の桜の紅葉121124

 ここからふたたび野川の沿道に出て、京王線の柴崎駅へ向かいました。
 野川の沿道は桜並木です。春の花のシーズンはきれいでしょうね。でも、この紅葉もなかなかよい雰囲気だと思うのですが、いかがでしょうか。
 
 陽も傾いて、柴崎駅から京王線普通で2駅先の仙川駅に降りた時にはもうすっかり暗くなっていました。
 駅から10分ぐらい歩いて「湯けむりの里」で温まり、仙川駅近くのサイゼリアで懇親会となりました。

 ウォーキングの会の記録は、Olympus XZ-1 というコンパクト・デジカメを使用して記録しています。


【根岸森林公園のラクウショウの紅葉】(付録)

根岸森林公園のラクウショウ121209修正版

 Canon EOS 5D MarkⅢ、EF 24-105mm F4L IS USM 。
 ISO 1250、f/ 7.1、シャッター速度 1/100、露出補正 +1.33、焦点距離 105.0mm、WB オート
 Photoshop にて 露光量 -0.10、ハイライト-8、シャドウ 0、白色系-8、黒色系0、自然な彩度+2

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 じつは昨日、第72回San Po の会が開かれたのですが、ぼくはかみさんと一緒に村中俊之さんのチェロのソロ・リサイタルへ出かけておりました。
 リーダーのNさんはぼくのいない機会にと、みなとみらい〜横浜港〜山下公園〜港の見える丘公園〜山手・西洋館巡り のコースを企画して、最後は石川町駅付近で解散だったはずです。
 どちらにも参加したいのが本音ですが、身体はひとつしかありません。
 なお、事情がありまして明日10日と11日はブログの更新をお休みいたします。
 また12日にお会いしましょう。

2012年12月

  1. 千五百羅漢巡り 〜 千葉県内房・鋸山日本寺南斜面(12/19)
  2. ラクウショウ(落羽松)の紅葉 〜 根岸森林公園(12/17)
  3. 紅葉の臨春閣 〜 三渓園 12.12.05(2)(12/15)
  4. 鹿苑寺・金閣(12/14)
  5. 小湊港の朝(12/13)
  6. 根岸森林公園の紅葉(12/12)
  7. 深大寺から、祇園寺、野川を経て柴崎駅へ 〜 第71回San Poの会(12/09)
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